【東京都】2025年度(令和7年度)公立高校入試情報
東京都教育委員会から発表された情報をもとに東京都の公立高校の高校受験情報や過去問を参考にした出題傾向をご紹介しています。
また、やる気アシストで勉強をした先輩の合格体験記など、志望校選びや受験対策にお役に立てる情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
東京都の公立高校の入試日程
東京都の公立高校の2025年度の入試日程です。
2026年度(令和8年度)の入試日程は、公開され次第、順次掲載していきます。
推薦に基づく選抜
■出願受付期間 :令和7年1月9日(木曜日)から16日(木曜日)まで
■実施日 :令和7年1月26日(日曜日)・27日(月曜日)
■合格発表日 :令和7年1月31日(金曜日)
学力検査に基づく選抜
第一次募集及び分割前期募集
■出願受付期間 :令和7年1月30日(木曜日)から2月5日(水曜日)まで
■実施日 :令和7年2月21日(金曜日)
■合格発表日 :令和7年3月3日(月曜日)
分割後期募集及び全日制第二次募集
■出願受付期間 :令和7年3月6日(木曜日)
■実施日 :令和7年3月11日(火曜日)
■合格発表日 :令和7年3月14日(金曜日)
東京都の選抜方法と合否判定
推薦に基づく選抜
推薦に基づく選抜として、一般推薦、文化・スポーツ等特別推薦(以下「特別推薦」という。)及び理数等特別推薦(以下「特別推薦(理数)」という。)を設ける。
推薦に基づく選抜の目的
- 一般推薦
基礎的な学力を前提に、思考力、判断力、表現力等の課題を解決するための力や、自分の考えを相手に的確に伝えるとともに、相手の考えを的確に捉え人間関係を構築するためのコミュニケーション能力など、これからの社会にあって生徒たちに必要となる力を評価し、選抜する。 - 特別推薦
各都立高校の個性化・特色化を推進するため、卓越した能力をもつ生徒の力を評価し、選抜する。 - 特別推薦(理数)
科学技術の根底にある理数系分野の素養を前提に、探究の過程を通して、課題を解決する力や、他者の考えから自分の考えを深めるとともに、新しい価値を生み出す創造性など、変化し続ける社会にあって生徒たちに必要となる力を評価し、選抜する。
選考方法
一般推薦の選考
選考は、各都立高校があらかじめ定めた選考方法に基づき、調査書、個人面接(集団討論を実施する学校は集団討論を含む。)、小論文又は作文等の検査を総合した成績(以下「総合成績」という。)、入学願書による志望及び都立高校長が必要とする資料(自己PRカードを含む。)により行う。
特別推薦の選考
選考は、各都立高校があらかじめ定めた選考方法に基づき、総合成績により行う。
特別推薦(理数)の選考
選考は、各都立高校があらかじめ定めた選考方法に基づき、総合成績により行う。
合格候補者の決定
一般推薦及び特別推薦を実施する都立高校
- 全ての種目等の募集人員を男女別に定めて特別推薦を実施する場合
種目等ごとに、当該種目等の男女別の募集人員に相当する人員を、当該都立高校があらかじめ定めた選考方法により男女別の総合成績の順に決定し、これを当該種目等の特別推薦合格候補者とする。ただし、当該種目等の特別推薦合格候補者の人員は、当該都立高校があらかじめ定めた当該種目等の男女別の募集人員を超えてはならない。 - 全ての種目等の募集人員を男女合同に定めて特別推薦を実施する場合
種目等ごとに、当該種目等の募集人員に相当する人員を、当該都立高校があらかじめ定めた選考方法により総合成績の順に決定し、これを当該種目等の特別推薦合格候補者とする。ただし、当該種目等の特別推薦合格候補者の人員は、当該都立高校があらかじめ定めた当該種目等の募集人員を超えてはならない。 - 種目等ごとに募集人員を男女別又は男女合同に定めて特別推薦を実施する場合
募集人員を男女別に定めた種目等ごとに、当該種目等の男女別の募集人員に相当する人員を、当該都立高校があらかじめ定めた選考方法により男女別の総合成績の順に決定し、これを当該種目等特別推薦合格候補者とする。ただし、当該種目等の特別推薦合格候補者の人員は、当該都立高校があらかじめ定めた当該種目等の男女別の募集人員を超えてはならない。
一般推薦のみを実施する都立高校
当該都立高校の推薦に基づく選抜の募集人員に相当する人員を、当該都立高校があらかじめ定めた選考方法により総合成績の順に決定し、これを当該都立高校の一般推薦合格候補者とする。
特別推薦(理数)のみを実施する都立高校
当該都立高校の特別推薦(理数)の募集人員に相当する人員を、当該都立高校があらかじめ定めた選考方法により男女合同の総合成績の順に決定し、これを当該都立高校の特別推薦(理数)合格候補者とする。
合格者の決定
- 当該都立高校長は、選考委員会で決定した合格候補者を合格者として決定する。
- 合格者として決定した後にコース及び科(分野)を変更することはできない。
学力検査に基づく選抜
選考方法
選考は、調査書、学力検査(面接、小論文又は作文及び実技検査を実施する都立高校にあってはそれらを含む。)及び点数化したスピーキングテスト結果を総合した成績(総合成績)、入学願書による志望及び都立高校長が必要とする資料により行う。ただし、点数化したスピーキングテスト結果は、原則、英語の学力検査を実施する都立高校においてのみ、選考に用いる。
