【国語】名詞の働きと種類
前回は形容詞と形容動詞について学んでいきました。
今回も引き続き品詞について学んでいきます。ターゲットは名詞です。
働きや種類について学んでいきたいと思います。
品詞とはどんなものだったかの復習はコチラの記事を参照してみてください。
目次
1.名詞の働き
名詞とは自立語のうち、活用しないもので、単独で主語になれるもののことを言います。文の中で物や事柄を表します。
- 今日はシチューが食べたい。
- 鈴木君は6時に帰宅する。
- それは立派なことだ。
名詞を含む文節は、色々な文の成分になれます。文の成分に関してはコチラの記事で復習しておきましょう。
- 小学生たちが/遊んで/いる。→主語
- 姉は/社会人だ。→述語
- 毛糸の/セーターを/編む。→連体修飾語/連用修飾語
- 皆さん、こんにちは。→独立語
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2.名詞の種類
名詞の種類を幾つか紹介していきます。
- 普通名詞
一般的な物事の名前を表す名詞です。
(例)山、動物、ねこ - 固有名詞
人名や地名など、あるものに固有の名前を表す名詞です。
(例)富士山、日本、徳川家康 - 代名詞
人や物事を指し示す名詞です。2種類があります。
①人称代名詞:人を指し示す代名詞です。
(例)私、あなた、彼
②指示代名詞:物事、場所、方向を指し示す代名詞です。
(例)これ、ここ、こちら - 数詞
物の数や量、順序などを表す名詞です。
(例)一つ、10グラム、百円 - 形式名詞
もとの意味が薄れ、補助的な意味を表す名詞です。
(例)こと、もの、とき
食べることが好きだ。(「こと」は本来普通名詞) - 転成名詞
他の品詞が転じて名詞になったものです。
(例)流れ、近く、優しさ
川は流れはゆるやかだ。(「流れ」は本来動詞)
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