大津市のコミュニティ・スクール推進計画
この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.otsu.lg.jp/soshiki/070/2402/g/CS/1473639662189.html
大津市では大津市教育委員会が主体となってコミュニティ・スクール推進計画を進めています。
今回はこの取り組みに関して具体的にどんな仕組みなのか、何校が導入されているのかについて紹介していきたいと思います。
大津市のコミュニティ・スクール実施の目的
コミュニティ・スクールは、地域・家庭・学校が目標を共有し、地域の教育力を学校運営に生かし、一体となって児童生徒を育てるよりよい教育環境をつくるものです。
大津市のコミュニティ・スクールは、今までの学校と地域のつながりを生かしながら、子どもの豊かな学びを創造し、地域の絆をつなぎます。また、学校支援だけでなく、「子どもたちを徹底して守る」という理念のもと、子ども支援に主眼をおき、地域・家庭・学校が課題を共有して解決を図ります。
コミュニティ・スクールの仕組みと役割
コミュニティ・スクールは、学校と保護者や大津市の地域の皆さんがともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、協働して子どもたちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める仕組みです。
コミュニティ・スクールには、保護者や大津市の地域の皆さんなどから構成される学校運営協議会が設けられ、学校運営の基本方針を承認したり、教育活動などについて意見を述べるといった取組が行われます。
コミュニティ・スクールには以下の3つの役割があると考えられています。
学校運営の基本方針を承認する
大津市の各学校の校長は、学校運営の基本方針や教育課程の編成等について学校運営協議会に説明を行い、承認を得ます。
学校運営について意見を述べることができる
「大津市の地域の人々の思いや考えに触れる機会が多くなるよう工夫してほしい」「地域の環境を守るために、環境教育に力を入れていきたい」など、学校運営について意見を述べることができます。
教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について意見を述べることができる
学校運営協議会は、学校づくり、地域づくりなど、より良い学校組織づくりについて大津市教育委員会に対して、意見を述べることができます。
大津市のコミュニティ・スクール導入状況
大津市は将来的に、全市立小中学校をコミュニティ・スクールとすることを目標としています。
教育委員会でコミュニティ・スクール推進プロジェクトチームを編成し、運営・導入等を支援しています。
その支援の結果もあり、コミュニティ・スクールの導入校の数は増えてきています。
平成27年には2校(大津市立日吉中学校、大津市立皇子山中学校)だけでしたが、平成31年には28校にまで増えています。
大津市には38校の小学校、18校の中学校があるので、達成率としてはちょうど50%。
これからが楽しみな数字ですね。
大津市で勉強に困っている保護者さま・お子さんへ
今回は、大津市が取り組むコミュニティ・スクールについて紹介しました。地域住民が協同して学校や教育委員会に意見を反映することができるのは非常にいい仕組みだと思います。はやく導入率が100%になるといいですね。
家庭教師のやる気アシストは、大津市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。