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この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/25/20210329-095204.pdf
https://www.city.takasago.lg.jp/material/files/group/26/R5.pdf
高砂市は子どもの読書活動を最重視しています。読書を通じて自立を促し、未来に繋げていく力となるように、「高砂市子ども読書推進計画」を策定し様々な取組を実施中です。
今回は、高砂市の子ども読書推進計画について詳しく紹介していきます。
高砂市の教育は、「自律的に自分の未来を切り開くことができる力」を育むことを重要視しています。そのために「確かな学力」を定着させて、活用させることが大事です。生きて働く知識や技能を習得し、人生や社会に活かそうとする学びに繋げていきます。また、子どもたちが夢や希望をもって自立し、主体的に社会に参画できるように、可能性を広げる学びを目指します。
子どもたちの可能性のある学びを充実させるには、学校だけでなく家庭や地域が一体になって教育に取り組むことも大切です。家庭教育、地域協力型の教育の向上も目指しています。
読書には、読解力の向上、知識吸収、論理的な思考力や集中力の向上、表現力や創造力の向上など、子どもの成長において様々な効果が期待できます。読書から得られるメリットは大きいですが、実際本を読む習慣がついている子どもは意外と少ないのではないでしょうか。
では、子どもたちに読書週間を身につけてもらうにはどうすればいいのでしょうか。そこで策定されたのが「高砂市子ども読書推進計画」です。
近年、私たちを取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。グローバル化や技術革新は日々進展し、社会はより予測困難な時代へと移り変わりました。将来を担う子どもたちには、多様な情報を見極めて活かす力、どんな環境下でも目的を再構築できる力が求められています。
子ども読書推進計画は、自主的な読書活動を通じて感性豊かに、探究心溢れる子どもの育成を目指しています。読書を通じて得られる効果はかけがえのない財産です。将来を支える子どもたちにとって、読書は「新しい時代に必要な資質・能力」を育むことに大いに役立つと言えるでしょう。
子どもが読書に親しむためには、乳幼児期から環境づくりに配慮する必要があります。子どもが読書を楽しいと感じ、進んで自ら行ってくれるよう本を読む機会を提供します。
なにより、子どもたちの読書活動を推進するためには、周りの大人たちの協力が必要です。読みきかせや読書をする大人の姿を見せることで、子どもの読書意欲は高まります。身近な大人に読書活動の意義と重要性を普及させることも重要であると言えます。
高砂市はこれまでも読書推進計画において様々な事業を展開し、子どもたちの読書の後押しに努めてきました。具体的な取組内容としては、「ブックスタート事業による親子での絵本のふれあい」「おすすめ本リストの作成」「学校の朝の読書時間」「図書館でのイベント」等が挙げられます。
しかしながら、まだまだ読書習慣が身についた子どもは少なく、課題が多く残っています。
子ども読書推進計画を実施してもなお、子どもの読書離れの傾向は変わりありません。学校はもちろん、地域や家庭との連携が課題といえます。
核家族化がすすみ、家庭環境はさまざまで家庭の考え方も千差万別です。そのため、いかに乳幼児期における絵本との関わりが大事なのかを理解し、その機会をどう増やしていくのか考えていくことが求められています。
また、小学校では朝の読書の時間がありますが、子どもたちが選ぶ本が偏ったジャンルになってしまう、といった問題点が挙げられます。自分の読みたい本だけを選んでしまうので、知識の幅を広げるきっかけにならないのです。子どもたちが本のジャンルの好き嫌いをせず、様々なジャンルに挑戦できるように教員がどう促していけるのかが今後の課題です。
高砂市では、今後も子どもたちの読書習慣化に向けて、「読書推進計画」の改革を目指します。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
今回は高砂市の子ども読書推進計画について紹介しました。
子どもたちが本を読む習慣をつけるためには、地域と家庭、学校すべての連携のもとに「子ども読書推進計画」を進めていくことが重要です。今後、さらに子どもたちの読書活動を応援するためにも様々な人たちの協力、連携が必要不可欠となるでしょう。
家庭教師のやる気アシストは、高砂市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。