不登校の子の一歩が出ない・・・その一歩の踏み出し方

家で安心して過ごせるようになり、表情も明るくなり、学校の話がタブーでなくなり・・・と、客観的に見て心身ともに回復してくる頃、子どもは学校に戻ることを考え始めています。多くの子どもはそもそも学校に行きたいと思っているはずです。

ただ「自分は自分でいい」と内的な適応は可能になったものの、しばらく会っていない同級生に会うこと、勉強の遅れのこと等心配が次々と頭をもたげ、どうしても一歩が踏み出せないという時期が長く続くこともあります。この時期、時には不安定になったり、イライラしたりという姿も見られるようになり、親としては心配になりますが、これは不登校の始まりの混乱の時期の心の様相とは違うものです。

子どもの変化を認めること

学校に行かないということには変わりがなくても、不登校からの回復期には子どもは日々、変化をしています。
部屋を片付けたり、髪の毛を切りに行くと言ったり、体力をつけると言って筋トレを始めたり…。
中には「少し勉強しなきゃ」と参考書を広げたりする子どももいます。

このような様子が見られたら、親は「学校に行く日も近いのでは」と期待し、つい学校に行くことを促してしまいますが、焦りは禁物です。
低学年の子どもであれば親が一緒に登校したり、保健室まで付き合ったりという方法も有効ですが、小学校高学年以上になるとやはり基本的は子どものペースに合わせ、先回りはせず今の子どもの姿をそのまま認めるようにします。 

髪の毛を切りに行くと言う子どもなら似合う髪型を一緒に検索したり、筋トレを食卓で話題にしたり、個別塾や家庭教師を調べたり…。
半歩下がってついていくようなイメージで、基本的には今まで通り接していきましょう。

再登校への一歩

そうは言っても、エネルギーを持て余し気味の子どもを見るともどかしい気持ちになります。
心と身体と行動はつながっていますので、子どもの一歩踏み出したいけれど踏み出せない、という気持ち(心)がどうしても変わらなければ、行動(身体)を変えられるころがないか、学校以外の選択肢を探しておくとよいでしょう。
一歩を踏み出す先が何も学校でなくても良いものです。代わりの場所に興味を示すことがあります。

子どもにも「気持ちが変わりにくそうだけど、何か動きたそうに見える。何かないか探してみようか」などと尋ね、子どもが興味を持つ習い事や個別塾、家庭教師を一緒に調べてみたり、見学に行ってみたりするのも良いでしょう。
教育委員会管轄の相談室もあると思います。
公的相談機関の利用は無料ですし、少人数の適応指導教室があったり、学校への出席日数にカウントされたりすることもあります。

子どもの気持ちが変わりにくくても無理をさせず、過干渉にならないようにすることは意識しておきましょう。

どうする?学校とのかかわり

不登校の相談に行くと必ず登校刺激はよくない、本人の自主性に任せて待つこと、学校のことは言わない、ということをよく言われます。
ですが家庭で安心して過ごし、気持ちが安定しているのなら、かかわり方を変えることが必要になります。
子どもの心の回復状況に応じ、タイミング良く子どもの興味関心に合った学校からの誘いかけは、なくてはならないサポートです。
先生や友達の誘いが助けになりそうなタイミングなら、親が調整をして声をかけてもらうようにします。

コロナ禍で自宅でのオンライン学習の環境が整い、自治体によっては一定の要件のもとで、オンライン学習が出席扱いになることもあります。
在席校の校長先生の判断で評価を通知表に反映されることもあります。
不登校の回復期の過ごし方の一つの選択肢になるかもしれません。

先生によっては熱心に誘いかけをしてくれたり、家庭訪問をしてくれたりすることもあります。
子どもが先生の熱意に応えなければ申し訳ないと感じたり、劣等感や罪悪感を深めることになったりすると逆効果なので、頻度や時間は子どものペースに合わせてもらうよう、学校との協力関係を作れるとよいでしょう。

