唐津市の不登校支援策について

この記事は以下のサイトを参考にしています。

https://www.city.karatsu.lg.jp/uploaded/attachment/3661.pdf
https://www.city.karatsu.lg.jp/uploaded/attachment/8134.pdf
https://www.city.karatsu.lg.jp/site/kosodate/5063.html

近年、日本各地で「不登校」に関する支援が増えています。唐津市も例外ではなく、学校に通えないお子さんのために様々な支援活動を行っています。子どもたちの不登校問題は、 「どのような要因で学校に行けなくなったのか」「お子さんのメンタル面はどんな様子か」など、お子さんの現状を把握し、それに合ったサポートを行うことが最も大切です。

本記事では、唐津市の教育方針について、唐津市の不登校支援について紹介していきます。唐津市で不登校のお子さんや保護者さまにとって有益な情報となれば幸いです。

目次

唐津市が目指す教育の形

唐津市の基本方針「生きる力に満ちた人をはぐくむ

唐津市の将来を支える子どもたちは「地域の宝」であり、子どもたちがのびのびと成長できるような環境づくりが大切です。

子どもたちの基礎学力の向上、主体性や行動力といった「生きる力」と「豊かな心」を育むために、唐津市では「生きる力に満ちた人をはぐくむ」を教育の基本方針としています。この基本方針を実現するために、「学校教育」「社会教育」「文化財関連」「人権教育」の項目でそれぞれ施策を展開しています。

今回は、唐津市の「学校教育」の施策についてみていきましょう。

「知・徳・体」の調和のとれた子どもたちの育成

学校教育について

唐津市では子どもたちが主体的に、他者とのコミュニケーションを大切にした学びが得られるように、個別最適な学びと協働的な学び、教育課程の管理を行い、定期的に学校授業の改善を行っています。また、小中学校の指定校を設置し、公開授業や講師からの指導を通して、教員の指導力向上を促しています。

道徳教育について

より良い人生を歩むためには、「道徳性」が必要です。唐津市の道徳教育では、道徳の授業や体験活動を通じて自分自身を見つめ直す機会を与え、物事の視野を広げて様々な角度から考えられる力を養い、「心の教育」の充実化を図っています。

健康面について

強く逞しく生きるために、運動や食育も欠かせません。唐津市では、身体を動かす活動の充実化、徹底的な衛生管理による給食の提供を行い、子どもたちの体づくりに努めています。

不登校に関する施策について

唐津市でも何らかの要因により学校に行けなくなってしまう子どもたちが増えています。このような不登校のお子さんに対して適切な支援が出来るように、唐津市内の小中学校ではスクールカウンセラーが設置されており、学校内での教育相談体制を整えています。

また、唐津市の青少年支援センターでは不登校に関する相談受付のほか、子どもたちの学習支援や社会的自立を促進する適応指導教室を運営しています。

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唐津市青少年支援センターが実施する不登校支援について

唐津市青少年支援センターは「補導部」「相談部」「スクールソーシャルワーカー部」「教育支援室」の4つで構成されており、不登校に関する相談やお子さんに関する相談は「相談部」「スクールソーシャルワーカー部」が窓口となっています。

ここからは、唐津市青少年支援センターが行っている不登校支援について詳しく見ていきます。

唐津市の適応指導教室「スマイル」

唐津市青少年居育支援センターでは、不登校のお子さんの社会的自立をサポートをする適応指導教室「スマイル」を運営しています。

適応指導教室とは?

「適応指導教室」は、様々な要因により学校生活への適応が困難になっているお子さんに対し、 個別的な支援を行うことを目的とした教育相談機関 です。文部科学省が推進する 「不登校対策に関する基本的な方針」 に基づき、各自治体が設置・運営しています。

主な活動内容としては、個々の学習進度に合わせた個別指導や、学習習慣の確立を支援する「学習支援」、創作活動、体験活動を通じて自己肯定感や社会性の向上を促す「体験活動」、お子さんや保護者さまの悩みの解決策を一緒に考える「相談支援」です。

このように、適応指導教室は子どもたちが安心して学校生活を送れるよう、また将来の進路を主体的に選択できるよう、きめ細やかなサポートを提供しているのです。

適応指導教室「スマイル」の詳細

唐津市の教育支援室「スマイル」には、専門的な知識を持つ指導員が3名在籍しており、唐津市の学校と連携を図りながら子どもたちの学習支援、メンタル面のサポートを行っています。

通所の対象は、唐津市内に住む小学生~中学生で、活動時間は平日の9時~16時です。

スクールカウンセラー配置事業

スクールカウンセラーとは、お子さんや保護者さまの悩みや不安ごと、心配事を聞き出したり受け止めたりする、メンタル面のケアの専門家です。

唐津市内の小中学校に9人のスクールカウンセラーを配置し、気軽に相談できる環境づくりを行っています。

スクールソーシャルワーカー活用事業

スクールソーシャルワーカーは子どもたちの環境全体に目を向ける専門家のことで、学校をはじめ福祉や医療などの関係機関と連携を取りながら問題解決を行っています。

現在、唐津市内には6人のスクールソーシャルワーカーが配置されており、子どもたちがより過ごしやすくなるような環境づくりを行っています。

訪問支援による社会的自立(学校復帰)サポート事業

長期間家にひきこもっている、学校を休んでしまっているお子さんを対象に、訪問支援による社会的自立サポートを行っています。

お子さんのカウンセリングやICTなどの活用した学習支援、保護者さまや兄弟などの家族の面談などを通じて、不登校のお子さんが学校復帰や社会的自立が出来るようにサポートしています。

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やる気アシストでは唐津市で不登校のお子さんへの指導も行っています!

近年、社会問題化している不登校。唐津市でも、不登校に悩む子どもたちと、その保護者の方々に向けて、様々な支援を行っています。

子どもたちの状況に合わせた丁寧なサポートを行う「適応指導教室スマイル」や、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーによる相談体制などを通して、子どもたちの不安や悩みに寄り添い、安心して学校生活を送れるようサポートしています。また、長期間、学校に通えていない子どもたちに向けては、訪問支援による学習支援や、保護者の方への相談支援などを通して、社会復帰をサポートする体制も整っています。

唐津市で不登校のお子さん、お子さんを支える保護者さまは、ぜひご相談してみてください。

家庭教師のやる気アシストは唐津市の不登校のお子さんをはじめ、発達障害を抱えるお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。

この記事を書いた人

家庭教師のやる気アシスト編集部

家庭教師のやる気アシスト編集部は小・中・高校生のお子さんを持つスタッフばかり。わが子の勉強に悩む当事者として、勉強のコツや不安など当事者の目線で記事にしています。
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