【滋賀県】令和3年度/2021年度入学者高校入試選抜試験:社会の解説
滋賀県の2021年3月実施の令和3年度(2021年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。
受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。
また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。
今年の滋賀県の社会は3つの大問から構成され、それぞれ地理・歴史・公民がテーマになっています。
難易度としては難だと思います。記述問題が出題されることは例年通りですが、今年は選択問題の難易度が高く深い理解を求める問題が多く出題されたように感じます。
逆に記述問題は読み取り問題が主だったので今回は得点源に出来る問題だったと思います。
【滋賀県】令和3年度一般入学者選抜の過去問はこちらから
大問1
問題文
若菜さんのグループは社会科の調べ学習で、世界のおもな農産物について調べて発表することになりました。資料1をみて、後の1から6までの各問いに答えなさい。
1 資料1から読み取れることとして適切なものはどれか。次のアからエまでの中から1つ選びなさい。
ア 米・小麦・とうもろこしのうち、生産量が最も多いのは、小麦である。
イ 米・小麦・とうもろこしの精算割合上位5か国は、すべて北半球に位置している。
ウ 米・小麦・とうもろこしのいずれも、精算割合上位5か国で60%以上を占めている。
エ 米・小麦・とうもろこしのうち、中国で生産量が最も多いのは、とうもろこしである。
2 資料1の米の生産に関連して,若菜さんは米作りにかかわる写真をみつけました。この地域では,年に2回米を作ることがあります。このように,同じ土地で年に2回米を作ることを何というか。書きなさい。
3 若菜さんのグループは、資料1の小麦、とうもろこしの精算割合が高いアメリカについて、説明文1、略地図1を使って発表することにしました。後の(1),(2)の問いに答えなさい。
説明文1
アメリカでは、小麦やとうもろこしの多くは、略地図1が示すロッキー山脈の東側に広がる内陸部で栽培されています。
( )的農業が多く、センターピボットや大型機械などを使い、少ない人数で効率よく生産が行われています。
(1)説明文1の( )にあてはまる語句を漢字2字で書きなさい。
(2)略地図1の①から③にあてはまる語句の組み合わせとして正しいものはどれか。次のアからエまでの中から1つ選びなさい。
ア ①グレートプレーンズ ②プレーリー ③中央平原
イ ①プレーリー ②グレートプレーンズ ③中央平原
ウ ①グレートプレーンズ ②中央平原 ③プレーリー
エ ①プレーリー ②中央平原 ③グレートプレーンズ
4 若菜さんのグループは,資料2をみつけて米の輸出量の多い国について調べ,メモを作成しました。どこの国を調べたものか,資料2の中から2つ選び,国名を書きなさい。
5 若菜さんのグループは、アフリカの農産物について、説明文2、略地図2を使って発表することにしました。後の(1),(2)の問いに答えなさい。
説明文2
この農産物は、世界全体の半分以上が赤道付近のギニア湾岸にあるコートジボワールとガーナで生産されており、日本を含む世界各地に輸出されている。
(1)略地図2の□の部分は,5つの気候帯の1つを示している。この気候帯は何か。書きなさい。
(2)略地図2の地域で栽培されている農産物のうち,説明文2にあてはまる農産物は何か。次のアから工までの中から1つ選びなさい。
ア コーヒー豆 イ バナナ ウ カカオ豆 エ 茶
6 資料1のとうもろこしの生産割合が世界第3位のブラジルについて,若菜さんのグループは,次の発表原稿を考えました。ブラジルの環境保全について,発表原稿の()にあてはまる適切な内容を考え,書きなさい。
発表原稿
