北九州市若松区の不登校支援「未来へのとびらオンライン教育支援室」について
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/kyouiku/032_00010.html
近年、全国的に注目を集めている不登校児童への支援。その中でも、北九州市は先進的な取り組みを進めています。多様な背景を持つ子供たちが、個々のペースで学び、成長できる環境を整備し、教育の新たな可能性を模索していいます。令和6年からスタートした「未来へのとびらオンライン教育支援室」は、その早朝的な取り組みの1つです。
本記事では、このプラグラム「未来へのとびらオンライン教育支援室」の詳細や意義についてご紹介していきます。
未来へのとびらオンライン教育支援室の概要
教育委員会では、北九州市立学校在籍で欠席が長期継続している小学生(5,6年生)と中学生(1,2,3年生)の希望者を対象に、「未来へのとびらオンライン教育支援室」における学習支援の1つとして、「未来へのとびらオンライン授業」の配信を行っています。
児童生徒が、将来、社会的に自立することができることを目標に、一人1台タブレット端末を活用し、不登校の子どもたちの新たな居場所のひとつとなるように支援が行われています。
未来へのとびらオンライン支援教室【中学校の部】
対象者
長期欠席中の中学生(1~3年生合同授業)
コース
「未来へのとびらオンライン教育支援室」には2つのコースがあります。
・【みらとびコース】週2日 (火・木)オンライン授業
・【みらチャレコース】週3日(火・木)オンライン授業+(金)「チャレンジデー」
※「チャレンジデー」は、自学自習、集団活動、個別相談等を行います。
※自分のペースに合ったコースを選択する。
目的
・規則正しい生活習慣の形成。
・コミュニケーションの基礎を身につける。
・学習への興味を引き出し、社会的自立や学校復帰を支援。
実施内容
・【みらとびコース】は、「未来へのとびらオンライン授業」によって、「未来へのとびらオンライン教育支援室」の目的が達成できるよう工夫した、学年や教科の枠を超えた授業を中学校1~3年生合同で行います。
・【みらチャレコース】は、【みらとびコース】の内容に加え、「チャレンジデー」における自学自習、学習アプリによる学習、集団活動、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーによる相談対応等を行います。
1日のスケジュール例
月・水・金(オンライン授業日)
9:00~9:10: 朝の会
9:10~9:50: 授業①
10:00~10:40: 授業②
10:40~10:50: 終わりの会
10:50~11:10: なんでもトークタイム
火・木(チャレンジデー)
- 9:00~9:10: 朝の会
- 9:10~10:40: 学習・活動(2コマ)
- 10:40~10:50: 終わりの会
未来へのとびらオンライン支援教室【小学校の部】
対象者
長期欠席中の小学校5・6年生(合同授業)
コース
2つのコースから選択可能です。
・みらチャレコース: 週3日(火・木のオンライン授業+金曜の「チャレンジデー」)。
・みらとびコース: 週2日(火・木)のオンライン授業。
※「チャレンジデー」は、自学自習、集団活動、個別相談等を行います。
※自分のペースに合ったコースを選択する。
目的
・規則正しい生活習慣を身に着ける。
・コミュニケーション能力の基礎を養う。
・学習への興味を引き出し、社会的自立や学校復帰を支援。
実施内容
・【みらとびコース】は、「未来へのとびらオンライン授業」によって、「未来へのとびらオンライン教育支援室」の目的が達成できるよう工夫した、年や教科の枠を超えた授業を小学校5・6年生合同で行います。
・【みらチャレコース】は、【みらとびコース】の内容に加え、「チャレンジデー」における自学自習、学習アプリによる学習、集団活動、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーによる相談対応等を行います。
1日のスケジュール例
火・木(オンライン授業日)
9:00~9:10: 朝の会
9:10~9:50: 授業
9:50~10:00: 終わりの会
10:00~10:20: なんでもトークタイム
金(チャレンジデー)
9:00~9:10: 朝の会
9:10~9:50: 学習・活動
9:50~10:00: 終わりの会
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
未来へのとびらオンライン教育支援室【みらとびコース】の気になる点を掘り下げ!
オンライン授業に参加することで「出席扱い」になります
不登校のお子さんにとって、出席日数は気になるところですよね。
未来へのとびらオンライン教育支援室は、オンライン授業に参加することで、学校への出席扱いとなります。出席日数の確保はもちろん、人との関りや直接は関わらなくても、他のお子さんの存在を感じられる場所でもあります。
不登校のお子さんにとっては、安心できる環境で自分のペースで勉強を進められる良い機会にもなりますので、おすすめです。
参加していることを他の人に知られることは有りません!
オンライン授業に、参加していることを学校のお友達にお伝えすることはありませんので、安心して参加いただけます。不登校のお子さんの中には自分の動向を学校のお友達に知られたくない方も少なくありません。
そういったお子さんでも、安心して未来へのとびらオンライン教育支援室を利用していただける環境が整えられています。
オンライン授業で、先生や他の参加者と話をする?
参加生徒同士で直接話をすることはありませんので、他の人との会話を苦痛に感じる必要はありません。
また、オンライン授業の先生とは、マイク機能で直接話をすることもできますが、チャット機能でのやり取りでも可能なので、お子さんの状況に合わせた対応をしていただけます。
未来へのとびらオンライン教育支援室【みらチャレコース】の気になる点を掘り下げ!
【みらチャレコース】の自学自習で勉強できる内容とは?!
みらチャレコースの自主学習では、9教科の勉強だけではなく、自分自身の学習の状況や興味関心に合わせて学習することができます。
学校のワークやプリント、タブレット学習はもちろん、工作や絵・裁縫、プログラミングや音楽など、お子さんの興味のあるものに合わせて学習を進められる環境が整えられています。
【みらチャレコース】の個人相談はできる?
個人相談のも対応可能です。相談の申込は、毎回の授業終了後に記入する「振り返りシート」の中に、個人相談や話を聞いてほしい等の項目があります。そこに記入してもらえば、個別相談の申込ができますので、お子さんにも負担なくお申込みしていただける仕組みになっています。相談日、時間また、相談は、オンライン上の個別の学習部屋で行われるため、他人から聞かれたり、のぞかれたりすることはもちろんありません。
緊急な場合は、オンライン担任やスタッフにマイクやチャットで直接伝えることも可能です。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
北九州市若松区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
今回は、未来へのとびらオンライン教育支援室についてご紹介しましたたが、いかがでしたでしょうか。
北九州市若松区では、不登校の児童⽣徒への支援について、北九州市全体で取り組みしています。今回ご紹介した未来へのとびらオンライン教育支援室だけではなく、学校に行きづらい子どもと保護者の方へのサポートの1つとして、北九州市内で活動している「親の会」や、る不登校児童生徒の「社会的自立」や不登校児童生徒が「自ら登校を希望した際の円滑な学校復帰」が可能となるような支援を行う教育支援室を市内に4か所設置し、対応をしてくださいます。お子さんの様子や状況に合わせて活用してみてください。
また、家庭教師のやる気アシストでも、北九州市若松区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこちらのページをご覧いただけますと幸いです。
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