【英語】つまずきやすいポイント!三人称単数現在形
中学1年生の英語の内容でつまづきやすいポイントがいくつかあると思いますが、その1つが
三人称単数現在形(三単現)
です!
どこで使うのかが分からなくて難しいと感じてしまうかもしれませんが、一度しっかり覚えてしまえば簡単です!
ということで、今回は中学1年生で学習する動詞を中心に三単現を学習していきましょう!!
三人称・単数・現在形とは?
三人称単数現在形とは、主語が三人称で単数のときの現在形の動詞のことです。名前の通りなのです。これの三人称単数現在形という頭の言葉を使って三単現と受験英語を勉強する中で呼ばれる事があります。
三人称と単数と現在形のそれぞれがよく分からないという人もいると思うので簡単に解説していきます。
三人称
自分(一人称)でも話し相手(二人称)でもない人や存在の事を三人称といいます。
例えば、私がAさんと、Bさんの事について話していたとします。
私は一人称であり、話し相手であるAさんは二人称となるので、話の中だけ登場した(話の場にはいない)Bさんは三人称となります。
このような時、Bさんが男性の場合He(彼)、女性の場合はShe(彼女)といいます。
ちなみにBさんがAndyという名前なら、それも三人称となります。
すなわち、He(彼),She(彼女),They(彼ら)などを三人称といいます。もし
あと、存在についても三人称を用います。
例えば、犬や猫などの動物です。
単数
単数とは「1人・1つ」を表すことをいいます。それ以外は複数です。
例えば、Iは私なので、1人ですね。これは単数です。
では、We(私たち)はどうでしょう?少なくとも2人以上という意味を持つので、これは複数となります。
このように考えていくと、
- I(私)
- You(あなた)
- He(彼)
- She(彼女)
- It(それ)
などが単数という事になります。
現在形
最後に現在形について考えてみましょう。
現在形とは、現在文に使われる動詞の形です。現在文とは
I play tennis.(私はテニスをする)
という習慣を表したり、
The sun rises in the east.(太陽は東から昇る)
という当たり前を表すときに使われる文です。
例えば、上二つの文で用いられているplayやrisesは現在形となります。
三人称単数現在形(三単現)とはつまり・・・
さて、三人称単数現在形に戻りましょう。三人称かつ単数であるときの現在形とは、まず三人称かつ単数を満たす主語を見つける必要がありますね。
この条件を満たす主語は、
- He
- She
- It
となります!また、HeやSheの代わりに名前が用いられていたり、Itの代わりに動物の名前や、当たり前なことを表す文の主語の名前になっていても問題ありません!
最後に、これらが現在形であるときに、三人称単数現在形の動詞が用いられます。
例えば、
He plays baseball.(彼は野球が好きだ)
She likes swimming.(彼女は泳ぐのが好きだ)
It rains tomorrow.(明日は雨が降る)
という三人称単数の主語の現在文があるとき、
plays,likes,rainsというように
元々の
play,like,rain
という動詞の原形の後ろにsを付けた形になっています!
要するに、He,She,Itなどの三人称単数の現在文に付ける動詞の形が三単現となる!という事です。
結局最初と言っていることは変わりませんね。
では、次に三単現のルールを見ていきましょう。
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三単現のルール
三単現とは、動詞の原形を少し変えた形のものがほとんどです。
代表的なルールは「後ろにs」「後ろにes」「後ろにies」となります。それぞれについて簡単に見ていきましょう。
原形の後ろにsがくる場合
多くの三単現は原形の後ろにsを付けるだけでOKです!
原形 | 三人称単数現在形 | 意味 |
play | plays | ~をする(~を演じる) |
live | lives | 生きる、住む |
like | likes | ~を好む |
rain | rains | (雨が)降る |
use | uses | ~を使う |
原形の後ろにesがくる場合
動詞の原形の後ろがo,s,ch,sh,xとなっている動詞の場合、その後ろにesを付ける、というルールがあります。
原形 | 三人称単数現在形 | 意味 |
cross | crosses | 横切る |
go | goes | 行く |
catch | catches | 捕まえる |
wash | washes | 洗う |
fix | fixes | 直す(修理する) |
原形の後ろのyを消してiesがくる場合
動詞の後ろが〇yとなっている場合、yを消してiesをつけるというルールがあります。
一方、-ay,-iy,-uy,-ey,-oyの場合はただその後ろにsを付けるだけでOKです!(play→playsなど)
原形 | 三人称単数現在形 | 意味 |
study | studies | 勉強する |
carry | carries | 運ぶ |
stay | stays | 滞在する |
その他
最後に、この例に漏れる動詞を紹介します。それは、haveです。
原型がhaveなので、三単現はhavesとしたいところですが、hasとなります。
中学の範囲で考えた時に、例外はこの動詞だけになるので、必ず覚えるようにしましょう。(haveは頻出動詞なので、勉強しているうちに覚えられると思います!)
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疑問文・否定文
それでは、三単現の時の疑問文や否定文の作り方を見ていきたいと思います。
まずは復習から始めていきましょう。
復習:一般動詞の疑問文・否定文
・一般動詞の疑問文
You play baseball.
→Do you play baseball?
※一番最初に「do」を用いて表現をする。
・一般動詞の否定文
You play baseball.
→You do not play baseball.
※動詞の前に「do not(dont’t)」を用いて表現する。
それでは三単現の場合どうなってくるのでしょうか?
早速見てみましょう!
三単現の疑問文
He plays baseball.
という文があったとします。
結論から伝えます。これを疑問文にすると
Does he play baseball?
というようになります。
注目するべき点は2点です。
①DoではなくDoesというものが使われている。
②playsのsが取れてplayになっている。【通称”動詞の原形”に戻っているといいます】
これは「plays」にあった三単現のsが「do」に移動したと考えると理解がしやすいと思います。
三単現の否定文
同じ様に見ていきましょう。今回はサクッといきます。
He plays baseball.
という文があった時、これを否定文にすると
He does not play baseball.
というようになります。
こちらも同じ様に短縮形があり、doesn’tと表現することができます。