英語の偏差値を40台から70台に伸ばした方法
私自身の経験談です
私は高校時代、英語の偏差値が40台から70台に一気に伸びた経験があります。
今回はその時の経験について、お話しさせていただけたらと思います。
偏差値を伸ばせた最も大きな理由
私が英語の偏差値を大きく上昇させることができた最も大きな理由、それは英語を勉強するモチベーションが変わったことでした。
私の親は教育熱心で、小学生の頃から塾や英会話教室等多くの習い事に通わせてくれました。
しかし、英語については全くと言って良いほど勉強ができず、中学生の頃には偏差値40台が当たり前で、受験期になってもその状況は変わりませんでした。
高校受験の際には得意教科だった社会や理科のおかげで、何とか志望校に合格することができましたが、得意科目が苦手科目を引き上げてくれた状況だったので、英語の偏差値は周りよりも低く、学校での英語の勉強には中々ついていくことができていませんでした。
ラジオでの出会い
そのような生活を送っていたある日、たまたまラジオでとても魅力的な音楽を聴きました。
私はどのような人が歌っているのか気になり、直ぐにそのアーティストの名前を調べ、そのアーティストの曲を片っ端から聴き始めました。
その日から私の英語に対するモチベーションが大きく変わりました。
その方は日本人の歌手でしたが、歌手を志望したキッカケが外国のアーティストの影響からだったため、歌詞には英語のフレーズが沢山出ており、そして曲のタイトルも英語でした。
ですが当時の私は英語が苦手で、楽曲に出てくる多くの単語の意味が分からなかったので、毎日少しづつケータイで調べ始めました。
そうこうしているうちに、少しづつ英語に対する苦手意識が薄まり、更にその歌手が影響を受けた外国のアーティストの楽曲を聴き始め、同様に意味を少しずつ調べ始めました。
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訪れた変化とは
そうすることで英単語ひとつとっても様々な言い回しがあり、英語は日本語同様に非常に奥が深いことに気付きました。
今までは、英語を勉強科目の一つとしてしか見ることができておらず、強制的に英語を勉強していましたが、コミュニケーションツールの一つとして、非常に魅力的なものであると気付き、自ら更に学んでいきたいという気持ちに変わりました。
その際に行っていた英語の勉強法として一番意識していたことは、日常的に英語に触れる機会を作ることでした。
学校でも英語の授業はありますが、あくまで試験や受験に向けた内容で、文法の解説や実用的ではなさそうな単語の学習だったので、どうしても意欲的に英語を勉強するモチベーションが湧きづらい状況にありました。
そのため、YouTubeでコメディ要素のある英語動画を視聴するなどして、日常的に英語を聞く習慣をつけていました。
その際に、よく使われる英語のフレーズがあるので、そうした単語から少しずつ押さえていくことで、より英語に対する理解が深まり、その積み重ねにより語彙力が上がっていき、その上動画を視聴していたことで、自然とリスニング能力も身につけていくことができました。
気を付けていたこと
この際に意識していたことですが、自分の興味や英語のレベルに合ったコンテンツを選ぶようにしていました。
英語と一言にいっても、その範囲は広く、地域によって発音や使用される単語が違ったり、また英語のネイティブスピーカーでさえ、理解が難しい単語や内容もあります。
そうした自分の能力に見合わないものは却って英語を勉強するモチベーションの低下になり、直ぐには出来なくても、そこを目標として努力を続けることで、英語学習のモチベーションにすることにも繋がります。
初心者の方であれば、基礎的な英語の教材やシンプルなものから挑戦していき、上級者ならネイティブスピーカーの会話を聞き、より複雑な内容に挑戦することで、英語の勉強する意欲が高まるかと思います。
こうした動画を中心とした勉強法により、飛躍的に英語の能力を伸ばすことができ、結果的に英語の偏差値が40台から70台に一気に伸びることになりました。
その後も英語に対するモチベーションは高く、大学は英語教育に力を入れている大学を中心に受験し、無事合格。そこでは外国の人と触れ合う機会が沢山あり、そうした経験から外国で暮らしたいと思うようになり、今現在はメキシコで生活しています。
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さいごに
この経験から保護者さまにお伝えしたいこととしては、お子さんに勉強を強制的にさせるのではなく、お子さんが勉強を自主的にしたいと思うような環境を作ることだと思います。
例えば英語であれば、私のようにYouTube上にあるコメディ要素のある動画を見てみること、または海外の音楽をお子さんに聴かせてみることで、学校で行われている英語教育とは違った角度でお子さんに英語に触れさせてみることは効果的だと思っています。
その他算数であれば、お子さんにただ解かせるのではなく、お子さんとどちらが早く解答できるか競い合ってみたり、またインターネット上にはクイズ性に富んだ問題が沢山あるので、そうしたものを解かせてみたりして、お子さんが自主的に勉強したいと思えるように仕向けてあげることが大切なのではないのかなと私自身の経験では思っています。