【英語】be動詞と一般動詞の見分け方

中学校で習う教科のなかでも特に苦手な人が多いのが英語です!

どうして英語が苦手な人が多いかというと、積み重ねの教科だからです。英語を苦手と思っている人は、大抵どこか1つの単元で「ん?」と思うポイントを作ってしまい、それをズルズルと引きづってしまうことにあります。

積み木でどんどん上に積み重ねていくとして、下の方でバランスの悪い位置に置いてしまうと、積み上げたうえでどれだけ頑張っても崩れてしまいますよね。なので、土台はとても大事なんです。

これは積み木的な教科である英語の勉強でも同じですよ!

なので今回は、英語が苦手な人の多くが最初につまずいてしまったと思われるポイントである「be動詞と一般動詞」について、おさらいの意味を含めて確認していきたいと思います!

目次

これって一般動詞?それともbe動詞?

一般動詞とbe動詞をちゃんと見分けられているのか確認するために〇×問題を出したいと思います。問題の後にスグ答えをのせてしまうので、下を見すぎないようにしてくださいね!では行ってみましょう!

  1. ambe動詞である(〇 or ×)
  2. likebe動詞である(〇 or ×)
  3. isbe動詞である(〇 or ×)
  4. run一般動詞である(〇 or ×)
  5. are一般動詞である(〇 or ×)
  6. swim一般動詞である(〇 or ×)

さて、1つ1つ解説していきましょう。

1.amはbe動詞?

答えはです!
be動詞というのは、主語とその状態や性質を繋ぎ合わせる役割がある動詞のことをいいます。
なので、be動詞自体には動作や状態などの意味は持ちませんが、「be動詞の後に続く単語は、主語が持つ性質や状態である」事を表すために必要なものとなります。数学で言う「=」の性質があります。

amはそのbe動詞の1つで、私を意味する主語であるIのとき以外は用いられません!
例.I am Karen. (私はカレンです。) 「I = Karen
例.I am a student.(私は学生です。) 「I = student
例.I am tired(私は疲れました。) 「I = tired

2.likeはbe動詞?

答えは×です!
likeは「~を好む」という一般動詞になります。一般動詞はその動詞自体に状態や動作などの意味を持ち、likeの場合は「〇〇は△△が好き」というように△△が〇〇の状態や性質を表したものではないので、be動詞ではありません。数学で言う「≠(イコールじゃない)」の性質があります。

例.I like Ben.(私はベンが好き) 「I ≠ Ben」
例.Andy likes soccer.(アンディはサッカーが好き) 「Andy ≠ soccer」
例.You like summer.(あなたは夏が好き) 「You ≠ summer」

3.isはbe動詞?

答えはです!
isはIやYou以外で、単数の主語の時に使われるbe動詞です。単数というのはHeやSheのように一人が主語であるものや、Thatやitのように「あれ」「それ」という一つの対象が主語となっているものの事をいいます。WeやTheyは複数人いる場合を表すのでisを使うことが出来ません。

例.He is a baseball player.(彼は野球選手です) 「He = baseball player」
例.She is from Singapore.(彼女はシンガポール出身です) 「She = from Singapore」
例.It is fun!((それは)楽しいね!) 「It = fan」

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4.runは一般動詞?

答えはです!
runは「走る」という動作を意味する動詞なので、be動詞ではなく一般動詞です。

例.I run faster than you.(私はあなたよりも早く走る) 「I ≠ you」
例.He run every morning.(彼は毎朝走る) 「He ≠ every morning」
例.We run for health.(私たちは健康のために走る) 「We ≠ for health」

5.areは一般動詞?

答えは×です!
areはamやisで表されるもの以外の状態や性質を示すためのbe動詞です。具体的には、YouやWe、theyなどがisで表されます。また、単数の主語がandで繋がれた場合もareが使われます!

例.You are pianist.(あなたはピアニストです) 「You = pianist」
例.We are family.(私たちは家族です) 「We = family」
例.John and I are in Tokyo.(ジョンと私は東京にいます) 「John and I = in Tokyo」

6.swimは一般動詞?

答えはです!
swimは「泳ぐ」を表すので、runやlikeと同じく一般動詞になります。

例.I swim in the sea.(私は海を泳ぐ) 「I ≠ sea」
例.Mary swims well.(メアリーは泳ぐのが得意だ) 「Mary ≠ well」

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be動詞と一般動詞の違いとは?

今回まとめたbe動詞と一般動詞の違いについて、図にしてまとめてみます。

こう見ると、動詞の後に続く単語の役割が全然違うことが分かると思います。

  • be動詞の場合、主語自身の説明が動詞の後に来る
  • 一般動詞の場合、動詞の補足が動詞の後に来る

という特徴を頭に入れて、be動詞と一般動詞の使い分けができるようになりましょう!

(be動詞のややこしいところは、主語によってam,is,areと変わるところだと思いますが、これについては別のページで解説します!良かったら読んでみて下さいね!)

英語でつまづくポイントはbe動詞だけでなく、三単現や過去形、比較級などたくさんありますが、
「学校の授業で勉強したけど忘れてしまった…」
「何を言っているのか分からずに進んでしまった…」
という方も多いと思います。

家庭教師のやる気アシストでは、1人1人違うつまづきポイントを見つけて定着するまで指導、学校の授業に追い付けるようにサポートをすることが出来ます!
学校の授業に追い付いて、楽しく授業を受けられるようにしたい!と思っているお子さんがいましたら、家庭教師のやる気アシストへ一声お掛け下さい!

この記事を書いた人
趣味:サイクリング

学習アドバイザー 後藤

家庭教師のやる気アシストで、学習アドバイザーとして年間600人以上のお子さんの勉強のお悩みを解決!たくさんのお悩みを解決してきた学習アドバイザーの目線から、勉強に関する様々なことを記事にしています。
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