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この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://seisa.ed.jp/sappkita/freeschool/
https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/sodan/documents/r6siensenter.pdf
https://www.city.sapporo.jp/kyoiku/top/keikaku/documents/33333.pdf
札幌市は「自立した札幌人」を目指す人間像として掲げ、それを基に札幌市北区でも様々な施策を展開しています。
その施策の一つとして、近年増加傾向にある「不登校」に関する施策があります。札幌市北区でも不登校のお子さんに関する支援活動に力を入れており、お子さんの居場所づくりや相談できる場所づくりなどに努めています。
本記事では、札幌市北区が提供する不登校支援「教育支援センター」と「フリースクール星の教室」について詳しく紹介します。この記事が札幌市北区で不登校に悩まれているお子さん、保護者さまの有益な情報となれば幸いです。
札幌市では、目指す人間像として「自立した札幌人」を掲げています。
「自立した札幌人」とは、自己肯定感と自己有用感を持ち、様々な社会体験を通して自らの行動に責任を持ち、未来へ向かって行動する人のことです。この中には、札幌の豊かな自然、社会、文化の中で育まれた経験を通して自らの成長を実感する人、多様な価値観を尊重し、他者と協力して持続可能な社会の発展に貢献する人という意味も込められています。
予測不能な現代において、変動する社会への対応力、自他を尊重する精神、責任をもって行動する力は非常に重要です。「自立した札幌人」の育成は、このように他者を「自立した存在」として尊重し、共に支え合いながら生きていく「共生」の精神の育成にも繋がります。
札幌市では、不登校になってしまうお子さんの割合が少しずつ増えています。
これらは2021年に発生した感染症による生活環境の変化でのストレス、学校生活に制限があり上手く交友関係が築けないことへの不安や孤独感、学校に行きたいという意欲が出ないなどが原因であると考えられています。
これらの状況を踏まえ札幌市では、相談支援パートナー※の拡充、教育支援センターでの支援の充実、学校以外の学びの場の充実など、不登校支援を充実させる動きを進めています。
札幌市北区新琴似に設置されている教育支援センター「新琴似」は、不登校のお子さんの社会的自立の支援活動を行っています。活動時間は平日9時30分~14時45分で、「体験」と「学習」の活動プログラムが用意されています。
体験活動では卓球やバドミントンなどのスポーツ、創作活動、施設外学習など、お子さん同士の交流を深めるプログラムや地域の人と関わるプログラムになっています。学習活動は、子どもたち一人ひとりの希望に沿った学習サポートや、学校から配布されたタブレット端末での学習サポートを行います。
教育支援センター「新琴似」に通所したい場合は、以下の流れが必要です。
札幌市北区北11条西に設置されているフリースクール「星の教室」は、小学4年生~中学3年生を対象としたフリースクールです。
フリースクールは、学校に通うことが困難な子どもたちのための学校以外の学び場です。
フリースクールの主な目的は、学校に馴染めない子どもたちに対して、個別の学習プログラムや多様な体験活動を通じて、自信を取り戻し、社会的なスキルを身につけるサポートを行うことです。一般的な学校のカリキュラムに縛られることなく、子ども一人ひとりのペースに合わせて学ぶことができる点が特徴です。
また、フリースクールは学習だけでなく、子どもたちの自己肯定感を高めるためのメンタルサポートやコミュニケーション能力を育てるサポートも充実しています。こうした取り組みを通じて、子どもたちが再び学校生活に戻る準備を整えることや、将来の進路を見据えた学びを提供しています。
フリースクール「星の教室」では、国語や英語などの教科科目はもちろん、「生活」に関するスキルの指導も行ってくれます。具体的には、「他者とのコミュニケーションの取り方」や「感情のコントロール方法」などです。
また、科目評価のほかに、「創造性」「共感性」「コミュニケーション」「問題解決」「肯定感」などの評価項目もあり、お子さんの良いところを可視化して伸ばしていきます。
フリースクール「星の教室」は放課後等デイサービス「星の音」と連携しています。そのため、「星の教室」の授業が終わった後の時間は「星の音」で療育を受けることもできます。
このように、放課後等デイサービスとフリースクール、福祉サービスと教育で繋がる新しい「学び」を提供しています。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
今回は札幌市北区の不登校支援について解説しました。札幌市北区のフリースクールや教育支援センターは、子どもたちに寄り添い、個々の成長を支える場として重要な役割を果たしています。柔軟なカリキュラムや個別対応のサポート体制により、子どもたちは自分のペースで学び、自信を取り戻すことができます。
家庭教師のやる気アシストは札幌市北区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。