枚方市が取り組む11の施策
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.hirakata.osaka.jp/0000009320.html
枚方市教育委員会は『夢と志を持ち、可能性に挑戦する”枚方のこども”の育成』の教育理念に基づいて様々な取り組みをしています。
今回はその中の11個の施策を取り上げて紹介していきたいと思います。
枚方市学校教育部の主な取り組み
学力向上のための授業の改善、家庭学習の充実
「Hirakata 授業スタンダード」(第2ステージ)に基づいた授業研究・研修を充実させ、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善を進めることで、子どもたちの学力向上をめざしています。情報活用能力の育成に当たっては、「枚方版 ICT 教育モデル」(第2版)を活用しながら、各教科等の特質を生かしつつ、教科等横断的な視点をもって取り組むとともに、一人一台端末等の ICT を計画的に活用します。また、児童・生徒がタブレット端末を安全に、かつ、安心して使用できるようデジタル・シティズンシップ教育の取り組みを進めています。
具体的で効果的な取り組みを学校間で共有できるポータルサイト「GiGA スク!ひらかた」の活用や実践事例集「HI-PER」のシステム、教員と市教育委員会の指導主事で構成される「小学校情報教育推進ワーキングチーム」・「中学校 教科別情報教育推進ワーキングチーム」等を通じて、すべての学校が主体的に取り組めるよう進めていきます。また、引き続き ICT 支援員を各学校へ配置し、サポート体制の充実に取り組みます。
「Hirakata 授業スタンダード」って?
子供たちが「わかる・できる」授業にするために、授業の前・授業の中・授業の後でするべきことを明確化した資料のことです。
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000021/21117/hirakatastandard.pdf
「枚方版 ICT 教育モデル」って?
枚方市では、市立小中学校児童・生徒への一人一台タブレット配備が完了し、学校のさまざまな教育活動の中で活用を進めています。これからめざしていくICTを効果的に活用した枚方の教育の全体像を「枚方版ICT教育モデル」として示しました。
https://www.city.hirakata.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000047/47357/besshi4_ict_model.pdf
「GiGA スク!ひらかた」って?
「GiGAスク! ひらかた」は、ICTを効果的に活用した取組について、授業実践や働き方改革の推進に係る資料等を掲載するポータルサイトです。
https://sites.google.com/hirakata.osakamanabi.jp/giga-school-hirakata/
いじめ、不登校等の未然防止
枚方市は不登校の兆しのある児童生徒へのきめ細やかで適切な対応や、ICT を活用した活動等、個に応じた支援に努めるとともに、市立学校への復帰以外の選択肢を認めるなど、一人一人の子どもに寄り添った支援を行っています。
児童・生徒の気持ちを視覚化するツールの活用を中学校2校、小学校4校に増やし、児童・生徒への理解と支援について実証の上、検証を行います。そして児童・生徒の心の変化により早く気づき、これまで以上に一人一人に寄り添った支援が行える体制を充実させていきます。
英語教育の推進
英語教育指導助手の配置
枚方市内の全中学校に外国人英語指導助手(NET)、小学校に日本人英語指導助手(JTE)と小学校担当のNETを引き続き配置することで、英会話や体験的な学習の充実を図ります。また、小学校外国語活動の特別免許を有する教員及び小学校英語教員を増員して、指導体制の強化を図ります。
英語4技能を効果的に育成する学習アプリの活用
英語の4技能をバランスよく育成するため、中学校2・3年生の全生徒を対象に、学習アプリを導入しています。生徒はタブレットを使って、いつでもどこでも問題に取り組むことが可能です。各自が目標レベルを設定しており、個に応じた問題が出題され、AI が採点を瞬時に行うため、生徒の学習意欲が高まり、英語力の向上につながります。
大学との連携
関西外国語大学と連携し、「枚方英語村」を実施するなど、児童・生徒が留学生と交流し、英語を使った体験活動を通じて、実践的な英語力を育みます。
読書活動の推進
枚方市立図書館と連携した学校図書館の環境整備、学校図書館活用の好事例の発信、調べ学習等授業における学校図書館の活用を推進するとともに、ビブリオバトル等の読書活動の充実を図ります。
体力向上の取り組みの推進
体力の向上
全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果や体育の授業等での様子を踏まえて、各校で分析し、体力向上推進計画を作成・実践するとともに、大阪体育大学と連携して、授業改善をはじめ、体力向上に向けた取り組みを推進します。
中学校部活動
「枚方市中学校部活動活動方針」に則り、適切に部活動を実施します。新型コロナウイルスの影響により、長期間、運動を行っていない可能性があることから、準備運動を十分に行い、主運動に付する運動機英語を使った体験的な学習を実施能の向上を高める活動を行います。また、部活動前後の手洗いの徹底やソーシャルディスタンスの確保等感染防止対策を行いながら、生徒の心身の状態に留意し、けがや事故の防止に努めます。なお、専門的な知識や技能を有する部活動指導協力者を引き続き派遣し、指導の充実を図ります。
コミュニティ・スクールの推進
枚方市内の全小学校が保護者や地域住民等で構成され、学校運営等に関して協議する学校運営協議会を設置した枚方におけるコミュニティ・スクールとなっています。また、研修会等を開催し、設置校の実践事例の紹介や取り組みの発信を行い、「地域とともにある学校づくり」を推進します。
学校園支援の推進
新学習指導要領がめざす「生きる力」を育むため、元校長、指導主事等による「学校園支援訪問チーム」を組織し、学校園の課題に応じ、効果的な指導・助言等を行い、学校園運営体制の充実を図ります。
学校の業務改善
教員が働き甲斐を感じ、誇りをもって生き生きと教壇に立つことで、学校教育の水準の向上をめざします。校長の学校経営・組織運営方針に「教職員の働き方に関する視点」を盛り込み、学校全体として業務改善に向けた取り組みを進めるよう支援していきます。また、業務アシスタントを配置している業務改善推進校の具体的な好事例をすべての学校で共有化していきます。
放課後の安全な居場所づくり
子どもたちの健やかな成長に重要とされるいわゆる3間(「空間」「仲間」「時間」)を充実させるとともに、放課後を安全安心に過ごし、多様で自主的な活動に参加できる環境整備として、民間活力も活用した「総合型放課後事業(放課後キッズクラブ)」を進めます。
留守家庭児童会室のあり方の検討
留守家庭児童会室への利用ニーズが増加する一方、運営に必要な職員の確保や施設の老朽化への対応は喫緊の課題となっています。職員については民間活力の活用も視野に入れつつ、引き続き確保に向け取り組みます。また、留守家庭児童会室の老朽化については、学校の余裕教室の活用とともに、良好な学習環境と放課後の保育環境を併せ持つ校舎整備に取り組みます。
枚方子どもいきいき広場の実施について
これからの時代を生きる子どもの「生きる力」を育んでいくことを目的として、地域団体等で実施している児童健全育成事業「枚方子どもいきいき広場」が、土曜日(学校休業日)の「子どもの居場所」の役割を担っていることを踏まえ、適切な感染防止対策を実施できること等を条件として、学校長(学校管理者)及び教育委員会が許可した場合(地域と学校との間で協議・調整が整った場合等)、活動を認め、実施団体に対し、支援助成しています。
枚方市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
今回は枚方市の11の取組みについてまとめてきました。勉強面だけでなく、いろんな方向から教育に向けてサポートを行っていることが分かります。
家庭教師のやる気アシストは枚方市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。