○ 資料3をみると、ブラジルのさとうきびの生産量は、とうもろこしの生産量の7倍以上あります。世界第1位です。ブラジルで生産されたさとうきびは、半分近くが砂糖用として、残りがバイオエタノール(バイオ燃料)用として加工されています。
○ しかし、さとうきびの生産を増やすために熱帯雨林を新たに伐採することは、環境破壊につながるため、ブラジル政府は2009年にさとうきびの作付け禁止区域を設けるなどの対策をとるようになりました。
○ 資料4から資料6をみると、( )ことなどから、ブラジルが環境保全の取組を進めていることがわかります。今後は、開発と環境保全の両立が求められます。
解答・解説
1 【正答 エ】
ア 誤り。円グラフの中央、世界計の生産量(t)を見ると、とうもろこし(1,164,401千t)>小麦(773,477千t)>米(769,829千t)である。
イ 誤り。インドネシア、アルゼンチン、ブラジルは南半球に位置している。
ウ 誤り。どのグラフも「上位5か国とその他」の表示になっているため、その他が40%以下であれば、上位5か国で60%以上を占めていることになる。すると、小麦はその他が47.7%であるので、上位五か国の計が60%に達していないことがわかる。
エ 正しい。中国の生産量を見ると、とうもろこし>米>小麦となる。計算方法は〈世界計生産量(千t)×%×0.01〉であるが、計算するのは面倒だろう。消去法でエを選ぶとよい。
2 【正答 二期作】
二期作:同じ土地で同じ作物を1年に2回栽培すること
二毛作:同じ土地で異なる2種の作物を栽培すること(例:小麦と米)
混同しやすいので注意しよう。
3(1) 【正答 企業】
企業的農業は、企業が資本を投入して、広大な土地で機械、施設などを利用しながら大規模に効率よく行われる農業のことである。
3(2) 【正答 ア】
北アメリカは南北に走る西のロッキー山脈と東のアパラチア山脈に挟まれて、西から「グレートプレーンズ」「プレーリー」「中央平原」という地形が広がっている。
4 【正答 タイ】
分かりやすいものから考えていこう。
ASEANに加盟→東南アジア諸国連合であるから、インド、アメリカ、パキスタンを候補から消すことができる。
仏教徒の占める割合が多い→タイが有力。(ベトナムは混成している)
アユタヤがある→タイのアユタヤは江戸時代の日本町である。
よって、アユタヤでタイと判断するか、ASEAN加盟国でタイとベトナムまで絞り、仏教徒の割合でタイと判断するのがやりやすいだろう。
5(1) 【正答 熱帯】
赤道から北緯・南緯20度付近の気候帯は熱帯である。
5(2) 【正答 ウ】
ア 誤り。コーヒー豆の主な生産地はブラジルやベトナム、コロンビアである。
イ 誤り。バナナの主な生産地はインド、中国、インドネシアである。
ウ 正しい。カカオ豆の主な生産地はコートジボワール、ガーナ、インドネシアである。
エ 誤り。茶の主な生産地は中国、インド、ケニアである。
6 【正答 環境に配慮した再生可能エネルギーによる発電量の割合が高く、さとうきびの生産による環境破壊を進めることなく、バイオ燃料によるエネルギー供給も高い割合で維持しようとしている】
大問2
問題文
太郎さんのグループは、歴史の授業で外国と関係のあった日本の地域について発表するため、カードAからカードFと略地図1を作成しています。後の1から8までの各問いに答えなさい。
1 カードAからカードFの地域にあてはまらないものを,略地図1の(あ)から(く)までの中から2つ選びなさい。
2 カードA,カードC,カードEの(①)から(③)にあてはまる国名の組み合わせとして正しいものはどれか。次のアから力までの中から1つ選びなさい。
ア ①高麗 ②イギリス ③ロシア
イ ①百済 ②ボルトがる ③ロシア
ウ ①高麗 ②イギリス ③フランス
エ ①百済 ②ポルトガル ③フランス
オ ①高麗 ②ポルトガル ③フランス
カ ①百済 ②イギリス ③ロシア
3 カードAに関連して,次の文には誤っている語句が1つある。誤っている語句を下線部①から③までの中から選び,正しい語句を書きなさい。
