茅ヶ崎市の教育を支える3つの柱

この記事は以下のサイトを参考にしています。

https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kyouikuiinkai/

茅ヶ崎市は、神奈川県の中南部に位置する自然と都市が調和した街です。市の教育理念を「学びあい 響きあう 茅ヶ崎の教育を創造する ~豊かな人間性と自律性をはぐくむ~」とし、主体的な学び、協働的な学び、地域とつながる学びの3つの柱により構成されています。本記事では、この茅ヶ崎市の教育理念に掲げられた3つの柱を中心に、とりわけ独自の取り組みを持つ部分について詳しく解説します。

目次

茅ヶ崎市の教育理念の3つの柱

主体的な学び

変化の激しい現代社会を生き抜くためには、自ら学び、考え、行動できる力が不可欠です。茅ヶ崎市では、子どもたちが主体的に学び、多様な課題に果敢に挑戦できるよう、ICT教育※の推進やアクティブラーニング※の導入など、様々な取り組みを進めています。また、これまでの総合的な時間の学習や部活動の充実も推進しており、より一人一人が自分の興味・関心を持った内容へ主体的に働きかけ出来る教育環境を整えています。
 これらの取り組みはキャリア教育に繋がっており、子どもたちが将来の自分を見つめ人生設計を行い、自己実現に向けての力を養うねらいを持っています。

※ ICT教育:「Information and Communication Technology」の略で、デジタルを教育現場で活用すること。茅ヶ崎市では、タブレットを一人一台配備するなどの取り組みを行う。
※  アクティブラーニング:茅ヶ崎市の取り組み例では、グループワークを中心にした子どもたちが主体的に学習活動に参加する授業形態。ディスカッションやプレゼンテーションも取り入れ、現代社会に必要不可欠な情報発信能力も養う。

協働的な学び

協働的な学びは、多様な人と協力しながら課題を解決し学びを深めることです。主体的な学びで発見した学習ポイントと連携し、ディスカッションやプレゼンテーションを通じて互いの意見を尊重する視点も取り入れて行きます。
また更に発展した教育としてボランティアや国際交流も推進させ、より広い意味での異文化への理解を深める取り組みを行っています。

茅ヶ崎市内の地域とつながる学び

最後の地域とつながる学びは、地域の人材や資源を活用し、地域社会の一員としての意識を育むとともに、課題解決能力やコミュニケーション能力を向上させるための学びです。
具体的な取り組みとして、地域の人材を招いた講演会やワークショップの開催や地域施設を活用した学習を経て、子どもたちが地域社会の一員であるということを意識させる機会を提供しています。
一人一人が自覚を得ることで、前述のボランティアや地域社会での問題にも当事者意識を持って参画してもらうのがねらいです。

これらの3つの柱はお互いに補完し合い、連携し合い、いずれも子どもたちが将来の社会を生き抜くために必要な資質を育むために重要なものです。茅ヶ崎市教育委員会は、様々な施策を推進することで、それぞれの柱の実現に取り組んでいます。

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茅ヶ崎市内の多様な人と協働する

インクルーシブ教育の実践

先に取り上げた3本の柱内でも、特に茅ヶ崎市が先進しているのが協働的な学びに於けるインクルーシブ教育※の取り組みです。本人の特性や環境に左右されず、すべての子どもが質の高い教育を受けられるよう制度を整えると共に、多様性を受け容れフラットな目線でお互いを尊重出来る心を育てる教育に注力しています。

※インクルーシブ教育: 障害の有無にかかわらず、すべての子どもが地域にある学校に通い、できるだけ多くの時間を一緒に過ごす教育のこと。障がいのある子どもたちが、障がいのない子どもたちと同じように、質の高い教育を受けられる機会を保障すると共に、全ての子どもたちが障がいを通じて思い遣りやお互いの違い、適材適所の考え方などを学ぶことが出来る。バリアフリー化なども含む。

具体的な取り組み

茅ヶ崎市で最も特筆すべきなのは、特別支援学級の設置です。現在では市内の小学校12校、中学校8校に設置されており、最終的に市内全ての小・中学校に設置することを目標としています。また支援の必要な子どもが通常の学級に通いながら、個別指導や集団指導を受けられる通級指導教室も市内小学校4校に設置しています。
また、障がいの有無に関わらず不登校など子どもが抱える全ての問題へ必要な支援を受けられるリソースルーム※を市内中学校すべてに設置しています。
これらの取り組みを充実・実現させるために専門の看護介助員や補助員の派遣、階段昇降機をはじめとしたバリアフリー機器の貸し出し等も行い、市内の全ての子どもたちが同じ高い水準の教育を受け、これからの茅ヶ崎市を担う人材に成長出来るように支援しています。

※リソースルーム: 校内別室に設置され、継続して教室に入れない生徒のための居場所であり、全く登校できない生徒が登校の機会を増やす場であるとともに、不登校生徒が教室復帰をめざす場でもある。また、不登校生徒一人一人の様々な背景や要因をもった、個別の対応や配慮を必要とする子どもたちのためのスペースである。

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茅ヶ崎市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ

教育理念の効果

これらの取り組みを通じ、子どもたちの地域への愛着心の形成や、物事への積極的な姿勢などが見受けられるようになっています。また支援学級から通常学級へ転入する子どもも増え、同じ水準の質の高い教育を行き渡らせることが出来ていると見受けられます。

これからへの課題

高水準の教育を提供し続けるにあたり、指導・支援側の教職員も子どもたち以上に指導内容を理解していなくてはなりません。教育委員会で教職員向けのインクルーシブ教育に関する研修を定期的に開催し、理解を深め、指導力を向上させています。重ねて学校間の連携も推進し、インクルーシブ教育に関する情報共有や、教員の相互研鑽などを実施しています。
茅ヶ崎市は、すべての子どもが笑顔で安心して過ごせる学校づくりを目指し、インクルーシブ教育を含めた新しい教育の推進に積極的に取り組んでいます。今後も様々な課題を克服しながら、教育の更なる充実を目指していく予定です。

家庭教師のやる気アシストは茅ヶ崎市の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。

この記事を書いた人

家庭教師のやる気アシスト編集部

家庭教師のやる気アシスト編集部は小・中・高校生のお子さんを持つスタッフばかり。わが子の勉強に悩む当事者として、勉強のコツや不安など当事者の目線で記事にしています。
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