国語・数学・英語の主要3教科を勉強する重要性
この記事では、国語・数学・英語の主要3教科を勉強する重要性をぞれぞれの教科の意味と勉強方法から掘り下げて紹介していきます。
【なぜ3教科が小学生のうちに必要か】
小学生のうちに主要教科である国語・数学・英語の基礎的な実力を身につけておくことは、中学受験だけでなく高校受験、大学受験でも優位に働きます。そして社会人になってからも役に立ちます。大学受験では、大学入試に必要な共通テスト(計900点)では国語が200点、数学が200点、英語がリスニングとリーディング合わせて200点です。この3教科で合計600点となっており、合計点数の3分の2を占めています。なので、この3教科が苦手だと大学受験も大変です。志望できる大学も限られてしまいます。そして、国語・数学・英語の3教科は小学生のうちによく能力が伸びるとされています。一度身につけた基礎的な力は、その後の人生でずっとお子さんを助けてくれます。以上のことから、小学生のうちから、国語・数学・英語の主要3科目の基礎的な能力をしっかりと身につけとくことが非常に重要です。
【国語を勉強する意味】
国語は全ての教科の基礎となる学問です。国語力が身についていないというのは、言語能力が低いことを意味します。理解力も低いため、問題を正しく理解することができず間違えてしまったりします。そして、教科書や参考書を読んでも理解力が低いので苦悩することになります。分かりやすい参考書を求めて何冊も購入してしまったり、授業についていけなかったりします。逆に、言語能力が極めて高い東大合格者は教科書を何度も読むことで理解してしまいます。これは、言語能力と理解力の高さがなせる技です。国語力が高ければ、分かりやすい参考書を求めて何冊も購入する必要もなく、「授業を聞いていれば分かる」子になります。
【国語の勉強方法】
国語の能力を伸ばすために最も有効なのは、読書です。読書をすることで読解力が身に付きます。読解力とは、その名の通り、文章を正しく読みとり理解する力のことです。この力が伸びると全ての試験において役立ちます。また、小学生なので楽しみながら当たり前のように勉強を続けることが何より大切です。保護者さまが読んでほしい本を買ってくるのではなく、一緒に本屋に行き、ぜひお子さんが興味を持った分野の本を買い与えてあげてください。そして、本の内容を保護者さまに話してくれることがあれば興味を持って話を聞いてあげてください。そうすることで、お子さんの欲求は満たされ、もっと本を読むようになるはずです。そしたらまた買い与えてあげましょう。きっと想像しているよりも大きなメリットが今後の人生であるはずです。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
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【数学を勉強する意味】
小学生だと「算数」と時間割には表記されています。数学の能力で最も大切なのは、計算力です。計算力がないと問題を解くのに人よりも時間がかかり、全ての問題を解き切ることができなくなります。計算力があれば時間に余裕ができ、変なケアレスミスをしなくなります。また、じっくり時間をかけて解くような難問にも余裕を持って取り組むことができます。小学生のうちから、中学生の範囲に手を伸ばすような必要はありません。ただ、計算力を大事にしてください。計算力は小学校2年生で最も伸びるというデータもあります。それくらい小さな頃に身につけた能力が大事なのです。
【数学の勉強方法】
数学の勉強とは、計算力の向上であることは述べました。その計算力アップのために最も有効な勉強とは、百マス計算です。百マス計算でやるような簡単な計算が早いと、それ以上の難しい計算も早いです。簡単な掛け算、割り算を習った段階で、ぜひご家庭で週に1回ほど百マス計算に取り組んでみてください。そしてその結果を記録し、目に見える場所に貼っておくと、保護者さまのやる気アップにつながります。また、百マス計算は単に計算力のアップだけでなく、集中力も鍛えることができます。
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【英語を勉強する意味】
小学校での英語教育がスタートし、関心が高い教科だと思います。小学生のうちに英語学習に取り組むことは、多くのメリットがあります。まず、幼い頃から母国以外の言語に触れることは、英語に自然と反応できる脳が育まれます。「英語脳」と呼ばれるものです。大人になってから初めて英語に触れた場合、音を反応できる脳にするのに時間がかかってしまいます。なので、小学生のうちから積極的に取り組むことが重要です。ですが、本格的に受験勉強を見据えるよりも、日常的に英語に触れたり、英語に対する好奇心を育んだりすることを目標にするのがいいでしょう。英語に対する抵抗感をなくすことで、中学生や高校生になってからの英語学習に楽しみながら取り組めるでしょう。
【英語の勉強方法】
小学生の英語勉強は、日常的に英語に触れることが目標なので、簡単な英語の本を一緒に読んだり、絵本やCDなどでスピーキングに触れたりすることが大切です。もし、お子さんが英語に興味があるようであれば、英検5級の取得をすすめます。英検5級は小学生、中学生で初めて英検を受ける子が取得を目指すレベルです。近年では小学生以下の幼児でも受験が増えています。英検5級を目指す教材は、イラストがついていたり幼児向けのものもあるので、お子さんと一緒に勉強法を実践するのも良いでしょう。
【まとめ】
国語・数学・英語の3教科は、お子さんの将来にとって重要な科目です。受験勉強だけでなく、社会人になってからも役にたつ能力を育てます。お子さんが小学生のうちの勉強は、保護者さまの方針が大きく影響するものです。保護者さまだけで決めるのではなく、お子さんと日常的な会話をし、お子さんがどれほどの能力を持っているのか、どんな科目に興味を持っているのか、などを考慮する必要があります。ぜひ、お子さんに合った勉強法を実践し、3教科の基礎的な能力を身につけていきましょう。