大阪市福島区の中学生体験学習事業
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushima/category/3086-3-8-0-0-0-0-0-0-0.html
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushima/cmsfiles/contents/0000605/605755/leaflet.pdf
https://www.city.osaka.lg.jp/fukushima/page/0000606304.html
大阪市福島区では、中学生を対象にした体験学習事業が実施されており、その一環として令和5年度には宮城県を訪問し、東日本大震災の被災地を見学するプログラムが行われました。この体験学習の目的は震災の被害や防災の心がけなどに加え、現地でのSDGsの取組について学生たちに震災の実態を直接、体験として学んでもらう事です。
大阪市福島区で行われた体験学習の概要
大阪市福島区の中学生体験学習事業は、学生たちに災害の実態を直接学ばせることで、自分たちの地域や今後の生活にどうフィードバックしていくかを学ぶことを目的としています。令和5年度には、宮城県に赴き、東日本大震災の被災地を訪れるプログラムが実施されました。
このプログラムでは、震災による被害の実態を学ぶとともに、復興に向けた努力を実際に見ることで、災害に対する理解を深めました。
訪問先と活動内容
プログラムでは以下の施設や場所を訪問しました:
- 石巻市立中浜小学校: 震災当時、避難した90人全員が助かった当該施設で、生徒たちは震災当日の様子や震災の脅威について学びました。津波の威力で曲がってしまった鉄骨や運ばれた石碑などもそのまま遺され、その状況下で多くの命が助かった事実の尊さを学びました。この見学を通じ、学校が地域の支えとなったことを実感しました。
- 塩竃市津波防災センター: ここでは津波や地震に対する防災対策の重要性を学びました。防災対策センターでは、津波のシミュレーション体験や、地域防災計画の説明を受けました。具体的には、津波警報が発表された際の避難ルートや、避難所での生活のポイントについて学ぶことができました。またセンターでは、“震災発生後1週間“に焦点を当てた展示がなされており、震災の規模と影響を視覚的に理解することができました。
- 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館: 震災の影響を受けた地域の遺構を見学しました。例えば震災前後の街並みの変化や災害の爪痕を示す展示物を見学すると共に、語り部として実際に被災した方から当時のエピソードを伝え聞くことで震災が地域に与えた具体的な影響を実感し、復興の過程について理解を深めることができました。
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生徒たちの感想
体験学習を終えた後、生徒たちは様々な感想を寄せました。以下にその具体的な内容を紹介します。
今回の体験学習事業を通して、震災はいつどこで起きるのか分からない上に、被災した人々の大切な家族や友達を奪い、震災後も心に大きな傷を残してしまう、とても辛く悲しい出来事であるということを改めて感じました。
お話しの中で一番驚いたのは、避難した保育園が避難場に指定されていなかったため、10日間物資が届かず、自分達で食べられそうなものを必死に探し、トイレやおふろを作り、少しどろの混ざった井戸水で米を洗ったり、お湯を沸かしたりしたということです。
私は東日本大震災の教訓を活かし自分の周りの人に伝えることで次くると予想される南海トラフの被害を少しでも小さくしていくことが出来ると思いました。
また、自然災害は時をまってはくれず突発的に発生するもので、日ごろの避難訓練や非常食の備蓄などが、いざという時に自分を救ってくれるものなので、今のうちから備えていこうと思いました。
防災意識の高まり
体験学習を通じて、生徒たちの防災意識は大いに高まりました。例えば、塩竃市津波防災センターでの体験では、震災時の避難所としての機能を学び、非常時における地域の連携の重要性を理解しました。また、石巻市立中浜小学校での見学を通じて、地震や津波に対する具体的な備えや地域防災計画の重要性を学びました。生徒たちは、災害発生時に自分たちがどのように行動すべきかを考えるきっかけとなり、防災に対する意識が向上しました。
防災意識の高まりは、学生たちだけでなく、その家族や地域社会にも影響を与えることが期待されます。学生たちが得た知識や経験を地域で共有し、防災活動に積極的に関わることで、地域全体の防災対策が強化されることが望まれます。
例えば、学生たちが学校で学んだ防災知識をもとに、防災訓練を実施するなど、具体的な活動が行われることが期待されます。また、防災意識が高まることで、地域全体での防災計画の見直しや改善が進むことが望まれます。
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大阪市福島区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
大阪市福島区の中学生体験学習事業は、震災の実態を学ぶ貴重な機会を提供し、生徒たちに防災意識の重要性を深く理解させるものでした。宮城県の被災地訪問を通じて、学生たちは震災の影響や復興の過程を学び、自分たちの地域での防災対策の重要性を感じることができました。この体験はSDGs(持続可能な開発目標)の目標「安全なまちづくり」や「持続可能な地域づくり」に貢献するものであり、地域社会全体での防災意識の向上を促すきっかけとなりました。
防災意識の高まりは、知識の習得にとどまらず、実際の行動や地域社会への影響をもたらします。今回の体験学習が、多くの学生たちにとって防災に対する意識を高める一助となり、未来の安全な社会の形成に繋がることを期待しています。生徒たちが得た知識と経験を地域で共有し、より安全で持続可能な社会を築くために、地域社会全体での防災活動の強化が重要です。
また、体験学習を通じて、防災意識が高まることで、地域全体の防災対策が強化されることが期待されます。学生たちが得た経験を地域で活かし、今後の防災活動に貢献することで、より安全で持続可能な地域社会の形成に寄与することができます。
家庭教師のやる気アシストは大阪市福島区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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