小学校3年生のお子さんへの教え方

家庭教師のやる気アシストへの学年別指導方法。小学校3年生のお子さんへの教え方を紹介します。
小学校3年生はどんなことを学ぶのか、アシストではどのような指導・サポートができるのかを紹介していきたいと思います。

文部科学省『生きる力』

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/

小学校3年生ではどんなことを学ぶの??

小学校3年生は全教科の中で国語を一番多く学びます。また、生活科がなくなり、理科と社会を新しく学び始めるのも特徴です。主要科目ではありませんが、総合的な学習と呼ばれる時間も確保されます。

国語では漢字は200字と2年生の160字からは40字しか増えませんが、「音読み」や「訓読み」、「へん」と「つくり」など深い部分まで掘り下げていきます。また、国語辞典の使い方を習うことも特徴です。そしてつまずくお子さんが多い「ローマ字」も学習します。

算数では割り算、小数点、分数、大きな数の足し算・引き算、掛け算の筆算、時刻・時間、長さ・速さなどを学びます。九九を基本とした割り算、筆算は3桁、4桁のものに発展します。小数点、分数では足し算、引き算も学習します。

区分第1学年第2学年第3学年第4学年第5学年第6学年
国語306315245245175175
算数136175175175175175
理科0090105105105
社会007090100105
生活1021050000
音楽687060605050
図画工作687060605050
家庭00006055
体育1021051051059090
道徳343535353535
外国語00003535
総合0070707070
特別活動343535353535
総授業数850910945980980980

小学校3年生のつまずくポイントは??

国語のつまずきポイント

国語のつまずきポイントは、「ローマ字」「国語辞典の使い方」「目的や相手を意識する」の3点です。具体的に見ていきましょう!

ローマ字

最初にも触れましたが、ローマ字の仕組みをしっかり理解させることが重要です。「か行」は「かきくけこ」だということも、しっかり覚えていなければなりません。ローマ字の仕組み、それぞれの行の音を覚えていなければ、1文字ずつ表で確認しなければ分からないという状態になってしまいます。
特にローマ字はパソコンやスマホなどの調べ学習にも使っていくので、しっかりと押さえておくことがこれからの学習効率に大きくかかわります。

国語辞典の使い方

この分野は3年生特有の分野です。あいうえおの順番はよいとしても、「は」「ぱ」「ば」の順番や、「や」「ゃ」の順番など、大人も?という内容があったりします。一覧表などを作っておくと、学習がしやすいと思います。

目的や相手を意識する

普段の会話の中でのお話です。小学校3年生は、まだまだ自分本位に話をしてしまいますが、国語の読解では、様子や行動、気持ちや性格について叙述をもとに読み取る力を求められます。つまり、目的や相手を意識することに重点が置かれています。
もちろん、語彙を増やしてアウトプットできる言葉の数を増やしておくことも肝要です。

算数のつまずきポイント

算数のつまずきポイントは、「割り算」「小数と分数」「単位」の3点です。

割り算

小学校3年生になって初めて勉強する割り算。2年生で学ぶ掛け算が理解できていないと苦戦してしまいます。それだけではありません。3年生では小数まで割り切る計算はせず、余りのある計算をします。余りの意味の理解や、まだ割れるはずが余りを多く残してしまうといったつまずきがよく見られます。
分数の理解や、5年生での学習などにも響くので、確実に身につけましょう。

小数と分数

今まで整数しか勉強してこなかったので概念自体につまずいてしまうお子さんも多いです。数直線を活用して勉強していきましょう。0.1=1/10が理解できるようになれば、Goodです。
さらに分数は計算方法が厄介です。1/3+1/3=2/6と間違えてしまうのがありがちです。分母と分子をしっかり理解して、分母が同じときは分子同士の計算をするんだよと教えてあげましょう。

単位

3年生で学ぶ単位は「長さと重さ」「時刻と時間」です。具体的には「km」や「kg」、「1分」や「1秒」を勉強します。2年生でかさ(lとml)を学んだので、1km=1000mは理解ができるかもしれませんが、1分=60秒の60進法にはつまずいてしまうお子さんが多いようです。
ここで、単位の関係性が理解できないと、5年生以降の学習で苦労することになってしまいます。

やる気アシストができる対策は??

小学校3年生の勉強、国語と算数で大事になってくることは、「会話の中に理由や詳細の問いをはさむ」だとアシストは考えます。
たとえば、「この人は、何でそう思ったんだろう?」「この問題をもう一回解いてみて。」などの質問をすることで、目的や相手を意識する視点が育っていきます。

昨今、映像授業やプリントなどが主流になりつつありますが、完全な1対1の指導ができる家庭教師だからこそ、学校生活に慣れて「中だるみの時期」などとも言われ、勉強がおろそかになってしまいがちな小学校3年生を有意義なものにできると考えています。

無料のパンフレットをお送りいたします。

目的別にみる家庭教師・勉強方法

アシストへお問合せいただくお子さんの中には、明確な目的をもってアシストで勉強を始めるお子さんも多くいらっしゃいます。

そんなお子さんのためにアシストでは目的に合わせた指導プランを考え、指導を行っています。目的別の指導方針・効果的な勉強方法について詳しくはこちらよりご覧ください。