親子で楽しむ京都市上京区の歴史と文化
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://kitanotenmangu.or.jp/about/
https://www.city.kyoto.lg.jp/kamigyo/cmsfiles/contents/0000325/325119/kodomomaturi2024.pdf
https://kitanotenmangu.or.jp/news/%E7%AC%AC7%E5%9B%9E%E5%8C%97%E9%87%8E%E5%A4%A9%E7%A5%9E%E6%B3%A3%E3%81%8D%E7%9B%B8%E6%92%B2%E9%96%8B%E5%82%AC%E6%B1%BA%E5%AE%9A%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/
https://www.kyoto-tabiya.com/2023/10/01/108126/
はじめに
京都市上京区に位置する北野天満宮は、学問の神様として広く知られる菅原道真公を祀る神社であり、全国約1万2000社の天満宮・天神社の総本社です。地元では「北野の天神さま」として親しまれ、入試合格や学業成就を祈願する場所として多くの人々が訪れます。
本記事では、北野天満宮の歴史や魅力、そして上京区で開催される親子向けのイベントについて紹介します。これらの情報を通じて、家族で訪れる際の参考にしていただければ幸いです。
京都市上京区に位置する北野天満宮の魅力
北野天満宮の由緒と歴史
北野天満宮は、村上天皇の御神託により947年に創建されました。創建の背景には、平安京の天門(北西)を守護するために菅原道真公が祀られたことがあります。菅原道真公は幼少期から優れた学問の才を持ち、右大臣として国家の政務を統括しましたが、藤原氏の陰謀により九州に左遷され、そこで波乱の生涯を閉じました。
その後、道真公の清らかで誠実な人柄が評価され、「天神さま」として信仰されるようになりました。
学問の神様としての信仰
北野天満宮は、特に学問の神様としての信仰が厚く、江戸時代には寺子屋で菅原道真公の御神影が掲げられ、学業成就や武芸上達を祈願する場として利用されました。この信仰は現在も続いており、毎年多くの受験生や学問を志す人々が参拝に訪れます。
文化財と建築
現在の御本殿(国宝)は、豊臣秀頼公が1607年に造営したもので、桃山建築の代表的な遺構です。また、「三光門」と呼ばれる中門には、後西天皇の御宸筆(直筆)の勅額「天満宮」が掲げられており、歴史的価値の高い建造物として知られています。
さらに、北野天満宮には「紙本著色北野天神縁起絵巻・承久本」(国宝)などの貴重な文化財が多数所蔵されています。
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北野天満宮の伝統行事
毎月25日のご縁日と梅花祭
毎月25日は、菅原道真公の誕生日(6月25日)と命日(2月25日)に因んで「天神さんの日」とされ、参道には露店が立ち並び、境内がライトアップされます。特に2月25日に行われる梅花祭は、900年余りの歴史を持つ祭典であり、菅原道真公の御遺徳を偲ぶ行事です
曲水の宴と和魂漢才の精神
曲水の宴は、庭を流れる小川に杯を浮かべ、詩歌を詠む雅な宴です。菅原道真公は和魂漢才(日本古来の心と新しい文化や学問を兼ね備えること)の精神を説き、この宴においても和歌と漢詩が朗詠されます。
明祭と菅原道真公の冤罪晴れ
菅原道真公の冤罪が晴れたことを祝う明祭は、4月20日に行われます。この祭典は、藤原氏の陰謀によって左遷された道真公の名誉回復を記念する重要な行事です。
余香祭と献詠
余香祭は、菅原道真公が宮中で詩を詠んだことに由来する祭典で、全国から寄せられた詩が披露されます。当日は、黄菊と白菊を飾り、祭員や奉仕者は小菊を冠に飾って奉仕します。
北野天満宮で学ぶ親子イベント
北野天神泣き相撲
北野天満宮では、毎年5月5日に「北野天神泣き相撲」が開催されます。この行事は、文武両道の天神さまに子供の健やかな成育と学業成就を祈願するためのものです。泣き相撲は、赤ちゃんが泣くことで勝ち負けを決めるユニークな競技で、泣くことで健康と成長を祈る意味があります。
参加条件は、首の座った生後5〜6ヶ月から2歳までの赤ちゃんで、各回50名、合計100名が参加できます。参加者には健やかな成長を祈る「知恵守はちまき」などのおさがりが渡されます。
北野天満宮のずいき神輿
北野天満宮の「ずいき祭り」は、毎年10月1日から4日にかけて行われる伝統的な祭りです。ずいきとは芋の茎のことで、この祭りではずいきで飾られた神輿が登場します。ずいき神輿の歴史は平安時代に遡り、地元の人々が新しく採れた穀物や野菜を使って神輿を飾り、豊作を感謝することから始まりました。
現在でも、住民たちが自ら育てた野菜を使って神輿を作り上げ、その年ごとのテーマに沿った飾り付けを行っています。
子ども神輿と大人神輿
ずいき祭りには、子ども神輿と大人神輿の二種類の神輿があります。子ども神輿は、その年の流行や話題を取り入れたデザインが特徴で、今年は人気キャラクター「ちいかわ」が取り入れられました。
一方、大人神輿は伝統的なデザインを守りつつ、毎年異なる物語やテーマを描いた飾り付けがされています。これらの神輿は、御旅所に祀られた後、最終日に巡行が行われ、地域住民や観光客に親しまれています。
上京区のこどもまつり
上京区では、毎年6月に「上京の子どもまつり」が開催されます。このイベントは新町小学校を会場に行われ、多くの親子が参加します。ミニ新幹線乗車やまゆ玉染め、子ども安全免許証など、様々なアクティビティが用意されており、子供たちが楽しみながら学べる機会となっています。
上京の子どもまつりでは、多彩なブースが設けられています。ミニ新幹線乗車は子供たちに大人気で、実際の新幹線を模したミニチュアに乗って楽しむことができます。また、まゆ玉染め体験では、自然素材を使った染色の楽しさを学びます。
その他にも、子ども安全免許証のブースでは、安全教育を通じて子供たちの交通ルールへの理解を深める活動が行われます。
「上京の子どもまつり」と同時開催される「歯のひろば」では、親子で楽しめる歯科関連のイベントが多数開催されます。
このイベントでは、無料の歯科相談やブラッシング指導が行われ、歯科医師や専門家が子供たちとその保護者に正しい歯のケア方法を指導します。子供たちは実際にブラッシングを体験し、歯の健康について学ぶことができます。
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京都市上京区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
北野天満宮と上京区のイベントは、親子で楽しむことができる多彩なプログラムが魅力です。歴史と文化に触れながら、子供たちの健やかな成長と学業成就を祈るこれらのイベントは、家族全員にとって貴重な体験となるでしょう。
これらのイベントを通じて、子供たちは歴史や文化、健康について学ぶ機会を得られます。また、親子で協力して楽しむことで、家族の絆も深まります。
上京区のイベントは、家族全員が楽しめる内容が豊富であり、地域の歴史や文化を学びながら、楽しい時間を過ごすことができます。ぜひ、次の機会に家族で訪れてみてはいかがでしょうか。
家庭教師のやる気アシストは京都市上京区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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