泉佐野市の子どものための携帯電話ガイドライン
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.izumisano.lg.jp/material/files/group/6/87862971.pdf
近年、登下校中の子どもたちが犯罪被害に遭ってしまう事件が全国で多発しており、懸念の声があがっています。泉佐野市では、事件に巻き込まれた際の緊急の連絡手段や犯罪の抑制力として、携帯電話のGPSや通信機能を活用できるのではないかと考え、携帯電話の取扱いに関するガイドラインを策定しました。
今回は、泉佐野市の「携帯電話の取扱いに関するガイドライン」について詳しく紹介します。
泉佐野市の安心安全な学校づくり
泉佐野市では、子どもたちが心身ともに健康的に成長できるよう、安心安全な学校づくりに取り組んでいます。
例えば、子どもたちへの登下校指導や防犯訓練・校区の安全マップ作成・スクールガード・リーダー※の配置・カメラ付きインターホンの設置等を行っています。2015年度からは通学路に防犯カメラを設置するなど、子どもたちを取り巻く環境の安全管理に努めています。
また、泉佐野市内の一斉パトロールやこども安全対策会議の実施、不審者情報等のメール配信による地域パトロール強化等、家庭や地域が一体となって子どもたちの安全を守っています。さらに、福祉委員会推進委員や地域ボランティアとも協力し、登下校時の見守り活動の呼びかけにも努めています。
泉佐野市は、今後も子どもたちの安心・安全を確保するために、学校側の危機管理に対する意識向上や体制の拡充、家庭や地域が一体となって子どもたちを見守っていく必要があると考えています。子どもたちが自他の安全を確保するため、また犯罪に遭わないための知識理解を深める活動を行い、日常生活全てにおける様々な危険に対応できる力を育んでいきます。
スクールガード・リーダー とは
各地域の教育委員会から委任された防犯のスペシャリストを指す。別名、地域学校安全指導員。
スクールガード(地域住民の安全ボランティア)へ警備や不審者対応の指導を行ったり、学校や通学路の安全・問題点を確認し、指導するのが主な役割である。
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泉佐野市策定「携帯電話の取扱いに関するガイドライン」
情報化社会が進む現代、携帯電話を所持する小中学生も増えてきました。連絡手段として、娯楽の一環として、情報収集の手段として、携帯電話はとても便利なツールですが、一方で子どもたちの携帯電話利用に伴う犯罪被害やいじめなど、様々な問題点も挙げられています。
「携帯電話の取扱いに関するガイドライン」は、子どもたちの安全確保を目的として策定されており、学校に所持する際や私生活で利用する際の携帯電話の取扱いについてまとめられています。保護者の方に向けた子どもとの約束事について、子どもたちに向けた携帯電話の正しい使い方について、小中学校の教員に向けた学校ルールについてそれぞれ具体的に記載されていますので、家庭での携帯電話ルールの参考にしてみてください。
泉佐野市の携帯電話の学校指導
泉佐野市の小中学校では、子どもたちや保護者に向けた携帯電話に関する指導・授業を実施しています。ここでは、実際に行われている指導例についていくつか紹介します。
【指導例①】児童会・生徒会で学校のルールをつくろう!
子どもたち自身が課題を見つけて話し合い、携帯電話に関する学校ルールを作ることで、適切な利用意識を高めていくことを目的とした指導例です。
学校全体で携帯電話使用アンケートや大阪スマホアンケートなどを実施し、その結果を基に子どもたちで課題点について話し合います。各学級ごとに使用する際のルールや使用時間などの案をまとめ、それらを児童会・生徒会で集約、学校のルールを決めていく流れです。
決定したルールは、学校通信やポスター、HPなどを通じて家庭や地域に発信します。
【指導例②】無料通話アプリでおこるいじめ
無料通話アプリなどインターネット上で起きてしまういじめ問題について、課題点と解決策を考えることを目的とした指導例です。
小学校・中学校を対象に、いじめに発展する様子を教材を基に疑似体験してもらい、なぜインターネット上でいじめが起きてしまうのかについて考えます。文字で相手とコミュニケーションをとる際、どのようなことに気を付けるべきかについて学習します。
【指導例③】みんなで考えよう! インターネットの使いかた
SNSによる個人情報の流出や不適切行為の拡散など危険性について学び、被害に遭わないためにはどのように携帯電話を使っていけばいいのか、子どもたち自身で考えてもらうことを目的とした指導例です。
中学生以上の子どもたちを対象に、学級単位でSNSの危険性について学習します。SNSによるトラブル例をいくつか紹介し、トラブルにならないためにどうすればいいのかについて考えていきます。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
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泉佐野市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
今回は泉佐野市の「携帯電話の取扱いに関するガイドライン」について紹介しました。防犯のため、いつでも連絡を取れるようにするため、小中学生のお子さんに携帯電話を持たせる保護者の方も多いと思います。ただ、携帯電話は使い方次第でトラブルに巻き込まれてしまいます。今回のガイドラインを基に、お子さんと再度利用ルールについて話し合ってみるのも良いかもしれませんね。
家庭教師のやる気アシストは、泉佐野市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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