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この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.suita.osaka.jp/kosodate/1018299/1018300/1003770.html
吹田市では教育課程特例制度を活用し、吹田市立小学校の1・2年生において、外国語活動の授業を設定し、小学校1年生から中学校3年生までの英語教育の充実に取り組んでいます。
グローバル社会を生き抜くコミュニケーション力の育成をするために、吹田市は子供たちに2つの目標を掲げています。
英語教育の一層の推進を図るために、児童・生徒と教職員のそれぞれに取り組む内容も定めています。
教育課程特例校制度を用いることで小学校1年生から外国語活動を実施しています。今回メインで紹介していく内容です。
他には小学校4年生での体験学習「すいたえいごkids」や、「ドキドキワールド・吹田市国際交流協会との連携・外国人ボランティア等との交流」によって、国際交流を図っています。
中学校ブロックで2~3名のAETの配置による小中一貫教育や、「小学校外国語専科・小中連携教科指導・英語コーディネーター」による専門指導の頻度を増やしたり、「教職員研修・担当者会の実施・授業公開、参観・交流授業」などで資質向上も行っています。
吹田市の施策としては、本来小学校3年生から開始する「外国語活動」の時間を、小学校1,2学年(年間10時間)教科等から(「生活科」及び「特別活動」から)年間5時間ずつ削減し、「外国語活動」の授業時数に充てています。
これにより、各学年での外国語活動の時間数は第1,2学年で年間10時間、第3,4学年で年間35時間、第5,6学年で年間70時間確保されます。各教科等の授業時数は以下の表のようになります。
第1学年 | 第2学年 | 第3学年 | 第4学年 | 第5学年 | 第6学年 | |
国語 | 306 | 315 | 245 | 245 | 175 | 175 |
社会 | — | — | 70 | 90 | 100 | 105 |
算数 | 136 | 175 | 175 | 175 | 175 | 175 |
理科 | — | — | 90 | 105 | 105 | 105 |
生活 | 97 | 100 | — | — | — | — |
音楽 | 68 | 70 | 60 | 60 | 50 | 50 |
図画工作 | 68 | 70 | 60 | 60 | 50 | 50 |
家庭 | — | — | — | — | 60 | 56 |
体育 | 102 | 105 | 105 | 105 | 90 | 90 |
外国語 | — | — | — | — | 70 | 70 |
特別の教科である道徳 | 34 | 35 | 35 | 35 | 35 | 35 |
外国語活動 | 10 | 10 | 35 | 35 | — | — |
総合的な学習の時間 | — | — | 70 | 70 | 70 | 70 |
特別活動 | 29 | 30 | 35 | 35 | 35 | 35 |
吹田市では、平成29年度に市内すべての小学校が教育課程特例校となり、これまで全中学校区において小中一貫教育を推進し「確かな学力・豊かな心・逞しい体」をバランスよく備えた「総合的人間力」の育成、また、グローバル社会を生き抜くコミュニケーション力を兼ね備えた児童の育成を図ってきました。
平成29年度までの年度別実施校は以下のようになります。
令和4年度、教育課程特例校による特別の教育課程の実施状況の自己評価及び公表を児童6833人、保護者6096人を対象に行われました。
児童向けに「英語の勉強は好きですか?」「外国の人と英語を使って話せるようになりたいですか?」の2つの質問を、保護者向けに「お子さんは外国語活動(英語)に対して興味・関心が高まりましたか?」「家庭でも学校で学習した英語を使ったりしていますか?」「小学校で外国語活動(英語)の学習をすることはいいことですか?」「今後も、外国語活動(英語)の取り組みを続けてほしいと思いますか?」の4つの質問を用意しました。
「好きです」と答えた割合が57%、「どちらかと言えば、好きです」と答えた割合が25%、「どちらかと言えば、好きではないです」と答えた割合が14%、「好きではないです」と答えた割合が4%という結果でした。
「話せるようになりたいです」と答えた割合が68%、「どちらかと言えば、話せるようになりたいです」と答えた割合が22%、「どちらかと言えば、話せるようになりたくないです」と答えた割合が5%、「話せるようになりたくないです」と答えた割合が5%という結果でした。
「そう思う」と答えた割合が38%、「どちらかと言えば、そう思う」と答えた割合が44%、「どちらかと言えば、そう思わない」と答えた割合が14%、「そう思わない」と答えた割合が4%という結果でした。
「そう思う」と答えた割合が21%、「どちらかと言えば、そう思う」と答えた割合が30%、「どちらかと言えば、そう思わない」と答えた割合が30%、「そう思わない」と答えた割合が19%という結果でした。
「そう思う」と答えた割合が87%、「どちらかと言えば、そう思う」と答えた割合が11%、「どちらかと言えば、そう思わない」と答えた割合が1%、「そう思わない」と答えた割合が1%という結果でした。
「そう思う」と答えた割合が88%、「どちらかと言えば、そう思う」と答えた割合が10%、「どちらかと言えば、そう思わない」と答えた割合が1%、「そう思わない」と答えた割合が1%という結果でした。
今回は吹田市の教育課程特例制度についてまとめてきました。英語教育に力を入れていることが分かりましたね。
家庭教師のやる気アシストは吹田市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。