大阪市西成区 不登校支援への取組
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.osaka.lg.jp/miyakojima/category/4042-2-0-0-0-0-0-0-0-0.html
全国的に増加している問題の一つに不登校問題の増加が挙げられます。大阪市西成区内の学校でも、不登校問題に悩む子どもたちが増えているのが現状です。
不登校の原因はお子さんそれぞれですが、いじめや学校への不安感・発達障害もその要因の一つと言えます。
本記事では、不登校問題に対して積極的に取り組んでいる大阪市西成区の具体的取組について詳しく紹介していきます。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
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西成区が目指しているまちづくりの目標と達成するための施策
大阪市西成区では「すべてはこどもたちのために」をキャッチフレーズに人と人のつながりを大切にしみんなが笑顔で暮らしやすい街づくりを目指しています。
その目標達成のために柱として次のような3本の施策があります。
①子どもの夢が広がるまち
②人と人がつながりにぎわうまち
③みんなが安心して暮らせるまち
こういった施策をもとにし、西成区では若い人や子育て世代を呼び込み活力あるまち作りを行っているのです。
西成区目標達成のために掲げる3本の施策に対する具体的な取組
西成区が掲げている3本の施策には、達成するための具体的な事業計画があります。
施策の一つでもある、子どもの夢が広がるまちづくり達成に関しては次のような5つの事業計画があります。
①プレーパーク事業
②障害がある子どもや親の孤立防止支援事業
③西成区基礎学力アップ事業(西成まなび塾)
④基礎学力向上支援事業(西成ジャガピースクール)
⑤西成区子ども生活・まなびサポート事業
これらの事業計画の中でも一番重視されているのが「西成区子ども生活・まなびサポート事業」です。
西成区では、この取組に力を入れることで「子どもの生きる力を育成し・学び」を支援しています。
西成区子どもまなび・サポート事業の内容
この事業の主な取組は、不登校児童支援です。
区内全小・中学校に、家庭生活面等で様々な課題を抱える児童生徒に対して「電話や家庭訪問による登校支援」「学習姿勢定着に向けた支援」等個々に応じた寄り添い型の支援を行うこと、学びの場への定着を図ることを目的としサポーター等を配置しています。
配置されるサポーターは、次のように大きく2種類に分類されています。
サポーター名 | 支援内容 |
登校支援・見守りサポーター(区内全小中学校16校に1名ずつ配置) | 不登校・遅刻の児童生徒の対応(家庭訪問・電話など)や、別室登校をしている 児童生徒の見守り支援などを行う |
学習姿勢向上サポーター(区内2小学校に1名ずつ配置)・ボランティア | 学習意欲がなく、学習に向かうことが難しい児童に対し、個別にサポートを行う サポーターを配置し、学習姿勢定着までの支援を行うことにより、学力の向上(特 に学力に課題のある児童)及び不登校の未然防止をはかる |
このような専門的なサポータの存在が、西成区における不登校等の児童生徒へ登校支援や学びの場への定着支援などの直接的支援につながっているのです。
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西成区教育支援センターの事業概要
大阪市内には、花園・桃谷・新大阪の3ヶ所に教育支援センターがあり、西成区に所在する教育支援センターは「教育支援センター花園」です。
教育支援センターは、小中学校及び義務教育学校における不登校児童生徒の学習支援及び教育相談の充実を図り、学校生活への復帰や自立をめざした支援を行う場所です。
不登校児童生徒に学習の場を提供するだけでなく、不登校支援のアドバイザーやスタッフが、支援要請のあった学校に訪問するなど連携を図りながら、より個人の状態に沿った支援活動を行う専門のスタッフがいますので、該当するお子様がいる保護者様は積極的に相談し話を聞くと良いでしょう。
大阪市のように支援センターが複数あることで、より子どもたちにあった支援センターを利用することが可能になりますね。
支援センターの利用についての詳細
支援センターを利用するには、いくつか利用条件が存在します。
利用可能となるまでの流れを次の一覧にまとめておりますのでご覧ください。
対象となるお子様 | ・大阪市立の小中学校及び義務教育学校に在籍している児童生徒・心理的な理由により、不登校となっている児童生徒・学習意欲がある児童生徒(自学自習ができる児童生徒)・一人で通所できる児童生徒 |
通所までの流れ | 校内の不登校対策委員会等にて協議のうえ、通所が適当と判断した場合、学校が児童生徒・保護者に教育支援センターを紹介する ⇩ 学校側が児童生徒・保護者とよく相談したうえで、希望する教育支援センターに見学・面談を申し込む ⇩ 児童生徒・保護者及び学校関係者は、希望する教育支援センターを見学し、不登校支援アドバイザー・スタッフ等と面談を行う ⇩ 面談後に校長は、通所が適当であると判断した場合「センター通所登録願」を提出する |
このように、支援センターには不登校支援アドバイザーがいるので、在籍校の学習進度や行事等の教育活動との連携も図れるのです。
大阪市西成区で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
今回は大阪市西成区の不登校支援の取組についてをご紹介しました。
西成区は、さまざまな課題を抱えた不登校児童など、サポートが必要な子どもたちを
支援する子ども・まなびサポート事業に力を入れています。
このような事業を継続していくことで、不登校児童の減少や子どもたち自身で課題や困難を乗り越え「生きる力」を育むことにつながって
支援センターも充実していることからも、西成区は子どもたちの教育問題に真摯に取り組むサポート体制がしっかりとした自治体と言えます。
家庭教師のやる気アシストは大阪市西成区の不登校や発達障害のお子さんや勉強に困っているお子さんのサポートをしています。
対象の学年は小学1年生から高校3年生です。無料の体験授業も行っていますので、少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。
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