横浜市都筑区の若者の居場所づくりへの取組

この記事では下記URLを参考にしています。

https://www.city.yokohama.lg.jp/tsuzuki/kosodate_kyoiku/
https://forest-1.com/ymsn/pdf/cds.pdf

近年、若者達のコミュニケーションといえば、ほとんどがSNSでのやり取りです。
すぐ隣にいる友人や家族内でもスマホでやり取りしたりする光景も多いでしょう。
スマホの普及により便利な世の中になりましたが、その反面若者達の人間関係における環境も大きく変化してきています。
人間関係がうまく構築できずに不登校になってしまったり、生きづらさを誰にも相談できず引きこもりになってしまう若者も多いです。
本記事では、このような若者の相談を受ける活動を行なっている神奈川県都筑区の取組についてご紹介していきます。

目次

横浜市都筑区「若者自立支援」の取組

横浜市都筑区は「若者自律支援」への取組を積極的に行なっています。
都筑区は市内で最も子どもの割合・家族数が多い「若い」区です。
そのため、子育てや教育に赴きをおき「子育
ここからは都筑区が行なっている具体的な「若者自立支援の取組」についてご紹介していきます。

若者自立支援機関とは

自立支援の中でも特に力を入れているのは「ひきこもりなど困難を抱える若者の自立支援」です。
ひきこもりと言っても「部屋から出られない」「家族となら外出できる」など状態はさまざまですよね。
そのような悩みを持つ15歳から39歳のひきこもり等の困難を抱える若者を対象に、一人一人状況に応じた継続的な相談・支援を実施しています。相談できるのは本人だけでなく保護者様からも受け付けています。
本人・家族だけでの解決は難しいですから、積極的に若者自立支援機関に相談するのが良いでしょう。
具体的な若者自立支援機関は次のような3機関に分けられます。

青少年相談センター

青少年相談センターは、ひきこもりや不登校など青少年やご家族が抱えているさまざまな問題について、電話相談や来所相談・グループ活動などを通じて社会参加に向けた継続的なフォローを行なっている機関です。
専門の相談員が相談に乗ってくれますので、集団になじめないなどの悩みや人間関係など多岐にわたる相談ができる窓口と言って良いでしょう。
本人だけでなく、家族も利用できるのが魅力的です。

地域ユースプラザ

地域ユースプラザは、不登校はじめ思春期や青年期の総合相談窓口です。
自立に向けた青少年の居場所の運営を行うほか、横浜市都筑区において青少年の支援活動に取り組む地域密着型の活動を行っています。
NPO法人の団体や区との連携も図る役割もあります。
家でも学校でもないサードプレイスの存在は、青少年達の心の支えになると言えるでしょう。

地域若者サポートステーション

地域若者サポートステーションは、地域や企業、NPO法人等とネットワークを構築し、若者無業者や社会的引きこもり状態にある若者たちの職業的自立に向けて支援を図ることが目的で、社会参加や就労に向けた包括的支援を実施しています。
相談員の専門的意見が必要になるので、キャリアカウンセラー、臨床心理士などの専門職が対応にあたります。
若者一人ひとりにあった支援プログラムが組まれることや、何より他の就労支援機関とも連携をとってくれるなど、手厚いサポートが魅力的です。

横浜市都筑区の若者自立支援機関の取組

横浜市が独自に設置している若者自立支援機関 には、大きく分けて次の2つがあります。
NPO法人地域ユースプラザとよこはま型若者自立塾です。
活動内容については前述の通り、ひきこもりや不登校などに関する若者とそのご家族を対象とした相談の他に、ひきこもりからの回復期にある青少年の居場所の運営、社会体験・就労体験プログラムなどを行っており、現在市内には4か所開所しています。

よこはま北部ユースプラザの活動

家族や友人や社会との関係で悩んだり、進学や就職などの進路を見失ったりと思春期・青年期の若者には様々なリスクや悩みが生じますよね。
こういった課題や悩みの総合的な問題を専門の相談員が受けてくれる場所があることを日頃から把握しておくと良いでしょう。
課題に対する相談をしていく間に、落ち着いて自分の時間を取り戻し、緩やかに社会参加につながっていくための居場所を運営しています。
対象となるのは、原則として横浜市に住む15歳から39歳の方とその家族です。
同じ悩みを持つ人と話すきっかけを作れるだけでなく、ありのままの自分を受け入れてくれる安心して過ごせる場所を運営していると言えます。

よこはま型若者自立塾

よこはま型若者自立塾は、別名キャリアデザインスクールともいい横浜市の補助事業の一つです。
対象者は横浜市内に居住している15~39歳までの方、長期にわたる不登校、ひきこもり状態にある若者などです。
体験活動等を通じて、自己肯定感の向上、低下した体力を回復するための体づくり、生活リズムの立て直し、及び他人との関わり方などの生活改善に向けた支援を目的としています。
具体的なプログラムは次のようなもので、好きなプログラムを選択することが可能です。

キャリアデザインに参加することで、自分の目標の姿を設計しその準備を行うことができます。
月~金曜日までの週 5 日プログラムで、参加期間は最短半日から最長6か月間のようです。
見学も可能ですし、初めての場合は希望のプログラムが初回無料なので、興味がある分野から取り組んでみるのも良いでしょう。
キャリアデザインに取組むうちに、アルバイトがしたくなったり、 職場体験を通して次に働く準備をする場所を決められるなど、未来を見据えて新しい一歩を踏み出せる機会になる支援活動ですね。

横浜市都筑区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ

今回は、若者の居場所づくりに積極的に取り組んでいる都筑区の活動について紹介してきました。
都筑区は「若者自律支援」への取組を積極的に行なうことで、子育て世代をはじめ、あらゆる世代が住み続けたいと思えるまちづくりの実現に取り組んでいる自治体であることがわかりました。
若者自立支援機関を設けることで、人とのつながりを大切にし、あらゆる悩みを持つ青少年や若者にとっても安心できるまち作りを行なっています。
キャリアデザインスクールは、自分の目標を再設定できる環境であると同時に、学校とは異なる学びの場です。
同じ悩みを持つ人と気持ちを共有できるメリットもありますし、対人関係を構築していくのにとても有効的な環境と言えます。
都筑区のような「若者自律支援」への取組が今後広まることが、不登校問題の解決の糸口になると言えるでしょう。

家庭教師のやる気アシストは横浜市都筑区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。

この記事を書いた人

家庭教師のやる気アシスト編集部

家庭教師のやる気アシスト編集部は小・中・高校生のお子さんを持つスタッフばかり。わが子の勉強に悩む当事者として、勉強のコツや不安など当事者の目線で記事にしています。
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