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この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/52/61773.html
https://www.city.tondabayashi.lg.jp/soshiki/50/46984.html
大阪や京都などの都市部から近く自然も豊かで、「奈良県で住みたいまちランキング」では第2位にランクインしている生駒市。教育にも力を入れており、主体的で多様性を持った「心身ともにたくましい子どもの育成」を目指しています。
今回は生駒市の教育方針から実際の活動事例について紹介していきます。
生駒市では、文部科学省の掲げる新学習指導要領※をベースとして、「生駒を愛し、21 世紀を自分らしく生きることができる主体性と協働力のある子どもの育成」 を目標に掲げています。
多様化する社会に対応し、自分らしさを発揮できる子どもたちの育成に力を入れている自治体です。
文部科学省が定める教育カリキュラムのこと。
教育課程全体や各教科などの学びを通じて、「資質・能力」を総合的にバランスよく育んでいくことを目指す。
生駒市の教育目標
生駒を愛し、21 世紀を自分らしく生きることができる
主体性と協働力のある子どもの育成
生駒市では、①将来を見据えた主体的で楽しい学びの推進、②多様性を認識、尊重し行動できる態度の養成、③挑戦を続けるたくましい心身の育成の3つを教育の重点目標に設定し、各目標を軸に運営体制と環境整備を行っています。具体的には、コミュニティスクールの導入やデジタル技術の活用教育、英語教育の推進、道徳教育の充実など、他にも様々な取組が実施されています。
幼稚園・認定こども園では、生活に必要な知識や技能の獲得に重点を置いた教育活動を行っています。小学校は主体性や自分らしさを大切に、英語カリキュラムやデジタル活用の教育を中心に、中学では人権尊重やグローバル教育を通じて自立に向かう教育をしています。
また、全体を通じて、いじめの防止や困ったときに相談に相談できる環境づくりにも注力しており、子どもたちが心身ともに健やかに成長できるよう生駒市は全力でサポートしています。
自分らしく遊び、学び、生きる、ふるさと生駒を愛する子ども、これが生駒市が目指す理想の子ども像「いこまっこ」です。
「いこまっこ」では、デジタル技術を活用し自分らしく主体的に楽しく学べる教育、多様性を認め互いを尊重し「挑戦・活躍・貢献」の機会から自己肯定感を高める教育、自分の得意なことや好きなことを通じてたくましい心身を育成する教育を目指します。
いずれも、日々変化していく社会を「自分らしく、そしてたくましく」生き抜く子どもを育てるための目標になっていますね。
生駒市では、学校ごとに特色ある取組を行っています。ここでは、学校別の魅力的な取組についていくつか紹介していきます。
生駒東小学校では、昔遊び体験を通して主体性の教育と地域の人々との交流をはぐくんでいます。
昔あそびは小学1年生の子どもたちが、地域の方と交流しながら「めんこ」「コマ回し」などの昔あそびを教えてもらう活動です。
事前に、子どもたち自身で活動できるよう教育を行うことで、実際の活動中には子どもたちの「したい」を実現し、自主的に活動しながらも地域の人とのふれあいの時間を確保しています。これにより、地域の人々とのきずなを深め子どもたちの主体性を育成すると同時に、地域の方々の子どもたちへの思いを聞く機会となっています。
この取り組みは、生駒市が掲げる「自分らしさ」や郷土愛を持つ子どもを育てることに役立っています。
真弓小学校では、新しい時代をたくましく生きる子を育成するべく、「ハートフルサークル」とよばれるスクールボランティアを募っています。
子どもたちはハートフルサークルに参加している地域の方々と一緒に、校門横の花壇の環境整備やうさぎ小屋の整備に取り組みます。子どもたちは積極的にアイディアを出し、活発に活動しています。
この取り組みは子どもたちが主体的に動けるように考えられていて、参加している子どもたちの思いや考えを最も大切にしています。
大瀬中学校では、子どもたちは地域のサポーターの方と一緒に学校内の植栽や花壇の手入れを行う「花いっぱい活動」を実施しました。
地域と学校が一体となって学校をオープンな場所とすることで、地域とのコミュニケーションを活性化しました。現在大瀬中学校は「開かれた学校」として少しずつ周知されています。
他にも、この「花いっぱい活動」は鮮やかな花にふれることで豊かな心を育むことができ、地域に支えられている実感を得られるプログラムとなっています。周りの方々への感謝の気持ちを高めるとともに、子どもたちが地域に貢献するために何ができるのかについて考えるきっかけを与えてくれる取組です。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
今回は生駒市が実施する、地域と子どもをつなぐ活動について紹介しました。生駒市は、子どもたちが自分らしさを発揮し、協働力を持って21世紀を生き抜けるよう積極的に政策を実施しています。今回紹介した活動内容は、地域との交流や主体的な活動を通じて子どもたちの成長を支えている様子が伺えますね。現代を生きる「いこまっこ」の今後に注目です。
家庭教師のやる気アシストは、生駒市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。