なお、面接実施校においては、自己PRカードを面接資料として活用する。ただし、自己PRカードは点数化しない。また、面談を実施する都立高校にあっては、面談は点数化しないが、選考に当たっては、面談の結果にも十分配慮する。
学力検査の得点(学力検査を実施した教科の得点の合計。ただし、傾斜配点を行う教科については、傾斜配点を行った得点とする。)と調査書の各教科の学習の記録を点数化したもの(以下「調査書点」という。)の比率については、次のとおりとする。
ア 全日制は、7:3とする。ただし、芸術及び体育に関する学科は6:4とする。
イ 定時制は、7:3又は6:4のどちらかとする。
なお、学力検査の得点と調査書点の合計は、1000点を満点とする。さらに、点数化したスピーキングテスト結果を加えた合計を「総合得点」といい、1020点を満点とする。
スピーキングテストの結果の点数化については、以下のとおりとする。
ア スピーキングテスト結果について、Aは20点、Bは16点、Cは12点、Dは8点、Eは4点、Fは0点とする。
イ スピーキングテスト不受験者については「仮のスピーキングテスト結果」を算出し、点数化の上、加点することで不利にならないよう取り扱うものとする。ただし、以下の(ア)に該当しない者がスピーキングテストを受験しなかった場合、「仮のスピーキングテスト結果」は算出せず、加点しない。
ウ 都内特別支援学校及び中学校の特別支援学級に在籍している者のうち、本人の希望によりスピーキングテストを受験した者は、スピーキングテスト結果をアに従って点数化する。
エ 都内公立中学校に在籍していない者のうち、本人の希望によりスピーキングテストを受験した者は、スピーキングテスト結果をアに従って点数化する。
面接、小論文又は作文及び実技検査の結果については、各都立高校が適切に基準を定めて、それぞれ点数化する。
合格候補者の決定
合格候補者数については、入学手続者数が募集人員に対して過不足のないよう、適切に決定する。ただし、分割募集を行う都立高校については、分割前期募集における募集人員に相当する人員を合格候補者数の上限とする。
合格者の決定
- 当該都立高校長は、選考委員会で決定した合格候補者を合格者として決定する。
- 合格者として決定した後にコース及び科(分野)を変更することはできない。
過去問から読み解く、東京都の高校入試のチェックポイント!
国語
東京都の国語は、5つの大問で構成されています。
漢字の読み書きが2つ、小説文、論説文、現古融合問題の構成です。
論説文には課題作文も含みますが、それ以外の設問は選択式になっています。
設問数自体は少ないですが、文章量が多いので、高い集中力と持続的な思考力が必要です。
限られた時間で相当量の文章を読めるように過去問演習を行っていくことが大切になります。
数学
東京都の数学は、5つの大問で構成されています。
大問1が小問集合、大問2が文字式を用いた証明問題、大問3が一次関数、大問4が平面図形、大問5が空間図形という傾向があります。
難易度としては高くはないため、いかに教科書の基礎と基本を押さえていくことが大切です。過去問を解いて苦手な分野を洗い出し、それを学校の問題集などで対策をしていくと力になっていきます。
英語
東京都の英語はリスニングを含めて4つの大問で構成されます。
リスニング、図表を含む対話文やメールの複合問題、長めの対話文読解、物語文読解4つという構成です。
国語と同じく、文章量が多いことが特徴として挙げられます。過去問を通して高い集中力と持続的な思考力を養っていきましょう。さらに中学の基本文法をマスターして長文読解に挑んでいきましょう!
理科
東京都の理科は6つの大問で構成されます。
小問集合2つと、物理・化学・生物・地学の分野から各1つずつという出題傾向です。
マークシート方式がほとんどで、一部記述問題が出題されます。基本的な問題が多いですが、一部科学的思考力や論理的思考力を問う問題も出題されるので、深い知識まで得ることで差別化を図ることができます。
そういはいっても基本的な部分が大部分を占めるので教科書を中心に基本事項を抑えることで安定した結果を叩けるかと思います。
社会
東京都の社会は6つの大問から構成されています。
小問の数も20問と決まっているのが、東京都ならではの傾向です。また、記述問題が必ず出題されるので、現代社会を分析させるやや難しい難易度の問題も出題されます。
地形図の読み取りは必須でできるようにしておくことと、統計表やグラフから読み取って短文でまとめる練習は必ずしておいた方が良いと思います。
過去問で入試対策!東京都の公立高校入試問題の解答と解説
令和5年度(2023年度)の公立高校入試の過去問題
令和5年度 東京都公立高校入試(国語)>
令和5年度 東京都公立高校入試(数学)>
令和5年度 東京都公立高校入試(英語)>
令和5年度 東京都公立高校入試(理科)>
令和5年度 東京都公立高校入試(社会)>
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