①中大兄皇子は、西日本の各地に山城を築き、唐や②新羅からの攻撃に備え、大津宮で即位し、③天武天皇となり、初めて全国の戸籍を作った。
4 カードBに関連して,日本と明の貿易について説明した適切な文を次のアからオまでの中から2つ選びなさい。
ア 幕府は、大名や商人に海外渡航を許可する朱印状を与え、貿易を統制下に置いた。
イ 日本は、生糸、絹織物、陶磁器などを輸出し、刀、硫黄や銅などを輸入した。
ウ 正式な貿易船には、明らか勘合が与えられた。
エ 明は、外国との貿易を広州だけに限定し、貿易を管理した。
オ 日本は、倭寇の取り締まりの強化を明に求めた。
5 カードCに関連して,織田信長は商工業を活発化させるため,自由な交通を可能とし商品の流道をさかんにする政策を実行した。この政策を実現するために廃止された交通の要所にあったものは何か。
6 カードDから太郎さんは貿易港に興味をもち,カードDと異なる貿易港についての資料1から資料3をみつけました。Y港のある地域はどこか,略地図1の(あ)から(く)までの中から1つ選びなさい。
7 カードEに関連して、18世紀末から19世紀初めにかけて,通商を求めて日本の沿岸にあらわれるようになった外国船に対する江戸幕府の対応を,略年表1,資料4,資料5,略地図1の(X)の地域にふれながら,説明しなさい。
8 カードFに関連して,太郎さんは滋賀県の交通の歴史について調べていると,滋賀県が略地図1の(え)と(お)をつなぐ輸送の重要な地域であることをみつけました。江戸時代から明治時代にかけての滋賀県における2つの地域をつなぐ輸送方法の変化について,略地図2,略地図3, 資料6,略年表2をもとに説明しなさい。
解答・解説
1 【正答 (あ)、(え)】
カードA→(き)福岡
白村江の戦い(663年)の後、唐・新羅に対抗するため大宰府付近に水城、朝鮮式山城が築かれた。
カードB→(か)兵庫
平清盛は12世紀後半、大輪田泊(現在の神戸港西側)の大改修を行い、日宋貿易で栄えた。
カードC→(お)大阪
大阪(和泉)の堺は鉄砲の生産地として有名であった。
カードD→(う)愛知
尾張(現在の愛知県)は徳川御三家のひとつである、尾張徳川家の領域であった。名古屋港は現在も大きな貿易港の役割をになっている。
カードE→(く)長崎
出島は1636年、長崎に完成した。ザビエルの来日からキリスト教の広がり、幕藩体制の強化に伴うキリスト教の禁止、鎖国の流れと一緒に押さえておこう。
カードF→(い)神奈川
神奈川は、日米修好通商条約(1858年)で開港した港のひとつである。また、新橋―横浜間で日本初の鉄道が開業した。
よって、当てはまらないものは(あ)(え)である。
2 【正答 イ】
①百済
白村江の戦い(663年)で、中大兄皇子らは百済を支援し唐・新羅連合軍と戦うも大敗した。よって、百済とは関係があったということが推測できる。高麗は10世紀ごろ朝鮮半島を支配していた国。
②ポルトガル
鉄砲は1543年、種子島に漂流したポルトガル人から伝来した。
③ロシア
1804年ロシアの使節レザノフが来航し、通商を要求したが幕府は拒否した。その前1792年には同じくロシアから使節ラクスマンが根室に来航している。
列強の接近と、幕府の対外政策(異国船打払令など)の流れで覚えよう。
3 【正答 ③天智天皇】
①②正しい。問題2,3の白村江の戦いと日本の関係の解説を参照のこと。
③誤り。中大兄皇子は近江大津宮で668年天智天皇として即位した。
※天武天皇:天智天皇の死後起こった壬申の乱(672年)で勝利した大海人皇子は天武天皇として即位した。
4 【正答 ア、ウ】
ア、ウ 正しい。
日本と明の貿易は主に室町時代の勘合貿易と、江戸初期の朱印状貿易があった。
勘合貿易:室町時代。勘合には割書(2枚の紙にわたるように文字を書くこと)がなされ、割印が捺された。船が持参した片方を、明に保管してあるもう片方と照合することで正式な船であることを証明した。
朱印船貿易:江戸時代初期、家康が開始した。貿易する際には、幕府が出す許可証である「朱印状」が必要であった。