不登校の原因やきっかけが学校なら、つい子どもの前で学校や先生を批判したくなります。
ですが、親が不信感を露わにしているような学校には、子どもは足が向きにくくなります。
学校でなければできないサポートもありますので、学校と信頼関係を作ることは大切です。
先生とお話しにくければ、学校にはスクールカウンセラーが来ていることがありますので、相談してみるのもよいでしょう。
最後の一歩はやはり学校の力が大きいものです。

不登校の回復期には、一歩を踏み出したい、でも踏み出せないという子どもの心情を察し、出てきた前向きな気持ちの芽を摘んでしまわないように、自然に育っていくのを見守るような気持ちでいましょう。

学校以外の様々な選択肢を検討したり、見学や体験に行ったりしている内に、自信がつき、在籍校に戻るという選択をすることもあります。
いずれにしても焦らずあわてず、子どもの選択を待つことが大切です。

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やる気アシストで行う授業のフォローと勉強の習慣づけ

やる気アシストでは学校へ行くことができていないお子さんを多数任せていただいています。

不登校のお子さんは一人でいる時間がほかのお子さんよりも圧倒的に長くなり、必然的に孤独感を感じやすくなります。

また、お子さんが学校にいけないことで、勉強への不安やストレスを感じることもあるかと思います。高学年になってくると「勉強しなければ」という気持ちが強く、焦りや不安が募ってくるお子さんもいらっしゃいます。

アシストでは、このようなお子さんに寄り添い共感することでお子さんの孤独を回避しながら、お子さん1人ひとりにあった方法で少しずつ生活に勉強を取り入れていくところからスタートしていきます。

お子さんの勉強の習熟度に合わせたカリキュラムで「わかる」を引き出し自信や自己肯定感を高めていけるよう指導を行っていきます。勉強の習慣付けではお子さんの自主性を引き出すためにも、決して指示や過度なアドバイスはしません。

「できるところ」「得意なところ」から伸ばしていく指導で、達成感・充実感を感じてもらいながらお子さんが前に進めるようにそっとサポートをしていきます。

また、家庭教師の勉強法は、学校の授業のようにみんなが同じ内容を学習するというような指導ではなく、お子さんの様子を見ながら、分からない所・苦手・テストに出る箇所などお子さんにとって強化すべきポイントを集中学習することができるので、学校や塾に比べ、効率的に学習を進めていくことが可能です!

不登校の間、学校の勉強を両親が付きっ切りで見てあげたり、お子さんを面と向かって褒めるということはなかなか難しいというご家庭も多いです。家庭教師が間に入り、力になれることがあるかもしれません。不登校でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください!

ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得

やる気アシストでは、ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得し、不登校のお子さんをより深く理解し、寄り添い、正しい知識を持って指導に当たれる体制づくりに力を入れています。

認定資格を持つスタッフが中心となり、社内スタッフや家庭教師に向け、不登校の正しい知識をつけるための勉強会や指導を行っています。

また、不登校のお子さんを持つご家族の方に向けても、接し方や声掛けの方法などをお伝えさせて頂いており、ご好評いただいております。

不登校のお子さんは第三者として接することができる家庭教師という存在が大きな役割を果たすことが多いです。私たちアシストは、正しい知識を持った家庭教師が、お子さんの「やる気」や「自信」を引き出しながら、勉強面だけでなく、精神面でもお子さんの良き相談相手になれるよう、お子さんに寄り添いながら指導を行っていきます。

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体験授業では、同じようなお子さんを教えたことのある経験豊富なスタッフがお伺いして、ご家庭の要望やお子さんの希望をお聞きした上でぴったりの方法を一緒に考えていきます。

また、実際に指導が始まった後も気になることや心配なことがあれば、お電話にて専門スタッフが相談をお受けすることも可能です!

不登校は早期に対応することが大切です。具体的な質問や相談が無くても大丈夫!「不登校になってしまって不安…」といった曖昧なご相談でOK!
まずはお子さんのためにお早めにご相談ください!

無料のパンフレットをお送りいたします。