中学生が不登校になる原因は?親ができることや今後の進路も紹介

心も身体も、ともに成長する思春期にさしかかる中学生。
身体が健康でも、さまざまなことで悩み、傷つきやすい年齢です。
中学生の不登校の生徒数は年々増加しており、2022年の最新データ[1]によると、全国の不登校児童生徒数は24万4940人にも上ると言われています。

アシストで学んでいる不登校のお子さんにも中学生もどんどん増えている印象を受けます。
では、中学校に上がり、不登校になる原因には何があるのでしょうか。
以下で、中学生が不登校になる原因を解説し、親としてできる解決策や方法をご紹介します。

小学校と中学校との環境の変化

小学校と中学校では環境が大きく変化します。以下では環境の変化の観点から中学生が不登校になってしまう原因を挙げます。

勉強についていけない

小学校よりも学習内容が一段と難しくなるので勉強についていけないことが原因として挙げられます。
特に、中学校では、高校入試の出願書類に際して、学期ごとに出る成績が重要になります。

成績は宿題や提出物などの課題が重要となるため、部活動と勉強をうまくこなすことができないことで、やる気が下がり、学校に行きづらくなってしまうこともあります。

学校生活の変化

厳しい校則

多くの中学校では制服の着用が義務付けられており、校則が厳しい学校も少なくありません。

制服があることで洋服の準備をする必要がないため、親としてはありがたい面もありますが、中には「ブラック校則」とも言われるような厳しい校則を定めている学校もあり、校則がストレスとなって学校に行けなくなる子どもも少なくありません。

部活動が始まる

小学校と中学校との大きな違いは部活動が挙げられます。
小学校でもクラブ活動はありますが、中学校では練習がより本格的になります。
特に運動系の部活動では、上下関係が厳しいため、それが人間関係の疲れに現れて学校に行く気力が起きないということも原因として挙げられます。
また、朝練や休日の練習などがある部活動もあるため、よりいっそう生活が忙しくなることも原因として挙げられます。

体力がついていけない

中学生の思春期は心身ともにぐんと成長する時期です。

中学生の不登校の原因として最も多いのが、起立性調節障害による不登校。朝起きられないのは怠けているからだと誤解をされやすいですが、体調が原因という可能性もあります。

親ができること

もしお子さんが中学校に上がり、不登校になってしまったら、親として何ができるでしょうか。
以下では、親ができることを解説します。

コミュニケーションをとる

これはお子さんが不登校になる前からでもできることですが、中学生になると親子で会話する時間が減りがちです。
雑談でもかまいません。
学校生活から好きなことまで、どのような良いのでコミュニケーションをしっかり取ることが大切です。

家が安心できる居場所となること

学校から家に帰ったときに、安心できる居場所であることが大事です。
先にも述べたように、中学生になると勉強から部活動まで学校生活がハードになります。
また、不登校の子どもは学校を休んで家にいることに罪悪感を抱いてしまうケースが多いです。

まずは、お子さんの気持ちを受け止めてあげましょう。
そして、学校を休んでいる間、家でのびのびと過ごせるように学校を休んでいいことを伝え、家が安心できる居場所となることが大切です。

気になる進路のこと

もし、お子さんが不登校になっても進学や就職ができなくなるわけではありません。
通信制高校やチャレンジスクールなど選択肢も幅広くなりました。
不登校の中学生の進学先として挙げられる選択肢は以下の通りです。

全日制高校

環境を変えて頑張りたいという目標があるお子さんには全日制高校が向いているかもしれません。

私立の全日制高校の場合は、内申書の影響が少なく、受験科目数が3教科で受けられる学校もあります。

定時制高校(チャレンジスクール・エンカレッジスクールなど)

