中学技術・家庭の勉強内容

家庭教師のやる気アシストへの教科別勉強内容紹介。今回は中学生の技術・家庭についてです。
技術・家庭の大きな目標は

生活に必要な基礎的・基本的な知識及び技術の習得を通して,生活と技術とのかかわりについて理解を深め,進んで生活を工夫し創造する能力と実践的な態度を育てる。

ことです。

文部科学省『生きる力』

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/

技術分野の勉強内容

目標と内容

技術分野の目標は

ものづくりなどの実践的・体験的な学習活動を通して,材料と加工,エネルギー変換,生物育成及び情報に関する基礎的・基本的な知識及び技術を習得するとともに,技術と社会や環境とのかかわりについて理解を深め,技術を適切に評価し活用する能力と態度を育てる。
ことです。具体的に4つの分野に分かれています。

  1. 材料と加工に関する技術
    ア 技術が生活の向上や産業の継承と発展に果たしている役割について考えること。
    イ 技術の進展と環境との関係について考えること。
    ウ 材料の特徴と利用方法を知ること。
    エ 材料に適した加工法を知り,工具や機器を安全に使用できること。
    オ 材料と加工に関する技術の適切な評価・活用について考えること。
    カ 使用目的や使用条件に即した機能と構造について考えること。
    キ 構想の表示方法を知り,製作図をかくことができること。
    ク 部品加工,組立て及び仕上げができること。
  2. エネルギー変換に関する技術
    ア エネルギーの変換方法や力の伝達の仕組みを知ること。
    イ 機器の基本的な仕組みを知り,保守点検と事故防止ができること。
    ウ エネルギー変換に関する技術の適切な評価・活用について考えること。
    エ 製作品に必要な機能と構造を選択し,設計ができること。
    オ 製作品の組立て・調整や電気回路の配線・点検ができること。
  3. 生物育成に関する技術
    ア 生物の育成に適する条件と生物の育成環境を管理する方法を知ること。
    イ 生物育成に関する技術の適切な評価・活用について考えること。
    ウ 目的とする生物の育成計画を立て,生物の栽培又は飼育ができること。
  4. 情報に関する技術
    ア コンピュータの構成と基本的な情報処理の仕組みを知ること。
    イ 情報通信ネットワークにおける基本的な情報利用の仕組みを知ること。
    ウ 著作権や発信した情報に対する責任を知り,情報モラルについて考えること。
    エ 情報に関する技術の適切な評価・活用について考えること。
    オ メディアの特徴と利用方法を知り,制作品の設計ができること。
    カ 多様なメディアを複合し,表現や発信ができること。
    キ コンピュータを利用した計測・制御の基本的な仕組みを知ること。
    ク 情報処理の手順を考え,簡単なプログラムが作成できること。

家庭分野の勉強内容

目標と内容

家庭分野の目標は
衣食住などに関する実践的・体験的な学習活動を通して,生活の自立に必要な基礎的・基本的な知識及び技術を習得するとともに,家庭の機能について理解を深め,これからの生活を展望して,課題をもって生活をよりよくしようとする能力と態度を育てる。
ことです。具体的に4つの分野に分かれています。

  1. 家族・家庭と子どもの成長
    ア 自分の成長と家族や家庭生活とのかかわりについて考えること。
    イ 家庭や家族の基本的な機能と,家庭生活と地域とのかかわりについて理解すること。
    ウ これからの自分と家族とのかかわりに関心をもち,家族関係をよりよくする方法を考えること。
    エ 幼児の発達と生活の特徴を知り,子どもが育つ環境としての家族の役割について理解すること。
    オ 幼児の観察や遊び道具の製作などの活動を通して,幼児の遊びの意義について理解すること。
    カ 幼児と触れ合うなどの活動を通して,幼児への関心を深め,かかわり方を工夫できること。
    キ 家族又は幼児の生活に関心をもち,課題をもって家族関係又は幼児の生活について工夫し,計画を立てて実践できること。
  2. 食生活と自立
    ア 自分の食生活に関心をもち,生活の中で食事が果たす役割を理解し,健康によい食習慣について考えること。
    イ 栄養素の種類と働きを知り,中学生に必要な栄養の特徴について考えること。
    ウ 食品の栄養的特質や中学生の1日に必要な食品の種類と概量について知ること。
    エ 中学生の1日分の献立を考えること。
    オ 食品の品質を見分け,用途に応じて選択できること。
    カ 基礎的な日常食の調理ができること。また,安全と衛生に留意し,食品や調理用具等の適切な管理ができること。
    キ 地域の食材を生かすなどの調理を通して,地域の食文化について理解すること。
    ク 食生活に関心をもち,課題をもって日常食又は地域の食材を生かした調理などの活動について工夫し,計画を立てて実践できること。
  3. 衣生活・住生活と自立
    ア 衣服と社会生活とのかかわりを理解し,目的に応じた着用や個性を生かす着用を工夫できること。
    イ 衣服の計画的な活用の必要性を理解し,適切な選択ができること。
    ウ 衣服の材料や状態に応じた日常着の手入れができること。
    エ 家族の住空間について考え,住居の基本的な機能について知ること。
    オ 家族の安全を考えた室内環境の整え方を知り,快適な住まい方を工夫できること。
    カ 布を用いた物の製作を通して,生活を豊かにするための工夫ができること。
    キ 衣服又は住まいに関心をもち,課題をもって衣生活又は住生活について工夫し,計画を立てて実践できること。
  4. 身近な消費生活と環境
    ア 自分や家族の消費生活に関心をもち,消費者の基本的な権利と責任について理解すること。
    イ 販売方法の特徴について知り,生活に必要な物資・サービスの適切な選択,購入及び活用ができること。
    ウ 自分や家族の消費生活が環境に与える影響について考え,環境に配慮した消費生活について工夫し,実践できること。
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