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この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.pref.oita.jp/
https://www.pref.oita.jp/site/kyoiku/
不登校は、全国的に深刻な問題となっており、地域ごとにその支援方法は異なります。不登校は、単に学校に通わないということだけでなく、お子さんの心身の健康や将来に大きな影響を与える可能性があります。大分県では、お子さん一人ひとりの状況に寄り添った学習支援や居場所の提供、さらに保護者さまへのサポートなど、さまざまな支援策が実施されています。
本記事では、大分県における不登校支援の取り組みについて詳しくご紹介します。不登校のお子さんを支える保護者さまにとって、少しでもお役に立てる情報をお届けできれば幸いです。
大分県では、「障害にわたる力と意欲を高める”教育県大分”の創造」を基本理念に掲げ、大分県のすべての子どもたちに未来を切り拓く力と意欲を身に付けさせる教育を推進しています。基本理念の実現に向けて以下の8つの基本目標を設定し、全国に誇れる教育水準の達成を目指しています。
基本目標
近年、不登校の原因や背景は複雑・多様化しています。不登校のお子さんに対する社会的自立に向けて、様々な教育機会を確保することが大切です。大分県では、状況に応じて様々な不登校への対策や支援を行っています。
学校の相談や支援の窓口である教育相談コーディネーターを中心に、児童生徒支援対策プランに基づく組織的な取り組みを行っています。教職員研修や校種間での連携により、不登校の未然防止に努めています。また、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーなどの効果的配置の推進も行っています。
「あったかハート1・2・3」運動で、不登校の兆候の早期発見・早期対応に努めています。
欠席1日目:電話連絡(励まし電話、安心電話など)
欠席2日目:電話、家庭訪問(安心電話、症状の確認など)
欠席3日目:家庭訪問(組織対応、体調の確認、再登校不安の解消など)
また、県教育センターなどの教育支援教室やスクールカウンセラ-などを活用し、保護者さまの支援も充実させています。
福祉、医療等の関係機関や団体と連携し、不登校のお子さんに対する学校復帰や社会的自立に向けた支援の充実を図っています。
具体的には、
大分県では「学校に行きたくても行けない」「人と会うのは緊張する」と悩んでいるお子さんが学校に復帰できるように、教育支援教室を運営しています。はじめは個別の支援からスタートし、お子さんの状態に合わせて小集団・集団での支援を行います。学校復帰をはじめとした社会的自立ができるように支援をしています。
大分市内に居住し、市内の小中学校に在籍している児童生徒の中で、不登校状態または学校に行きたくても行けない、教室に入れないなど登校への悩みを抱えているお子さんを対象にしています。
月・水・金曜日の10:00~15:00で開室しています。週に1回~1カ月に1回のペースで面談を行い、家庭や学校と随時連絡を取りながら、一人ひとりに応じた支援を行っています。通所は、在籍校での出席扱いになります。
教育支援教室「フレンドリールーム」では、以下の流れで一日を過ごします。必要に応じてスタッフが登校支援を行うこともあります。
時間帯 | 活動内容 |
10:00~10:30 | 朝の会 |
10:30~12:00 | 学習活動や共同活動を行います。 小中学校の教員経験者のスタッフが、学習の習慣をつけたり学習のコツをつかむことを目的にお子さんの状況に応じて簡単な学習支援を行うこともあります。 |
12:00~13:00 | お昼休みです。 お弁当や飲み物は持参です。 |
13:00~14:30 | 個別学習や自主活動、共同活動を行います。 |
14:30~15:00 | 清掃や帰りの会を行います。 |
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
大分県では、大分県教育センター教育相談や24時間子供SOSダイヤルなど相談窓口も多数設置されています。お子さんに必要な支援を届け、社会的自立を促すためも、まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
家庭教師のやる気アシストは大分県の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。