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この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.kobe.lg.jp/e90232/kuyakusho/hyogoku/shoukai/rekishi/sanpomichi.html
https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/childcare/Hr37e
神戸市兵庫区では、歩くことで名所を巡る「兵庫県歴史さんぽ道」を行っています。
この取組は兵庫区独自の活動で観光促進の役割も担っているものです。
まちや名所を歩いて回ることで、自然や文化・多数の歴史に触れて学びを深めようとする活動でもあります。
そこで本記事では、歩くことをどのように子どもたちの学びの場において活かしているのかについてご紹介していきます。
兵庫区は自然や文化に富み、多数の史跡が存在するまちです。
歴史さんぽ道とは、そのような数々の名所を歩いて巡ることで、兵庫区の歴史や文化に触れてもらおうとする取組です。
兵庫区では、この取組を観光業に取り入れるだけでなく、子どもたちの学びの場にも取り入れています。
ここから兵庫区歴史さんぽ道の具体的取組についてをご紹介していきます。
「兵庫区歴史さんぽ道」のガイドは「ひょうご観光ボランティア」が取り組んでいます。ひょうご観光ボランティアの目的は、兵庫区へ観光に来られた方々に区内の史跡や名所を無料でガイドすることです。
来訪者へのおもてなしを通じて兵庫区の魅力を発信しているので、兵庫区役所と連携して取り組んでいます。
具体的には、兵庫区の歴史を知ってもらうために「兵庫区歴史さんぽ道シリーズ」というリーフレットを作成しコース案内などを行っています。
観光利用だけにとどまらず、子どもたち向けにも独自にリーフレットを作成しているので、子どもたちが自分の住む地域の歴史・文化などの魅力に気づくきっかけともなっているのです。
近所を歩くことも、子どもたちにとっては立派な学びの場の一つと言えます。
歩くことで、学校ならではの学びや体験では得られない「個人の好奇心とつながる時間」を作ることができるのです。
そこで、歩くことを学びへとつなげている具体的取組についてをご紹介していきます。
おさんぽ探求とは、道ばたの草木や虫、空に浮かぶ雲、建物や道、標識や看板など何でも、ぶらぶら歩いてなんとなく気になるものを見つけたら、思いのままに写真に撮って、自分にとっての「ふしぎのタネを集めていく」取組です。普段忙しく過ごす日々でも、おさんぽをすることで普段見過ごしていたことが、おもしろいようにどんどん見つかるきっかけとなるのです。
「自分で歩いて自分で発見する」をテーマにしていくおさんぽ探究は、自ら動き出す衝動や好奇心の存在を感じる場を作り出す機会になっていると言えるでしょう。
おさんぽ探求をおこなことで次の4つの力が身につきます。
それぞれがの力が得られる理由をまとめましたのでご覧ください。
自分の気になるものを集めていくことで、新しい発見と問いが生まれてきます。問いが生まれれば、自然と自ら学び始めるきっかけになりますよね。限られたスペースや見慣れた生活空間にも、ワクワクするような発見があり、ふしぎのタネは存在しているのです。日常生活に潜む不思議に気づき、自ら学び自ら考える力が自然に身につくのがおさんぽ探求の魅力と言えます。
このように、一人一人の好奇心から自然と生まれる発見や自発的に観察したり考えたりすることの大切さ、想像力や創造性を育むことにつながっているのです。
おさんぽ探求は思考力が育ちます。親子やチームでも取り組むことができる活動なので、コミュニケーションが活発になります。チームでひとつの課題に取り組む場合は『自分はこう考える』という明確な意見をもっていることが大事ですよね。チーム全体の動きは、各々の意見を出し合ってから始まるのが一般的なので互いの考えを知る機会ともなります。
こういった経験を重ねることにより思考力の成長につながっていくのです。
おさんぽ探求は、子どもたちのさまざまな力が目覚めるきっかけとなります。自分や仲間の好奇心から成る「発見」がスタート地点なので「知りたいという欲求」が目覚めるのも自然でスムーズなのです。そして調べたり、何かをつくってみたりする活動へとつながっていきます。
探究仲間とのやりとりから「表現する力」も自然に培われますし、ふしぎのタネをさがす探究を楽しみながら続けていくことで、自分がどんな分野に興味をもてるかなど、新たな自己発見にもつながっていくのです。
このように、おさんぽ探求で学びの楽しさを知ることにより、あらゆる可能性が連鎖反応のように目覚めていくと言えます。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
本記事では、神戸市兵庫区の独自の取組と歩くことと学びの関連性についてを具体的にご紹介してきました。
現在の全国の小中学校や高等学校では「総合学習」が推進されてきています。
総合学習の狙いは、子どもたちが自ら学び、自ら考える力や学び方、ものの考え方などを身につけ、より良く問題を解決する資質や能力などを育むことにあります。
前述してきたように、おさんぽ探求を行うことは子どもたちの新しい自己発見につながり、総合学習の狙いを全て網羅する内容です。
このように一人一人の興味関心を測る物差しとなり、子どもたちの好奇心へつながるこのような取組は今後活発化してくべき内容と言えるでしょう。
家庭教師のやる気アシストは兵庫県神戸市兵庫区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。