イ 誤り。輸出品が刀、硫黄、銅で輸入品が生糸、絹織物、陶磁器であった。
エ 誤り。寧波などが貿易港として使われた。貿易が広州に限定されたのは清朝時代。
オ 誤り。倭寇の取り締まりは、明が日本に求めた。
5 【正答 関所】
交通の要所にあった関所は通行税(関銭・津料)をとる目的で設置されていた。
6 【正答 (き)】
集積回路が多くの割合を占めてることから、IC産業が盛んな九州のシリコンアイランドか東北のシリコンロードであると予測できる。さらに、中国や韓国との貿易が盛んであることから日本海側に位置する福岡港が答えとなる。
7 【正答 ロシアを警戒し蝦夷地を調査したり、幕府への批判にもつながった異国船打払令を出したりすることで、鎖国を続けた。】
8 【正答 大阪・敦賀間の輸送は江戸時代にも琵琶湖の水上輸送路を利用していたが、明治中頃に大津・長浜間の鉄道が開通したことで水上輸送は減少した。】
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大問3
問題文
健太さんのグループは、公民の授業で学習した立法、司法、行政のしくみについて調べています。次の1から3までの各問いに答えなさい。
1 健太さんは、国会に関する資料1をみつけました。後の(1),(2)の問いに答えなさい。
資料1
第42条 国会は、a衆議院及び参議院の両議院でこれを構成する。
第43条1項 両議院は、b全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。
(1)下線部aに関連して,次の文には誤っている語句が1つある。誤っている語句を下線部①から③までの中から選び,正しい語句を書きなさい。
条約の承認、①憲法改定の発議、内閣総理大臣の指名で異なる議決をした場合、②両議院の協議会が必ず開かれ、それでも一致しない場合は、③衆議院の優越が認められている。
(2)下線部bに関連して,健太さんは,国会を構成する国会議員がどのように選ばれているのかに興味をもち,資料2をみつけ,(A),(B)には小選挙区制,比例代表制のいずれかが入ることがわかりました。最も適切に比例代表制を説明している文を,後のアからエまでの中から1つ選びなさい。
ア Aの定数に対する当選者数の割合と各政党の得票率の差が大きいため、Aには比例代表制が入る。
イ Aの定数に対する当選者数の割合と各政党の得票率の差が小さいため、Aには比例代表制が入る。
ウ Bの定数に対する当選者数の割合と各政党の得票率の差が大きいため、Bには比例代表制が入る。
エ Bの定数に対する当選者数の割合と各政党の得票率の差が小さいため、Bには比例代表制が入る。
2 健太さんは刑事裁判について調べ、資料3、資料4を作成しました。後の(1)から(3)までの問いに答えなさい。
(1)資料3の法廷は,どの裁判所の法廷か。資料4の(a)から(c)までの中から選びなさい。
(2)資料4について,次の文は三審制について説明している。(①),(②)にあてはまる語句は何か。書きなさい。
刑事裁判では、第一審の判決に不服があれば、高等裁判所に(①)することができ、さらに最高裁判所に(②)することができる。
(3)資料3と資料4に関連して,刑事裁判について説明している文のうち最も適切なものはどれか。次のアからエまでの中から1つ選びなさい。
ア 権利や義務についての対立を互いに対等な立場で争い、争いにかかわる人の一方が裁判所に訴えることによって始まる。
イ 被告人が経済的な理由などにより弁護人を依頼できないときは、国が費用を負担し弁護人をつけることとなっている。
ウ 重大な犯罪にかかわる場合、国民から選ばれた裁判員が参加し、裁判官といっしょに被告人の有罪・無罪のみを決める。
エ 裁判官の役割は、罪を犯した疑いのある被疑者を被告人として起訴し、証拠に基づいて被告人の有罪を主張していくことである。
