富士見市の教育支援センター『あすなろ』の活動について

この記事は以下のサイトを参考にしています。

https://www.city.fujimi.saitama.jp/kosodate_kyoiku/kyouiku/gyousei/fujimi_kyouikukeikak.files/edu_plan3_2023-2027_ALL.pdf
https://www.city.fujimi.saitama.jp/kosodate_kyoiku/kyouiku/kyouikuken/2010-0520-1646-141.html
https://www.city.fujimi.saitama.jp/kosodate_kyoiku/kosodate_oen/2017-1208-1547-97/soudan/2010-0514-1645-139.html
目次

富士見市の教育方針について

富士見市教育振興基本計画の概要と基本理念

富士見市の教育振興基本計画※は、「学びあい 人がつながり 一人ひとりが輝く 富士見の教育」を基本理念に掲げています。この理念は、自己を大切にし、他者を尊重することを基盤としています。学校や社会など、多様な場を通じて学び続ける中で、子どもたちは将来への夢と希望を育み、大人は自己実現を図ります。この学びのプロセスを通じて得られる喜びが、個々の成長を促進し、地域社会の活性化にも寄与することが期待されています。

教育振興基本計画とは

日本の教育の質をより良くするための計画です。

基本目標と具体的施策

富士見市は、すべての子どもたちが等しく学び、成長できる環境を提供するため、特別支援教育の充実に力を入れています。特に、インクルーシブ教育※システムの構築に注力しており、発達障がいを含む障がいを持つお子さん一人ひとりに適した教育支援を提供することを目指しています。

具体的な施策としては、特別支援学級を中心に、障がいの有無にかかわらず、すべてのお子さんに応じた指導・支援を行うことが挙げられます。さらに、地域の特別支援教育の拠点として、富士見特別支援学校がその専門的知識を活かし、お子さん一人ひとりの自立と社会参加を支援する役割を果たしています。

インクルーシブ教育とは:みんなができる。色々な特性を持っている全ての子どもたちの教育の保証を目指します。

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インクルーシブ教育の推進

特別支援教育の充実

富士見市は、すべての子どもたちが等しく学び、成長できる環境を提供するため、特別支援教育の充実に力を入れています。特に、インクルーシブ教育システムの構築に注力しており、発達障がいを含む障がいを持つお子さん一人ひとりに適した教育支援を提供することを目指しています。

このシステムの下では、各学校で特別支援学級が中心となり、学習や生活における困難を乗り越えるための指導・支援が行われています。また、難聴や言語障がいを持つお子さんに対しては、通級指導教室を活用し、在籍校や家庭、関係機関との連携による適切な支援が行われています。富士見特別支援学校では、小・中・高等部にわたる一貫教育を基盤に、お子さんの自立と社会参加を目指した指導が行われており、地域における特別支援教育の中心的な役割を果たしています。

支援体制の整備と連携

特別支援教育の推進にあたっては、市及び各校の就学支援委員会や教育相談室、地域の関係機関との連携が不可欠です。富士見市では、障がいの有無にかかわらず、すべてのお子さんが適切な支援を受けられるよう、すこやか支援員や看護師を配置し、医療的ケアが必要なお子さんにも対応しています。

また、教育相談体制の強化を図るため、一般的な教育相談に加え、特別支援教育相談や言語相談など、医療機関との連携を含めた幅広い支援が行われています。さらに、不登校お子さんの早期発見・早期支援を目指し、学校アンケートの活用や出張相談なども実施されています。

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教育支援センター『あすなろ』の取り組み

『あすなろ』の役割と目的

教育支援センター『あすなろ』は、不登校や心身の不調により学校に通えない子どもたちに対して、自立に向けた支援を提供する施設です。『あすなろ』では、指導員が一人ひとりの意思を尊重し、個々の状況に応じた通室の方法や過ごし方を一緒に考えます。これにより、子どもたちが安心して学校生活への復帰を目指せるよう、適切なサポートを提供しています。

出張『あすなろ』の概要

出張『あすなろ』は、常設の教育支援センターに通えない子どもたちのために、公民館や交流センターなどの公共施設を利用して実施されるプログラムです。登校できない状況にあるお子さんが、安心して過ごせる場を提供し、社会復帰や学校復帰への支援を行います。場所や時間は月ごとに変わるため、参加するお子さんのニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。

体験活動と学習支援

『あすなろ』では、お子さんたちが多様な体験を通じて自己成長を促すことを重視しています。具体的な活動としては、給食センターの見学や遠足、宿泊体験、田植えや稲刈りなどの農業体験、餅つき体験などが行われています。これらの活動は、単なる体験に留まらず、子どもたちの社会性や協調性を育む重要な機会となっています。

具体的な体験活動の例として、以下のような取り組みが行われています。

宿泊体験

難波田城公園で、石臼を使ったきな粉作りや、薪を使ってご飯を炊く体験を行いました。この活動を通して、子どもたちは昔ながらの生活を体感し、協力しながら作業を進めることの大切さを学びました。

田植え・稲刈り体験

富士見市内の田んぼで、田植えや稲刈りを行いました。子どもたちは、自分たちの手で苗を植え、稲穂を刈り取ることで、自然とのふれあいや農業の重要性を実感しました。

餅つき体験

あすなろの活動の一環として、餅つきを行いました。子どもたちは、順番に杵を持ち、力強く餅をつきました。つきたての餅をみんなで楽しく食べることで、共同作業の喜びを感じることができました。

給食センター見学

富士見市の給食センターを見学しました。子どもたちは、給食がどのように作られ、学校に届けられるのかを学びました。見学後には試食会も行われ、食の大切さを再確認する機会となりました。

遠足・見学活動

NHKスタジオパークや地元の遊園地への遠足が行われました。子どもたちは、ニュースキャスター体験やアトラクションを楽しむだけでなく、公共の場でのマナーやチームワークを学ぶことができました。

こども対話カフェについて

さらに、『あすなろ』では「こども対話カフェ」というプログラムも実施されています。このプログラムは、子どもたちが自由に日常の疑問や思いを話し合い、互いに考えを共有する場です。対話カフェでは、自己表現の場を提供し、相手の意見を尊重しながらコミュニケーション能力を育むことを目的としています。

富士見市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ

今回は富士見市の教育方針と支援センターについて紹介しました。
富士見市のような特別支援教育の充実や、教育支援センター『あすなろ』などの支援施設は、子どもたちが安心して学べる環境づくりに大きく貢献するでしょう。未来を担う子どもたちが夢と希望をもって学べるよう、今後も地域全体で教育の質を高め続けることが求められます。

家庭教師のやる気アシストは阪南市の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。

この記事を書いた人
趣味:お城巡り

学習アドバイザー 広田

関西大学大学院を卒業後、小6・中3・高3の受験生を主に指導をしてきました。学生の悩み相談を受けているうちに勉強に悩む子を救ってあげたいという気持ちが強まり学習アドバイザーとなりました。勉強に悩む保護者さまやお子さんにお役に立てる記事を配信していければと思います。
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