４つの大問で構成されています。小問集合、論説文２つ、古文となっています。
難易度は標準です。

・小問集合
漢字の読み書き、熟語、文法、詩、新聞の原稿についての問など様々なものが出題されています。
漢字は、教科書に出てきたものは確実に読み・書きともにできるように練習しておきましょう。
文法は、文節の区切り方や助詞、動詞や助詞の活用形などを抑える必要があります。

・論説文
一つの論説文は、８０字程度の記述をさせる問題２問で構成されています。
条件をよく読み、指示通りに書けるように注意しておきましょう。
文章の中から答えの中心となる単語や文章を探し、組み合わせていくと書きやすいと思います。
他の論説文でも６０～８０字程度の記述をさせる問題があります。文章が比較的読みやすく、答えとなる部分が探しやすくなっています。
指定された文字数以内でまとめることができように要約の練習しておくといいと思います。

・古文
歴史的仮名遣いや動詞の主語を考えさせる問題が出ています。ある程度の流れが理解できれば解けると思います。
語彙を増やして文章の流れを早くすればよいと思う。

６つの大問で構成されています。小問集合、連立方程式、関数、確率、図形などが大問ごとに出題されています。
大問数が多く幅広い範囲から出題されています。 難易度は標準～やや難です。

・小問集合
基本的な計算、図形、統計、関数の基礎的な問題が出題されています。図形では、コンパスなどを使った作図問題が出題されています。各単元の基礎的な問題を解けるように練習しておくといいと思います。小問集合は配点が大きいので、ケアレスミスなどで点数を落とさないように気をつけてください。

・図形
平面図形が良く出題されています。合同、相似の証明や面積を求めさせる問題が出題されています。
証明問題は自力で全て記述できるように練習しておく必要があります。
図形の基本的な性質を確実に抑え、分かるところから切り口を見つけるようにするといいと思います。
様々な問題に慣れておくと大体の問題の解く流れが掴めるようになると思います。

・関数、確率
関数・確率の問題は良く出題されています。それぞれの基本的な考え方、計算方法を抑えておきましょう。説明記述を求められることもあるります。日頃から問題を解く際には、解法を丁寧に記述しておくと練習になると思います。

リスニング以外で3つの大問で構成されています。
空欄補充・資料の読み取り・会話文それぞれの読解問題、長文読解、並べ替え・空欄補充・英作文になっています。１つの大問の中に多くの問題が含まれています。難易度はやや易～標準です。

・読解問題
様々な種類の読解問題があります。どの問題も文章に関する問いを４択の中から選ぶという形式になっています。そのため、文章の大まかな流れが理解できていれば解答することができます。先に問題文を読み、何について確認すればいいのかを把握してから文章を読むと、時間短縮に繋がると思います。

・英作文、語彙
並べ替え問題や空欄補充が出題されています。教科書にでてくる文法を確実に抑えておくようにしましょう。英作文でも役にたつお思います。
英作文は25文字以上で、メールの返信をかくというものです。送られてきたメールの問にたいして、自分の考えを書いていきます。まずは、質問を確認し、どのように解答するのかを考えましょう。その後、考えを短くまとめてから始めると書きやすいと思います。簡単な単語や基本構文でもいいのでかいていきましょう。

5つの大問で構成されています。小問集合、生物、化学、地学、物理ごとに大問になっています。
小問集合は、小問ごとに各分野の基礎知識を問うような問題が出題されています。
難易度はやや易～標準です。

実験や会話を参考に解いていくものもありますが、単元の基本的な知識を問う問題が多く出題されているように思います。
教科書レベルの基礎知識を確実に抑えておく必要があります。
年度によって出題されている範囲にばらつきがあります。分野や単元で偏りが出ないようにまんべんなく学習しておくといいと思います。苦手分野・単元を作らないように学習しましょう。

記述問題も多く出題されているので、用語や現象などについて説明できるように練習しておくといいと思います。
重要な用語や現象、理由について一度書き出して、説明できるか確認してみると勉強になると思います。

また、計算問題では四捨五入の仕方に関する注意が書いてあるものがあります。問題文を良く読み、間違えないように気を付けましょう。

6つの大問で構成されています。地理、公民、歴史がそれぞれ２つずつ出題されています。
分野ごとの偏りがなく、幅広く出題されているのでまんべんなく学習する必要があります。
難易度は標準です。

記述をさせる問題が多く出題されています。資料から読み取れること、説明、理由などの記述となっています。教科書に乗っている用語を自分で説明することができるか、出来事の因果関係を把握できているのかを確認する必要があります。問題集などで積極的に記述問題を解くようにすると、うまくまとめることができるようになっていくと思います。

グラフや図などの資料を読み取って答える問題や、資料を使って考える問題が多く出題されています。正確に資料を読み取る練習をする必要があります。教科書にのっている資料やグラフをよく見ておくといいと思います。
また、用語確認問題も出題されています。正確な漢字を書くことを心がけましょう。問われる用語時代は重要単語が多いので、教科書に出てくる用語を確実に抑えておくといいと思います。