3 健太さんのグループは、資料5から資料7をみて、地方公共団体の財政について、話し合いをしています。後の(1)、(2)の問いに答えなさい。
話し合い
健太さん:滋賀県の歳入で一番多いのは県税だね。
冬美さん:次に多い地方交付税交付金とは、( )のことだよ。
夏美さん:限られた財源のなかで、すべての住民の要望をかなえることは難しいと学習したよね。
冬美さん:だから、故郷や応援したい地方公共団体に寄付することができる制度を導入するなどのくふうをしているんだよね。
健太さん:滋賀県では、その他にどのような取組をしているのかな。
夏美さん:公共施設に愛称をつける権利などを買ってもらうネーミングライツがあるよね。学習船「うみのこ」の活動にネーミングライツの収入の一部が使われているんだよ。
冬美さん:その他にも滋賀県独自の琵琶湖森林づくり県民税で、「やまのこ」は行われているんだよ。
健太さん:学習船「うみのこ」や「やまのこ」などの取組を推進していくことは、琵琶湖の環境を守ることにつながるね。これからも地域の実態に応じた滋賀県独自の取組が続いていくといいよね。
夏美さん:地域の実態に応じた課題の解決に取り組むことは大切なことだよね。
(1)資料5に関連して,話し合いの( )にあてはまる最も適切な文を,次のアから工までの中から1つ選びなさい。
ア すべての地方公共団体に国から等しく支払われる財源
イ 地方公共団体が、住民税など自主的に徴収できる財源
ウ 地方公共団体間の財政不均衡を調整するために国から支払われる財源
エ 地方公共団体が、財政の不足を解決するために国から借り入れる財源
(2)地方公共団体が地域の実態に応じた課題の解決に向けて取り組むために必要なことは何か。話し合いをもとに,「財源」という語を用いて説明しなさい。
解答・解説
1(1) 【正答 ①予算の議決】
①が誤り。
衆議院の優越は、「予算の議決」「条約の承認」「内閣総理大臣の指名」で、それぞれが異なる議決をし、両議院の協議会でも一致しない場合に認められている。
1(2) 【正答 エ】
「小選挙区制」と「比例代表制」の違いを簡潔に説明すると、「小選挙区制」は「候補者」に投票し、「比例代表制」は「政党」に投票するということだ。つまり、比例代表制では各政党の得票率に応じて定数が分配されるため、比例代表制の方が定数に対する当選者数の割合と各政党の得票率の差が小さくなる。
これをもとに(A)と(B)を比較すると、(A)は得票率と当選者数の割合が大きいことがわかる(第1党は222/295=0.75…で75%が第1党。得票率の48.1%と大きく開いている)。
よって、エが正しい。
2(1) 【正答 (c)】
裁判員裁判が行われるのは地方裁判所であるため、(c)が正解である。
裁判員裁判は、抽選で選ばれた一般市民が「裁判員」となり、裁判官とともに裁判をする制度。
2(2) 【正答 ①控訴 ②上告】
裁判の判決に不服がある場合、1段階上の裁判所に不服を申し立てることになる。第一審から第二審への申し立ては「控訴」、第二審から第三審への申し立ては「上告」という。
2(3) 【正答 イ】
ア 誤り。民事裁判の内容である。
イ 正しい。資産がなく私選弁護人を呼ぶことができない場合には、国選弁護人が国の負担で選任される。
ウ 誤り。裁判員制度では、有罪・無罪だけではなく、有罪の場合にどのような刑を科すのか判断する。
エ 誤り。被告人を起訴し、有罪を主張するのは検察官の役割。裁判官は、被告人が罪を犯したのか、犯したならばどのような刑が妥当かを判断する。
3(1) 【正答 ウ】
地方交付税交付金とは地方公共団体間の財政不均衡を是正し、必要な財源を確保するために国から交付される資金のことである。財政不足額から算定される普通交付税と、災害時などに交付される特別交付税とがある。
3(2) 【正答 ネーミングライツや地方公共団体独自の税の導入といったくふうをするなどして、独自の財源を確保していくこと。】
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