神戸市須磨区のグローバル人材育成計画
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.kobe.lg.jp/z/kyoikuinkai/kosodate/education/program/kokusaikyoiku.html
グローバル社会で活躍出来る人材育成を目指して、神戸市須磨区内の学校では国際教育の充実を図っています。
今回は、英語教育に力を入れている小学校・中学校・高等学校を紹介します。
神戸市須磨区の学校が実施する特色ある英語教育
神戸市須磨区の英語教育に特化した女子学校:神戸国際中学校・高等学校
神戸市須磨区にある神戸国際中学校・高等学校(以後KIS)は、「グローバル社会で活躍する個性豊かでたくましい女性の育成」と「自主・自律的に考え、他者と協働して新しい社会的価値を創造できる女性の育成」を目指した中高一貫校です。
KISは「生きた外国語」を学ぶための制度と環境が充実しており、少人数制クラス編成と習熟度編成クラスの導入によって英語力のさらなる向上を目指しています。
応用英語プログラムでネイティブな外国語に触れる機会を増やす
KISでは食事をとりながら英語でコミュニケーションをとる「イングリッシュカフェ」や音楽・美術を英語で学ぶ「イマージョン教育」など、学校内で英語に触れる機会を設置しています。
また、物語や名演説を自身の考えをのせて暗唱する「英語オラトリカルコンテスト」やフランス語で詩の暗誦や創作劇などを発表する「フランス語リサイタル」など、英語を通じて自身の考えや思いを伝える機会も多数あります。
習得した英語を海外で実践
中学3年生を対象とした海外生活を体験する「ニュージーランド語学研修」と、高校2年生を対象とした異文化に触れ「違いを受け容れる態度」を養成する「海外旅行研修」を実施しています。
神戸市須磨区のキリスト教学校:啓明学院
神戸市須磨区北部にある啓明学院中学校・高等学校は、キリスト教主義に基づいた教育を行い、世界の課題を粘り強く解決しようとする力強い意思と行動力を持った人間の育成を目指して、関西学院大学までの10年一貫教育を行っています。
異文化・英語・人とのつながりを深める海外研修
高校2年生ではマレーシアやシンガポールへ訪問し、異文化体験散策や歴史・経済など様々なことを学びます。また、希望者にはアジアやヨーロッパへの海外研修や交流研修の参加も可能で、自主的に海外へ留学する子どもたちを応援しています。
神戸市須磨区の幼稚園・小学校一貫教育校:須磨浦学園
神戸市須磨区の須磨浦小学校・須磨浦幼稚園は幼稚園から小学校卒業までの10年一貫教育を行っており、「体・徳・知」の教育方針のもと一人ひとりの個性や才能を大切にしています。幼児期からネイティブの先生と遊び、ゲーム感覚で英語に触れる機会を設けています。
国際人の感性と能力を育てる教育
須磨浦小学校・須磨浦幼稚園では、ネイティブスピーカーの講師による日常会話を中心とした授業を小学1年生から行っています。
また、アメリカの姉妹校との国際交流を実施しており、希望者は1週間のホームステイを行ったり、アメリカから来た児童生徒に日本文化を伝えたりします。この交流の中で友情が生まれることも多く、子どもたちの英語学習意欲も向上しています。
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神戸市の英語教育に関する方針
神戸市では、グローバル社会で活躍できる子どもたちを育てるために、「生きた英語」と「文化の多様性」を教えてくれるALT(外国語指導助手)の充実と活用に取り組んでおり、小学校では英語の授業時、中学校・高校では通年ALTを配置し、協働授業が出来る環境を整えてきました。また、神戸市の姉妹都市を中心に児童生徒の相互派遣を実施するなど、国際交流の推進も行ってきました。
今後の神戸市全体の取組としては、異なる文化・価値を尊重しながら互いの考えを伝えあえる実践的なコミュニケーション能力の育成を目指していくとしています。
神戸市の英語教育目標
神戸市は「国際的な活躍の基盤となる英語力の育成」を目指し、2つの目標を設定しています。
実践的なコミュニケーション能力の育成
【期待する小学生の姿】自分のことや気持ちを英語で伝えることが出来る
【期待する中学生の姿】互いの考えや気持ちを英語で伝えあうことが出来る
【期待する高校生の姿】他者の考えや社会の情報を理解し、英語で発表したり議論したりすることが出来る
異文化理解の深化
【期待する小学生の姿】世界には様々な国や文化があることに気づき、興味を持つ
【期待する中学生の姿】国や文化による考え方などの違いを知り、国を越えた課題があることにも目を向ける
【期待する高校生の姿】異なる文化や価値観を尊重し、国を越えた課題の解決策を考えようとする
神戸市の英語教育の方向性
生きた英語に触れて学ぶ機会の充実
国際都市神戸に住む多くの外国人・国際機関・大学・企業・姉妹都市等との交流や、全小・中・高等学校に配置された ALT と児童生徒が日常的に英語や異文化に触れることができる機会を拡充します。また、英語の指導ができる外国人等の地域人材について英語科教員への任用を進めていきます。
伝え合う楽しさを実感できる授業の推進
小学1年生から外国語教育を開始します。自分のことを英語で伝える活動によって段階的に表現力を高めるほか、中学校・高等学校では自らの考えを整理して伝え合うなどの言語活動を充実させることで、英語でコミュニケーションできる達成感が味わえる授業を行います。
4技能5領域※の達成状況の把握
児童生徒が自身の英語力を把握し、目的をもって学習に取り組めるように、小・中・高の各段階で求められる英語の4技能5領域の目標をCAN-DO リスト形式で設定し、児童生徒の達成状況をパフォーマンス評価等で把握します。また、ALT や学習者用デジタル教科書等を活用し、達成状況に応じた個別の学び直しを図ることで英語力の確実な習得を目指します。
とは
「聞く」「読む」「話す[やり取り]」「話す[発表]」「書く」のこと。
「話す力」の育成
デジタル教材の活用、ALT との放課後教室等を通じて「話す力」の育成を図ります。また、中学生・高校生においては、プレゼンテーション等で自らの意見を述べたり、ディベートやディスカッション等で他者と意見交換するなど表現活動の充実を目指します。
教員の英語力及び指導力の向上
小学校教員には、ALT との協同に必要な英語力及び指導力向上に向けた研修の充実を図ります。中学校・高等学校の英語科教員には、より高い英語力及び指導力の向上のために大学や企業と連携した研修等を実施します。
また、児童生徒の学びの円滑な接続のため、小学校・中学校や中学校・高等学校の校種間連携に向けた研修を推進します。さらに、4技能を統合的に身につけられる効果的な指導法について、各種実績及び調査等に基づいた研究を行い、指導力の向上につなげます。
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神戸市須磨区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
今回は神戸市須磨区の英語教育に力を入れている学校について紹介しました。海外研修や学校内で英語に触れる機会を設けるのはもちろん、幼児期からネイティブ英語に触れさせたり英語に関するコンテストなど、学校によって様々な特色がありました。グローバル化が進んでいく中、市が一体となって英語教育に力を入れているので、子どもたちのさらなる英語力の成長が楽しみですね。
家庭教師のやる気アシストは、神戸市須磨区で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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