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この記事は以下のサイトを参考にしています。
https://www.city.yao.osaka.jp/0000071609.html
https://www.city.yao.osaka.jp/cmsfiles/contents/0000049/49810/R02kodomokeikaku.pdf
八尾市では、生まれ育つ子どもたちが、自身を大切に感じてくれる家族や地域・学校に見守られながらいきいきと成長できるように、社会全体で支援していけるようなまちづくりに全力で取り組んでいます。
今回は、八尾市が掲げる「八尾市子どもいきいき未来計画」と日常生活で悩む子どもたちの支援について紹介します。
八尾市では、すべての人の人権が尊重され、互いに他者を思いやり支え合う気持ちと、共生の心があふれる街づくりを進めています。
このことを踏まえ、未来に無限の夢を持った時代の社会を担う子供が、安全に安心していきいきと育つことができ、また親も八尾市で子どもを産み育ててよかった、八尾市に住んでよかったと実感できるまちになることを目指します。
すべての子どもが一人の人間として尊重されるとともに、他者を尊重しながらいきいきと育つことが出来るまちを目指します。
また、学校や地域の中で、一人ひとりの子どもが、豊かな人間性や社会性を身につけ、自ら考える力、主体的に活動する力など、子ども自身の「生きる力」を身につけられるような街を目指します。
妊娠から出産、子供の成長に応じて、すべての子育て家庭が楽しみながら、いきいきと子育てできる安全で安心なまちを目指します。
子どもが地域の一員として積極的に地域の人と関わり、主体的に地域活動に参加できる仕組みを地域の人と協働で作ります。また、「子どもを見守り支える」をキーワードに、地域のつながりを深め、子どもと一緒に親も育っていけるよう、地域全体で支えていく地域社会を目指します。
近年、地域規模の問題に向き合う必要性が訴えられる中、2015年9月に国連において持続可能な開発目標(SDGs※)が採択されました。この目標は、発展途上国だけでなく、先進国自身が取り組むべき目標であること、また、自治体を含めたさまざまな主体が取り組むべきとされています。
このような背景を踏まえて、八尾市では「八尾市子どもいきいき未来計画」の策定にあたって、5つの基本的な視点を挙げています。
貧困・教育・気候変動・ジェンダーに起因する格差など数多くの課題に直面している中、「誰一人取り残さない」持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現のため、2030年を年限とする 17 分野の国際目標のこと。
「子どもの権利条約※」を尊重し、子どもの幸せを第一に考え、すべての子どもの利益が最大限に尊重されるように配慮するとともに、常に子ども・若者の声に耳を傾け、それぞれの心に寄り添いながら支援を行います。また、自分の考えなどを自由に表したり、さまざまな活動に参加したりするなど、子ども・若者が主体的に活動できるようなしくみづくりに努めます。
子どもの基本的人権を国際的に保証するために定められた条約。
18歳未満の児童(子ども)を権利をもつ主体と位置づけ、おとなと同様にひとりの人間としての人権を認めている。
親が子育てについての責任を有するという基本的認識の下に、子育て家庭が抱える不安や悩みを軽減し、親として子育ての喜びや幸せを感じながら、ゆとりをもって子育てができるように、地域全体で子育て家庭を見守り支援します。ここでの子育て支援とは、子どもの最善の利益を考慮し、「子育てを通して、親自身が“親”として育つように支援すること」、「安全で安心して、子どもを生み育てられる社会環境づくりを進めること」です。
すべての子育て家庭に対し、妊娠から出産、子どもの成長や家庭状況に応じ、切れ目のない支援を行います。また、子育てと仕事との両立を支援します。
本市では、平成 21 年(2009 年)12 月に「男女共同参画推進条例※」を制定しました。男女が互いに人権を尊重しつつ、あらゆる分野で性別にかかわらず、一人ひとりが自立して個性と能力を十分に発揮し連帯できる地域社会づくりが求められています。子育てにおいては、固定的な性別役割分担意識をなくし、男女の職業生活と家庭・地域生活の両立を支援します。
「男女が互いに人権を尊重し、性別のイメージに当てはめることなく、一人ひとりの個性や能力を十分に発揮できる豊かな社会」の推進に関して、基本理念、自治体や住民等の責務、基本的な施策等を規定する条例のこと。
すべての子ども・若者の健やかな成長を見守り育む地域づくりに向け、健康・福祉・教育をはじめとする総合的かつ多面的な支援を行います。
また、すべての子どもが自分の将来に夢や希望をもって健やかに成長できるよう、子どもの貧困対策を進めるとともに、すべての若者が持てる能力をいかし活躍できる社会の実現をめざし、ニートやひきこもり等の社会生活を営む上で困難を有する若者に対しての支援に努めます。
近年、いじめや不登校などが大きな社会問題となる中、さまざまな要因により困難を有する子どもが、円滑な社会生活を営むことができるよう、子どもの発達段階に応じた適切な支援を行うことが重要とされています。
八尾市でも「みんなでつくる子どもの未来と幸せ」の基本理念のもと、いじめや不登校などに悩む子どもの心に寄り添い、子どもを取り巻く教育上のさまざまな課題や保護者の悩みへの対応を学校と連携して行っています。
ここでは、学校に行けなくなった子どもたちへの具体的な支援についていくつかピックアップします。
オンラインde居場所・オンライン学習支援は、ICT活用による交流活動や学習を行うことで人との繋がりや学ぶ喜びを実感し、社会的な自立を目指すオンラインサポートです。2次元のバーチャル空間を利用し、クイズなどを通したコミュニケーションや共通の話題を持った人同士での会話などを中心とした活動を行っています。
ほっとはあとルームは、「家から一歩踏み出したい」「誰かと繋がるきっかけが欲しい」など、様々な思いを抱える子どもたちを支援するための教育センターの居場所事業です。自由にゆっくりと過ごせる場所で、自分のペースで読書をしたり、学習や遊びをしたりすることを通して、次への活動への意欲を高めることをめざします。
ほっとはあとルームを利用する際は予約が必要ですが、経験豊かなスタッフや学生サポーターが対応してくれるため、安心して利用できます。
さわやかルームは、登校の意思があるにもかかわらず登校できない状況にある八尾市立学校の子どもたちのために、安心して所属できる居場所を提供するとともに、教育相談、学習支援及び集団生活への適応指導などの支援活動を行い、児童生徒の社会的自立をめざすことを目的とした場所です。
自主活動・軽スポーツ活動・室外活動・調理実習などの活動を通じて、心身をリフレッシュしながら、自立と集団への適応力を高めていきます。
今回は、八尾市が取り組む「八尾市子どもいきいき未来計画」と不登校生徒に対する支援について紹介しました。子どもたちが健やかに育つよう、市が一体となって施策に取り組んでいることが分かりました。また、学校や日常生活で悩む子どもたちのための居場所づくりや学習支援など、未来を生きる子どもたちを大切にしたいという思いも伝わりますね。
家庭教師のやる気アシストは、八尾市で「定期テストや入試・受験対策に強い」家庭教師として、小学1年生から高校3年生のお子さんを対象に、ご自宅に伺い勉強の指導を行っています。
少しでも興味を持って下さった方はこのページをご覧いただけますと幸いです。