中学外国語の勉強内容
家庭教師のやる気アシストへの教科別勉強内容紹介。今回は中学生の外国語についてです。
外国語の大きな目標は
外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,聞くこと,話すこと,読むこと,書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う。
ことです。
文部科学省『生きる力』
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/
英語の勉強内容
目標
英語の目標は大きく4つあり
- 初歩的な英語を聞いて話し手の意向などを理解できるようにする。
- 初歩的な英語を用いて自分の考えなどを話すことができるようにする。
- 英語を読むことに慣れ親しみ,初歩的な英語を読んで書き手の意向などを理解できるようにする。
- 英語で書くことに慣れ親しみ,初歩的な英語を用いて自分の考えなどを書くことができるようにする。
です。
内容
英語の内容は「聞くこと」「話すこと」「読むこと」「書くこと」の4つにわけることができます。具体的に見ていきましょう。
聞くこと
- 強勢,イントネーション,区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ,正しく聞き取ること。
- 自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて,情報を正確に聞き取ること。
- 質問や依頼などを聞いて適切に応じること。
- 話し手に聞き返すなどして内容を確認しながら理解すること。
- まとまりのある英語を聞いて,概要や要点を適切に聞き取ること。
話すこと
- 強勢,イントネーション,区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ,正しく発音すること。
- 自分の考えや気持ち,事実などを聞き手に正しく伝えること。
- 聞いたり読んだりしたことなどについて,問答したり意見を述べ合ったりなどすること。
- つなぎ言葉を用いるなどのいろいろな工夫をして話を続けること。
- 与えられたテーマについて簡単なスピーチをすること。
読むこと
- 文字や符号を識別し,正しく読むこと。
- 書かれた内容を考えながら黙読したり,その内容が表現されるように音読すること。
- 物語のあらすじや説明文の大切な部分などを正確に読み取ること。
- 伝言や手紙などの文章から書き手の意向を理解し,適切に応じること。
- 話の内容や書き手の意見などに対して感想を述べたり賛否やその理由を示したりなどすることができるよう,書かれた内容や考え方などをとらえること。
書くこと
- 文字や符号を識別し,語と語の区切りなどに注意して正しく書くこと。
- 語と語のつながりなどに注意して正しく文を書くこと。
- 聞いたり読んだりしたことについてメモをとったり,感想,賛否やその理由を書いたりなどすること。
- 身近な場面における出来事や体験したことなどについて,自分の考えや気持ちなどを書くこと。
- 自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように,文と文のつながりなどに注意して文章を書くこと。
学年ごとの言語活動
- 第1学年における言語活動
小学校における外国語活動を通じて音声面を中心としたコミュニケーションに対する積極的な態度などの一定の素地が育成されることを踏まえ,身近な言語の使用場面や言語の働きに配慮した言語活動を行わせること。その際,自分の気持ちや身の回りの出来事などの中から簡単な表現を用いてコミュニケーションを図れるような話題を取り上げること。 - 第2学年における言語活動
第1学年の学習を基礎として,言語の使用場面や言語の働きを更に広げた言語活動を行わせること。その際,第1学年における学習内容を繰り返して指導し定着を図るとともに,事実関係を伝えたり,物事について判断したりした内容などの中からコミュニケーションを図れるような話題を取り上げること。 - 第3学年における言語活動
第2学年までの学習を基礎として,言語の使用場面や言語の働きを一層広げた言語活動を行わせること。その際,第1学年及び第2学年における学習内容を繰り返して指導し定着を図るとともに,様々な考えや意見などの中からコミュニケーションが図れるような話題を取り上げること。
3年間で習う文法事項
3年間で習う文法事項としては以下の9つが挙げられます。
- 文
単文,重文及び複文
肯定及び否定の平叙文
肯定及び否定の命令文
疑問文のうち,動詞で始まるもの,助動詞(can,do,mayなど)で始まるもの,orを含むもの及び疑問詞(how,what,when,where,which,who,whose,why)で始まるもの - 文構造
[主語+動詞]
[主語+動詞+補語]
[主語+動詞+目的語]
[主語+動詞+間接目的語+直接目的語]
[主語+動詞+目的語+補語]
There+be動詞+~
It+be動詞+~(+for~)+to不定詞
主語+tell,wantなど+目的語+to不定詞 - 代名詞
人称,指示,疑問,数量を表すもの
関係代名詞のうち,主格のthat,which,who及び目的格のthat,whichの制限的用法 - 動詞の時制など
現在形,過去形,現在進行形,過去進行形,現在完了形及び助動詞などを用いた未来表現 - 形容詞及び副詞の比較変化
- to不定詞
- 動名詞
- 現在分詞及び過去分詞の形容詞としての用法
- 受け身
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