東大和市が実施するウエルビーイングを交えた教育
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/gakko/1003407/index.html
https://www.city.higashiyamato.lg.jp/kosodatekyoiku/gakko/1003426/index.html
昨今の教育現場は、AIを活用した教育が進むとともに、深刻化する環境問題などさまざまな問題を抱えた予測困難な時代を迎えています。
このような変化が激しい時代を生き抜くために、今の子どもたちに求められているのは、主体的で対話的な学びの実現です。
本記事では東大和市がどのように、学校・家庭・地域が一体となり子どもたちを育成してているのかについてをご紹介していきます。
東大和市の基本理念と基本方針
東大和市の基本理念は笑顔あふれる豊かな学び 一人一人のウェルビーイング(※1)を高める学校づくり」です。この基本理念の達成に向けさまざまな基本方針を定め取り組んでいます。ここからは東大和市が取り組んでいる具体的な施策と基本方針についてをご紹介していきます。
東大和市の基本方針は主に4つあります。
この方針により、未来に向けて子どもたちの育成を行い、学校・教育・地域が一丸となって子どもたちを見守り、支えていく街づくりを目指しているのです。
具体的な4つの基本方針と施策についてを、次の一覧にまとめましたのでご覧ください。
(※1)ウェルビーイング・・自己実現が保障され身体的、精神的、社会的に良好な状態にあることを意味する概念
東大和市の基本方針と施策
方針1. グローバル化する社会の持続可能な発展に向けて主体的に学び続ける力の育成
子どもたちが主体的に学習に取り組む力を育成し、外国語教育の充実を図る
また、SDGs の実現に貢献する ESD(※2)等の推進を図る
<施策>総合的な学習時間の充実・オンライン英会話、体験型英語学習施設を活用した外国語教育の充実、子どもたちの意見表明の充実
(※2)ESD・・持続可能な社会を実現していくことを目指して行う教育活動
方針2. 誰一人取り残さない全ての児童・生徒の可能性を引き出す学びの保障
個別最適・協働的学びの充実を図るなどの多様な教育ニーズに対応する
<施策>特別支援教育の推進 ・不登校への対応(校内サポートルームの拡大) ・いじめ等への対応(1人1台端末を活用した「心の健康観察」の活用) ・人権・道徳教育の推進 ・社会的・情動的学習デジタル教材の導入
方針3. 学校・家庭・地域の連携による学びの充実
地域の人的・物的資源を活用した教育活動を推進する・子どもたち同士で地域の方々をはじめ多様な他者との体験・交流活動を充実を図る
<施策>コミュニティ・スクールと地域学校協働活動の一体的推進 ・地域・社会人材を活用した教育活動の充実・ 小中一貫教育の推進・ 家庭教育支援の充実・ 部活動地域移行の推進
方針4. 教育 DX(※3)の推進
GIGA スクール構想、情報 活用能力の育成、校務 DX を通じた働き方改革の推進
<施策>子どもたちの情報活用能力の育成・教師の指導力向上・ AI 型教材ソフトによる個別最適・協働的な学びの充実と教員の業務削減の推進
(※3)教育 DX(デジタルトランスフォーメーション)・・教育でデータやデジタル技術を活用し、教育の手法や手段教職員の業務などを変革すること
このような教育方針からも、子どもたちが自ら学び、希薄化する人間関係に対応する力をつけること、学校・家庭・地域の連携をとった学びの充実など、子どもたちの主体性を重要視して取り組んでいると言えます。
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教育とウェルビーイング
東大和市の学校教育では、子どもたち一人一人を取り巻く環境にも目を向けて取り組んでいます。
教育にウェルビーイングの概念を積極的に取り入れているのです。
ここからは、この概念を教育に取り入れた具体的な方法についてをご紹介していきます。
ウェルビーイングとは
ウェルビーイング(Well-being)とは、新しいものさし・コンセプトという捉え方を意味します。この概念は、経済面だけでなく「心」の充足や生活への評価や感情、価値や健康など幅広い視点で捉えることが重要です。
例えば、自分自身の生きる道だけでなく、家族や友人、自分の住む街などがどのようにすれば良い状態でいられるのか考えることなどが挙げられます。
「幸せ」はより短期的で個人的な状況評価や感情評価であるのに対し、ウェルビーイングはより包括的で、個人を取り巻く「場や環境」が良い状態であることに赴きを置きます。日常生活に関しては、毎日を楽しく過ごすことだけでなく、そのために努力をしたり、将来の目標に向かって鍛錬したり人生の意義を考えることなどが当てはまります。
このような考え方を教育の観点で考えると、学校での学びはいつも楽しいことばかりではなく、自分で努力することも必要となることなどが該当します。またその努力自体にも意味があり、生きがいや将来の目標につながっているという意義を見出すことが重要な観点と言えるでしょう。
子どもたちのウェルビーイングを高めるために必要なこと
子どもたちのウェルビーイングを高めるためには、教師をはじめとする学校全体のウェルビーイングが重要です。ウェルビーイングを高める教育活動としては、前述してきた教育基本方針の施策や地域や家庭で共に学び合う環境整備、課題解決型学習などが挙げられます。
学校・家庭・社会を通しウェルビーイングは循環し、最終的に子どもたちを支えることにつながります。
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東大和市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
本記事では、東大和市が取組んでいるウェルビーイングを高める学校づくりについてをご紹介してきました。ウェルビーイングの概念を積極的に取り入れることで、地域・学校・家庭の連携がさらにとれ、子どもたちの育成や見守りへとつながっています。また、子どもたちが目指す自分自身の目標達成のためには努力も必要だということを学ぶ機会も得られます。
ウェルビーイングを教育に交えて指導することは、結果だけでなく過程にこそ大きな意義があるとの学びにもつながるので、総合的学習を含んだ取組であるとも言えるでしょう。
家庭教師のやる気アシストは東大和市の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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