【英語】過去形(be動詞)、過去進行形

前回は、一般動詞の過去形を学習しましたね!
「ed」をつけるだけで過去形になるものもあれば、不規則変化をするものもありましたね。

今回は、一般動詞ではなく「be動詞の過去形」について学んでいきます。
be動詞とは、[  is, are, am  ]などのことを言います!
これらを過去表現で使用したい場合、どのように変化するのでしょうか?みていきましょう!

加えて、過去進行形という新たな時制を表現する方法についても解説します!
今回学習するbe動詞の過去形を使用するため、一緒に学習します。

難しくないので両方とも完璧にしましょう!

目次

1.過去形(be動詞)

ではさっそく、be動詞を 過去形に変えましょう!
be動詞の過去形も暗記するしかありません!
一般動詞に比べて、はるかに問題数が少ないので確実に点数を取りましょう。
まず、結論を述べ、その後に具体的な英文を紹介します。

be動詞の過去形 まとめ

be動詞の過去形には、 「was」と 「were」があります。
使い分けは以下のようになっています。

主語be動詞過去形
am was
He
She
It
iswas
You
They
arewere

例①:was

皆さんが今まで学習してきた表現では、

am at home today.
「私は今日家にいます。」
と表現することができます。

では、昨日のような「過去」を表現するにはどうしたらよいでしょうか?
be動詞を原形から過去形にしましょう。
昨日という意味であるyesterdayも文末に入れましょう。

was at home yesterday.
「私は昨日家にいました。」
 これが過去形による表現です。

つまり、「am」の過去形は「was」です。
この要領で、各be動詞と対応する過去形を覚えていきましょう!

例②:was

 まずは今までに習った表現です。
She is my teacher.
「彼女は私の先生です。」

 これを過去形にすると、
She was my teacher.
「彼女は私の先生でした。」
つまりamと同様に、「is」の過去形は「was」だとわかります。

例③:were

 まずは今までに習った表現です。

You are my classmate.
「あなたは私のクラスメイトです。」

 これを過去形にすると、
You were my classmate last year.
「あなたは去年私のクラスメイトでした。」

したがって、「are」の過去形は「were」だとわかります。

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2.疑問文と否定文(be動詞の過去形)

be動詞の過去形、肯定文について上記で説明してきました。
今回もいつもと同様に、疑問文・否定文の作り方を覚えましょう。
では、be動詞の過去形の、疑問文・否定文を見ていきましょう!

疑問文

be動詞が過去形になってはいるものの、通常と疑問文の作り方は変わりません。
She was my girlfriend.
↓疑問文
Was she your girlfriend?
-Yes, she was.
-No, she wasn’t [was not].
(彼女はあなたの恋人でしたか?)
「is」が「was」に変わっただけで、難しくはないはずです!

「were」の場合も同様です。
Teachers were at school yesterday.
↓疑問文
Were teachers at school yesterday?
-Yes, they were.
-No, they weren’t [were not].
(昨日先生たちは学校にいましたか?)

否定文

疑問文が出来れば、否定文もできるはずです!
確認していきましょう。
was at home yesterday.
↓否定文
was not [wasn’t] at home yesterday.
(私は昨日家にいませんでした。)
もちろん、「were」の場合も同様です。

3.過去進行形

be動詞を使用した肯定文・疑問文・否定文は、理解できたと思います。
では、次は「過去進行形」を学習していきましょう。
どんな状態を示しているのか分からない方も多いかと思いますが、例文とともに丁寧に解説するので安心してください!

その前に、復習として、現在進行形について確認しましょう。

現在進行形(復習)

am reading a book now.
「私は本を読んでいるところです。」
これが、現在進行形でしたね。
「be  動詞+ing」で、今ちょうど進んでいることを表しています。
現在形と比べて、ピンポイントの時間軸で話しています。

過去進行形って?

現在進行形について復習しましたが、「過去進行形」とはなんなのでしょうか?
現在進行形と同様に、ピンポイントの時間軸を表現しています。
つまり、過去のピンポイントの行動に焦点をあてているのです。
「~した」ではなく、「~していたところだ」ということです。

分かりづらいと思うので、具体例を見ていきましょう!
When I got home, my sister was reading a book.
「私が帰宅したとき、妹は本を読んでいました。」
これが、過去進行形です。
「be  動詞+ing」という形自体は同じです。be動詞が過去形になっているだけです。

過去進行形を作るのは難しくないと思いますが、概念が難しいですよね…
過去形と過去進行形の何が違うかわかりますか?
進行形は、現在形と比べて、ピンポイントの時間軸で話しています。
したがって、「ちょうど~していた」「そのときは~していたところだ」のようなタイミングで使用します。
過去形のように幅広い時間は示しません。

過去進行形と過去形の違い

とはいえ、言葉で説明されてもなかなか分からないと思うので、いくつか例文を紹介し、違いを解説します。

①Mika talked with her teacher yesterday.
「ミカは昨日先生と話しました。」

②When I got to school  yesterday, Mika was talking with her teacher.
「私が昨日学校についたとき、ミカは先生と話していました。」

 この2つの文章の差は分かりますか?
①が過去形、②が過去進行形です。

①は、昨日という幅広い時間のなかで、「話した」という行動があったことを示しています。
具体的にどの時点かどうかは表現していません。

一方、②の過去進行形では、昨日のある瞬間・ある一時点で「話した」と言っているのです。
 その瞬間とは、「私が昨日学校についたとき」です。
これは、瞬間を示しており、時間に幅はありません。
これが過去進行形の特徴です。

♦過去進行形と過去形どちらを使うべきか見分けるコツ!

  • 「その瞬間、ちょうど~していた」という日本語訳にしても違和感がない
  • 訳す前の文章が「~した」ではなく「~していた」

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4.疑問文と否定文(過去進行形)

疑問文

be動詞が過去形になってはいるものの、現在進行形の疑問文の作り方と変わりません。

You were talking with Miku then.
↓疑問文
Were You  talking with Miku then?
-Yes, I was.
-No, I wasn’t [was not].
(そのとき、あなたはミクと話していましたか?)
「are」が「were」に変わっただけで、難しくはないはずです!

否定文

過去進行形の否定文についても学習していきましょう。
こちらも、現在進行形の否定文と同じ要領で作りましょう。

was studying then.
↓否定文
was not [wasn’t] studying then. 
(私はそのとき、勉強していませんでした。)

疑問詞を使った疑問文

疑問詞が入っても、疑問文を作れるようにしておきましょう!
基本的に、現在進行形とほとんど変わりません。be動詞を過去形にするだけです。

「あなたはそのとき、何をしていましたか?」を英訳してみましょう。
What were you doing then?
(あなたはそのとき、何をしていましたか?)
– I was studying at home
(家で勉強してていました。)

be動詞の過去形、過去進行形について理解できましたか?
be動詞は過去形にしたとき、「was」「were」どちらになるかしっかり暗記しましょう!
また、過去進行形が表す時制をしっかり理解しておきましょう。

この記事を書いた人
趣味:お城巡り

学習アドバイザー 広田

関西大学大学院を卒業後、小6・中3・高3の受験生を主に指導をしてきました。学生の悩み相談を受けているうちに勉強に悩む子を救ってあげたいという気持ちが強まり学習アドバイザーとなりました。勉強に悩む保護者さまやお子さんにお役に立てる記事を配信していければと思います。
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