大阪府西淀川区が行う不登校児童支援事業について

この記事は以下のサイトを参考にしています。

https://www.city.osaka.lg.jp/nishiyodogawa/page/0000604285.html
https://nishiyodo-kodomo.net/
https://www.city.osaka.lg.jp/kyoiku/cmsfiles/contents/0000517/517247/reiwa4nendooosakashiritugakkou.pdf

昨今の教育問題の一つに不登校児童の増加問題があります。
多様化する現代社会や複雑な家庭環境など、不登校となる理由はさまざまです。

大阪市では、小学校や中学校を対象とした不登校児童の独自調査を行っています。
その結果、令和4年度の不登校児童数は令和2年度と比較し約1.3倍に増加しています。

西淀川区では深刻化する不登校児童問題に対し、さまざまな対策事業に積極的に取組んでいます。
本記事では、大阪市西淀川区が取組む不登校児童の支援事業についてをご紹介していきます。

目次

西淀川区の子どもと子育て世代の総合的支援体制

子育て世代に必要な支援体制は大きく分けて次の4つが該当します。
子育て情報の提供や育児相談サービス、子育て支援プログラム、保育サービス、地域コミュニテイの支援などです。
大阪市が平成28年に実施した「子どもの生活に関する実態調査」の分析によると、支援の必要な子どもや世帯は複合的な課題を抱えていることが多く、総合的な支援が必要であることが判明しています。
しかし現状は、支援が必要な家庭に各種施策が十分に届いていないといったことが明らかになりました。
ここからは、大阪市が子どもたちに必要な施策を広めるために行なっている方法についてご紹介していきます。

子どもサポートネット

大阪市は、子どもサポートネットを設置しています。
子どもサポートネットは、支援の必要な子どもたちを学校において発見し、区役所等の適切な支援につなぐという社会全体で支える区長のマネジメントによる新しい仕組みです。
すべての子どもたちの状況を把握するためには、教育・保健福祉・地域の各分野が連携体制をとることが必要不可欠です。
そこでこのような連携をとるために重要な役割を担っているのが、子どもサポート推進員などです。
つまり、推進員が支援を必要とする家庭を訪問することで、保健福祉制度の説明や子育てに関する情報提供等を行なっているのです。

オンライン学習教材デキタス

西淀川区では不登校児童生徒学習支援事業の一つとして、小中学生向けにオンライン学習教材を無償で提供しています。
この取組の対象となるのは、不登校児童の子どもたちやサポートネット事業で支援している子どもたちです。また、この活動は西淀川区独自の取組でもあり株式会社城南進学研究社との共創事業です。
このように、いつでもどこでも自分のペースで学習できる「オンライン学習教材デキタス」を無償で提供することで、学校に行けない・行きづらい子どもたちの支援を行なっているのです。また、子どもたちに家庭での学習する機会を与えることで子どもたちと保護者様の支援を行なっているのです。

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NPO法人西淀川区子どもセンター

西淀川区では、さまざまな事情を持つ子どもたちが安心して過ごすことができる居場所事業に取り組む「NPO法人西淀川区子どもセンター」があります。
NPO法人西淀川区子どもセンターは、地域住民全体に対して子どもたちに関する事業を行うことで、子ども自身の主体性を尊重した健全育成と、子どもたちが安心して暮らせるまちづくりをめざしています。次に具体的な事業活動をご紹介します。

居場所事業の取組

居場所事業の目的は、ひとり親家庭などさまざまな事情の子どもたちが、地域の中で安心して夜の時間を過ごすことにあります。
この取組は、西淀川区内に住む小学生から高校生以下の子どもたちが対象食生活の習慣、学習意欲、学校や友人関係の相談もできる場を目指しており、西淀川区内に住む小学生から高校生以下の子どもたちが対象とした取組です。
ただごはんを食べるだけでなく、スタッフと一緒に調理することからの活動なので、協調性や社会性を自然と身につけることができるのです。

ポピンズとてらこやプロジェクト

居場所事業の一つに相談室としての活動を行う「ぽぴんず」があります。
子ども自身、親自身が家族のことなど何でも気軽に安心して話せる場を提供しています。悩みを抱えているのは、子どもたちのみならず保護者も該当しますよね。
「ぽぴんず」はこのように親子で利用できる相談窓口としての機能も果たしています。
また「てらこやプロジェクト」では、学びなおしや芸術を通じた自己表現など、出会いと体験を通して生き抜く力を身につけていくきっかけ作りを行なっています。
具体的なサポート内容は計算・作文・料理などで、子どもたちの状況に合わせて日時を設定しています。

西淀川区での地域活動の取組

NPO法人西淀川区子ども支援センターは、地域セミナーや講演会などにも積極的に取組んでいます。
子どもと大人の良い関係作りに取り組むことは、子ども視点の考え方を地域に根付かせる活動であるとも言えるでしょう。認知度を広めるためにリサイクルバザーにも取組み
地域の方々との触れ合いの場を作っています。

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大阪市西淀川区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ

本記事では西淀川区の不登校児童支援事業の取組についてご紹介してきました。
西淀川区では、子どもたちが安心して暮らせるまち作りに力を入れており、NPO法人の取組も含み、学校・地域・保健福祉の連携体制が整えられている自治体であることがわかりました。
不登校児童の学習支援にも力を入れており、独自でオンライン教材を積極的に導入し体制を整えています。
西淀川区の活動を通して、地域からの理解や支援を得るにはNPO法人のような活動が効果的であることがわかります。
認知度を高めることが、日頃の活動内容を広めることにつながるのです。
人間関係の希薄化が問題視される現代においては、子どもたちの居場所を作り人と人が触れ合い繋がる場がやはり必要と言えます。

家庭教師のやる気アシストは大阪市西淀川区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。

この記事を書いた人

家庭教師のやる気アシスト編集部

家庭教師のやる気アシスト編集部は小・中・高校生のお子さんを持つスタッフばかり。わが子の勉強に悩む当事者として、勉強のコツや不安など当事者の目線で記事にしています。
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