小学校4年生のお子さんへの教え方

家庭教師のやる気アシストへの学年別指導方法。小学校4年生のお子さんへの教え方を紹介します。
小学校4年生はどんなことを学ぶのか、アシストではどのような指導・サポートができるのかを紹介していきたいと思います。

文部科学省『生きる力』

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/

小学校4年生ではどんなことを学ぶの??

小学校4年生は全教科の中で国語を一番多く学びます。また、3年生から始まった理科と社会の時間数が増えるのも特徴です。また総授業数は980時間になり、小5・6年生と同じ時間を勉強し始めます。

国語では漢字は202字を勉強します。これは小学校6年間の中で一番多い数です。それだけではなく、読解問題の難易度も上がります。「経験からどう考えたか」「どのような経験からそう考えたか」ということを表現するようになっていきます。

算数ではグラフ、表の読み取り、角、並行、直角、図形、四則計算の順序などを学びます。折れ線グラフや表などから、傾向を読み取る統計的学習に進んでいきます。四則計算の順序は混乱しやすいので、しっかり学習することが必要です。

区分第1学年第2学年第3学年第4学年第5学年第6学年
国語306315245245175175
算数136175175175175175
理科0090105105105
社会007090100105
生活1021050000
音楽687060605050
図画工作687060605050
家庭00006055
体育1021051051059090
道徳343535353535
外国語00003535
総合0070707070
特別活動343535353535
総授業数850910945980980980

小学校4年生のつまずくポイントは??

国語のつまずきポイント

国語のつまずきポイントは、「ローマ字」「根拠となる理由を明らかにする」の2点です。具体的に見ていきましょう!

ローマ字

3年生で勉強したことに加えて、自分でローマ字を書いて文章を作ってみるというところまで勉強します。当然アルファベットが書けるようにならないといけません。そして5年生からは英語が始まるので、しっかりと4年生のうちに押さえておきましょう。

根拠となる理由を明らかにする

上で紹介したように、読解問題の難易度が上がり、「どうして〜したの?」というような問いかけの問題が多く出てきます。この時に「○○だったから」とだけ答えるのはNGです。「わたしは、○○だったから〜したの。」と主語と述語をつけて答えられるように訓練しましょう。

算数のつまずきポイント

算数のつまずきポイントは、「3桁の数の割り算」「図形」「単位」の3点です。

3桁の数の割り算

割り算のひっ算を行っていくのですが、1年生の足し算・引き算、2年生の九九、3年生の割り算がおさえられていないとこの分野はかなり苦戦してしまいます。逆につまずいてしまうお子さんはどこから戻り学習をすればいいのかを把握して、しっかりと基本から戻って理解していきましょう。

図形

4年生から本格的に始まる図形の分野。特に作図することにつまづくことが多いです。「台形・平行四辺形・ひし形・長方形・正方形」を学んでいくのですが、それぞれの性質を覚えておくことが大事です。さらに言うと、この分野は中学校の勉強の基礎にもなってくるので、しっかりと押さえておきましょう。

単位

4年生では面積を出したり単位換算をします。面積は、1辺×1辺なので、正方形の1辺の長さがどう変わるかを考えながら、辺の長さや単位の変化に合わせて面積がどう変わるかをみていくことが大切です。
難しいのが、馴染みのない「haヘクタール」「aアール」です。「1aは1辺が10mの正方形」ということを頭に入れて、考えていきます。

理科のつまずきポイント

理科のつまずきポイントは「電流の働き」です。

電流の働き

4年生では、まずは、「直列つなぎ」と「並列つなぎ」のつなぎ方を理解すること。そしてそれぞれで豆電球の光り方がどう変わるのかを学んでいきます。
実験をして結果から考察することも大切な勉強ですが、実験を始める前に、生活での経験を「根拠」に予想売ることが大事です。つまり、ただ実験するのではなく、国語の学習と同じように、「考え」と「考えの根拠となる理由や事例を明らかに」しながら実験するのです。

やる気アシストができる対策は??

小学校4年生の勉強で大事になってくることは、「根拠をしめすこと」だとアシストは考えます。
たとえば、普段の会話で何気なく「根拠となる理由や事例を明らかにしながら」話すことを習慣にしていると、自然と「根拠となる理由を明らかにした文」がお子さんにインプットされます。

昨今、映像授業やプリントなどが主流になりつつありますが、完全な1対1の指導ができる家庭教師だからこそ、10歳の壁と言われ、体つきは子どもだけど、行動がちょっと大人っぽくなり始める小学校4年生を有意義なものにできると考えています。

無料のパンフレットをお送りいたします。

目的別にみる家庭教師・勉強方法

アシストへお問合せいただくお子さんの中には、明確な目的をもってアシストで勉強を始めるお子さんも多くいらっしゃいます。

そんなお子さんのためにアシストでは目的に合わせた指導プランを考え、指導を行っています。目的別の指導方針・効果的な勉強方法について詳しくはこちらよりご覧ください。