水戸市教育支援センター「教育相談室」と「うめの香ひろば」
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.mito.lg.jp/uploaded/attachment/40892.pdf
https://www.city.mito.lg.jp/uploaded/attachment/42525.pdf
https://www.city.mito.lg.jp/site/education/
近年、何らかの要因により学校に行けなくなって不登校になってしまうお子さんが増加し続けています。
そのような背景を受け、水戸市では、不登校になったお子さんが社会的に自立できるように、水戸市教育支援センターでは、「教育相談室」と「うめの香ひろば」を設置しています。
本記事では、水戸市教育支援センターがどのような役割を担っているのか、水戸市教育支援センター「教育相談室」と「うめの香ひろば」の活動内容について詳しく紹介していきます。不登校のお子さんを支える保護者さまにとって、少しでも有益な情報になれば幸いです。
水戸市の教育理念
水戸市は、教育の基盤を「生命・人権尊重の精神を基礎とし、知性と健全な心身の調和の取れた人間形成を目指す。」とし、これを基に、「水戸を愛し,世界で活躍できる人材の育成」」を教育の基本理念としています。
基本理念の実現に向け、学校教育で目指すのは「先見性と国際的視野」と「子どもの健やかな成長を支える学習の環境づくり」です。
水戸市の歴史や伝統を尊重しながら、国際的な視点を持った教育を重視する水戸市らしい教育。急速なIT化に対応できる力を育成を目指す、ICT教育。誰一人取り残すことのない共生社会の実現に向けた、全ての子どもたちが共に学べる教育。小中一貫教育、英語教育,理科・環境教育など,学校の特色を生かした教育、「道徳 まごころ」を活用した道徳教育、地場産物や大学との連携を活用した食育活動、家庭が協働し子どもを支える、これらの施策により、地域と連携し子どもたちの健やかな成長を支える学校づくりをしており、水戸市の学校教育充実を目指しています。
今回は水戸市の教育視点の一つ、「学校及び学校外の専門機関等とつながっていない不登校児童生徒 ゼロ」の実現に向けた取組について掘り下げていきます。
水戸市の「不登校児童生徒ゼロ」向けた取り組み
水戸市は、学校と外部の専門機関と連携し、不登校児童生徒がゼロになることを目指し、生徒一人ひとりに寄り添いながら、適切な支援を提供し、健やかな成長を支える体制が整備しております。不登校や発達障害の子どもたちの悩みを把握し、学校と家庭、地域、関係機関が連携し、適切な支援を行える様な施策を通じて、子どもたちや保護者さまが相談できる場所づくり、社会的自立を目指すための適切な支援に取り組んでいます。
水戸市の「不登校の予防と対応」について
お子さんが不登校になってしまう原因は多岐にわたります。人によっては外に一切出られない、誰とも話したくないというように、不登校が深刻化する可能性もあります。
これらを未然に防ぐため、水戸市では1人1台端末を活用した「心の健康観察」や「教育ダッシュボード」によるデータの可視化を通じ、お子さんの心の変化に早期対応を図る取り組みをしています。
さらに、子どもたち一人ひとりの考えを尊重し、互いの良さを認め合う集団づくりを進め、安心して通える魅力的な学校づくりや、学校や専門機関と連携しながら、子どもの社会的自立を支援するため、個々の状況に応じた学びの場や相談体制を強化しております。
水戸市「相談体制の充実」について
水戸市では、不登校の早期発見・早期対応の取り組みとして、子どもたちや保護者さまが相談できる窓口を整えています。
・来所相談,電話相談,教育支援センターにおける援助指導等・学校における相談体制の充実(スクールカウンセラー,心の教室相談員の活用促進等)・家庭的な問題を抱える児童生徒に対する教育・福祉両面からの専門的支援の充実(スクールソーシャルワーカーの活用促進)など、お子さんが抱える悩み、発達に関する悩みなどを、お子さんも保護者さまも相談することができます。
また、学校登校についての悩みがある場合は、水戸市が運営する適応指導教室の支援を受けることができます。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
水戸市の適応指導教室「教育相談室」と「うめの香ひろば」
水戸市では、学校に行くことが困難なお子さんに対して社会的自立を促すために、「教育相談室」と「うめの香ひろば」という教育支援センターを運営しています。ここからは、教育支援センター「教育相談室」と「うめの香ひろば」の活動について紹介します。
水戸市の教育支援センター「教育相談室」の概要
水戸市の教育支援センター「教育相談室」は、教育相談室では、お子さんの将来の自立に向け、どのような支援を行ったらよいのかについて、相談を受け、児童生徒や保護者の サポート・成長を目指す取り組みをしています。
教育相談室で行っていることは、・来所相談・電話相談・家庭訪問相談・専門医相談の4つあり、水戸市立小・中・義務教育学校に在籍、または水戸市内在住の小中学生と保護者さまが受けていただけます。お子さん保護者さまそれぞれの担当相談員を決め、月に2回定期的にあります。保護者さまとの相談で、お子さんの普段の様子などについて伺いながら「うめの香ひろば」の見学や体験日を設定するなど、成長・問題解決に向けて相談を進めていくサポートしています。
お子さんや保護者さまの不安や悩みが解消したり、問題が解決した 時点で、定期相談は終わりになりますが、お子さんが中学校を卒業するまでは、 再度定期相談を申し込むことができます。
水戸市の教育支援センター「うめの香ひろば」の概要
うめの香ひろばは、集団生活を通して、学校に登校するという結果のみを目標にするのではなく、社会的に自立することを目指している、不登校児童生徒が通うことのできる水戸市の施設です。
うめの香ひろばは、春にさきがけて咲く梅花のように、清らかで温かみのある人間を目指して!3つの柱でお子さんをサポートしていきます!
人間関係を練習 段階に合わせた 社会適応能力の育成・準備 | 学習・体験 自主・自発的活動を引き出す | 心身の安定をはかる居場所 子どもの成長にかかせない 安心して過ごすことができる場 |
普段の活動は、自分で時間の使い方を考えるのが基本です。一人で活動してもいいし、相談員や他の通級生と一緒に遊びや勉強をするなど、自由に過ごせます。 うめの香ひろばは「自分から何かをやろうとする気持ち」を大切にしています。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
水戸市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
水戸市では、不登校のお子さんの社会的自立を支援するために、「教育相談室」と「うめの香ひろば」を設置し、相談や支援の体制を整えています。これらの取り組みは、不登校児童生徒が安心して過ごし、成長するためのサポートを提供し、最終的には自立できるようにすることを目標としています。
不登校は誰にでも起こり得ることで、大切なのはお子さまが安心して自分らしく成長できる環境を見つけることです。これらの施設の活用もぜひご検討ください。
家庭教師のやる気アシストは水戸市の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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