大阪市住吉区が推奨する家庭スマホルールと目指す学校教育活動について
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000584739.html
https://www.city.osaka.lg.jp/sumiyoshi/page/0000500478.html
大阪市住吉区では、家庭でのスマホルール作りの推奨と、地域のニーズに合わせた学校教育活動の充実に向けた支援を積極的に行っています。
今回は、大阪市住吉区が推奨するスマホルールと学校教育活動の充実に向けた支援について具体的に紹介します。
大阪市住吉区が推奨するスマホルール
家族や友人との連絡、音楽や動画・ゲームなどの娯楽を楽しむことが出来るスマートフォン。近年では、動画やアプリを利用した学習方法やICT化推進によるタブレット学習の普及により、子どもたちがスマートフォンを利用する機会も増えています。利便性が高まる一方で、気付けば大人も子どもも長時間スマートフォンを利用してしまっているのではないでしょうか。
大阪市住吉区では、子どもたちがSNS等を通じたトラブルに巻き込まれることを防ぐためには、保護者が知識をしっかり持っておくことが大切だと考えており、家庭でのスマホルール作りを推奨しています。
ここでは、子どもが巻き込まれてしまう可能性のあるトラブルについて、また家庭でスマホルールを決める際に決めておきたいポイントなどを紹介します。
スマートフォン利用によって考えられるトラブル
スマホの長時間利用は睡眠不足などの生活リズムを崩す他、ストレートネックやブルーライトによる頭痛・肩こりなど、体に大きな影響を及ぼします。また、スマホの持ち方によっては、指の形が変形したり指の機能に支障も与えかねません。
他にも、「歩きながら」「自転車に乗りながら」の「ながらスマホ」で交通事故に巻きまれる可能性、写真や画像による個人情報流出、ネットで知り合った人と会うことによるトラブル、保護者が知らないうちにゲームで高額課金をしてしまうなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。常に子どものスマホ利用状況やスマホ以外に興味関心があるか、観察し子どもの状態を把握しておくことが大切です。
スマホルールを考える上のポイント
家庭でのスマホルールを考える際に、決めておきたいポイントはいくつかあります。
スマホを使う時間帯や使うときのマナーを決める
ブルーライトは目への影響だけでなく、睡眠を誘うホルモンの分泌を抑制してしまうため睡眠障害の原因になります。そのため、「寝る1~2時間前は利用しない」等のルールが必要です。
また、外での「ながらスマホ」も大変危険です。歩いてるときや自転車に乗っているときはスマホを触らない、といったルールも決めておきましょう。
スマホを自分の部屋にもっていかない
保護者が知らないうちにインターネット上のトラブルに巻き込まれた、といった事例は多数あります。スマホを触るときは保護者の目が届く範囲で利用する、自分の部屋では使わないなどのルールを決めておくといいかもしれません。
インターネットで個人情報を公開しない
様々なSNSが普及されている今、情報はあっという間に拡散されてしまいます。個人を特定できる情報(本名・生年月日・住所等)をSNS上に投稿するのは大変危険です。SNSを利用する際のルールについても、話し合って決めておく必要があります。
フィルタリング設定をしよう!
18歳未満の子どもがスマホを使う場合、フィルタリングの設定をしておきましょう。
違法・有料アプリの閲覧制限の他、ゲームやアプリの課金、スマホの利用状況や時間の確認、利用時間の制限など年齢や利用目的に合わせて様々な制限が可能です。
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大阪市住吉区の教育活動紹介
大阪市住吉区では、区の特性を生かした分権型教育行政※を推進しています。区の実情や、学校・地域のニーズを踏まえ、住吉区の学校教育活動の充実を目指して様々な支援を行っています。具体的な事例について紹介します。
学校同士・区同士が互いに切磋琢磨して教育改革を推進するため、また学校や地域のニーズに合った教育施策を進めるための仕組みのこと。
分権型教育行政には「校長の裁量拡大」「区担当教育次長への分権」の二つの要素がある。
【校長の裁量拡大】
学校長(校長)市長・教育委員会の設定する全市的な目標を踏まえて「学校の目標」と、達成するための「手段」を担う。
【区担当教育次長への分権】
区担当教育次長(区長)は、教育長の一定の権限と責任を分担し区内の教育行政を進めるため、学校の状況と進捗をモニタリングするとともに、学校・教育コミュニティをサポートする。
大阪市住吉区の学校における読書活動の推進
大阪市住吉区では、子どもたちの読書活動の推進に取り組んでいます。
大阪市立苅田小学校では、小学6年生を対象に「味見読書」を実施しました。
「味見読書」では、各グループに人数分の本(5~6冊)を配り、まずは1冊の本を3分ずつ集中して読みます。読み終わったら、ブックリストに感想をメモして隣の人に本を回し、順番に5~6冊全部の本を「味見」していきます。配られた本を次々に回しながら、全員が読み終わった後、グループのおすすめの本を発表し合う流れです。
普段読まない本を読むことで新しい世界が開ける他、本に対する興味関心も深まります。
だれもが楽しめるスポーツ「ボッチャ」体験
大阪市住吉区では、各小学校に「ボッチャ」というスポーツの用具を配備し、ボッチャを通した生涯スポーツの推進に取り組んでいます。
「ボッチャ」は東京2020年パラリンピックでも注目を浴び、年齢や障害の有無問わず誰でも楽しめるインクルーシブスポーツです。
大阪市住吉区も「ボッチャ競技」の普及啓発を積極的に行っており、競技人口は少しずつ増えてきています。令和4年度からは「すみよし区万博開催記念、ボッチャ競技大会」が開催され、12チームの老若男女が白熱した試合を繰り広げました。
ボッチャのルールと魅力
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツです。パラリンピックの正式種目で、2020年の東京オリンピックでは杉村英孝(すぎむらひでたか)選手が日本人で初の金メダルを獲得し、注目を集めました。
ボッチャでは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。競技は男女の区別のないクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦があります。
戦略はもちろん、チームでのコミュニケーションが勝利のカギとなります。年齢障害関係なくボールさえあれば誰でも楽しめる球技です。
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大阪市住吉区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
今回は大阪市住吉区が推進する教育活動とスマホルールについて紹介しました。スマホの普及とICT環境推進により、子どもたちがスマホやタブレット端末を利用する機会も増えました。トラブルに巻き込まれないように、スマホルールを決めておくのは大切ですね。
また、読書活動の推進や年齢障害関わらず誰でも楽しめるスポーツの普及など、社会教育にも力を入れていることが分かりました。
家庭教師のやる気アシストは、大阪市住吉区で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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