定時制高校には、不登校を経験した人やスポーツや芸術活動を行っている人、昼間は働いている人など幅広い人が通っています。
朝が苦手という不登校のお子さんには向いているかもしれません。
近年では公立学校でチャレンジスクール(エンカレッジスクール)という名称で不登校経験のある生徒を積極的に受け入れている学校も増えています。
入試方法も作文や面接などによって多面的に評価する学校が多く、学力試験に自信がないというお子さんには向いているでしょう。

通信制高校

毎日学校に通わなくても済むため、集団生活が苦手で登校したくないという場合には向いているかもしれません。

通信制高校にも、登校型のコースからオンラインで授業を受けられるコースまであることが多く、自分の生活スタイルに合わせて選ぶことができる点もメリットでしょう。

不登校になっても再チャレンジできる

文部科学省が行った中学生時代に不登校だった生徒を対象とした調査⑵によると、中学校卒業後の高校進学率は85.1%、20歳で就業している者は34.5%、就学している者は27.8%となっています。

この調査結果から明らかなように、たとえ中学時代に不登校になったとしても、再びチャレンジして頑張っている人が多いということがわかります。

中学生の不登校の相談ならプロの専門家に

親だけで抱え込まず、専門家に相談することも解決策の1つです。
アシストでは、学校に行けていない期間の勉強のフォローから、高校受験のサポートまで、中学生の不登校のお子さんへの支援経験が豊富なスタッフや先生が多数在籍しています。

お子さんの不登校の相談を無料でおこなっています、まずはお気軽にご相談ください。

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やる気アシストで行う授業のフォローと勉強の習慣づけ

やる気アシストでは学校へ行くことができていないお子さんを多数任せていただいています。

不登校のお子さんは一人でいる時間がほかのお子さんよりも圧倒的に長くなり、必然的に孤独感を感じやすくなります。

また、お子さんが学校にいけないことで、勉強への不安やストレスを感じることもあるかと思います。高学年になってくると「勉強しなければ」という気持ちが強く、焦りや不安が募ってくるお子さんもいらっしゃいます。

アシストでは、このようなお子さんに寄り添い共感することでお子さんの孤独を回避しながら、お子さん1人ひとりにあった方法で少しずつ生活に勉強を取り入れていくところからスタートしていきます。

お子さんの勉強の習熟度に合わせたカリキュラムで「わかる」を引き出し自信や自己肯定感を高めていけるよう指導を行っていきます。勉強の習慣付けではお子さんの自主性を引き出すためにも、決して指示や過度なアドバイスはしません。

「できるところ」「得意なところ」から伸ばしていく指導で、達成感・充実感を感じてもらいながらお子さんが前に進めるようにそっとサポートをしていきます。

また、家庭教師の勉強法は、学校の授業のようにみんなが同じ内容を学習するというような指導ではなく、お子さんの様子を見ながら、分からない所・苦手・テストに出る箇所などお子さんにとって強化すべきポイントを集中学習することができるので、学校や塾に比べ、効率的に学習を進めていくことが可能です!

不登校の間、学校の勉強を両親が付きっ切りで見てあげたり、お子さんを面と向かって褒めるということはなかなか難しいというご家庭も多いです。家庭教師が間に入り、力になれることがあるかもしれません。不登校でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください!

ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得

やる気アシストでは、ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得し、不登校のお子さんをより深く理解し、寄り添い、正しい知識を持って指導に当たれる体制づくりに力を入れています。

認定資格を持つスタッフが中心となり、社内スタッフや家庭教師に向け、不登校の正しい知識をつけるための勉強会や指導を行っています。

また、不登校のお子さんを持つご家族の方に向けても、接し方や声掛けの方法などをお伝えさせて頂いており、ご好評いただいております。

不登校のお子さんは第三者として接することができる家庭教師という存在が大きな役割を果たすことが多いです。私たちアシストは、正しい知識を持った家庭教師が、お子さんの「やる気」や「自信」を引き出しながら、勉強面だけでなく、精神面でもお子さんの良き相談相手になれるよう、お子さんに寄り添いながら指導を行っていきます。

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体験授業では、同じようなお子さんを教えたことのある経験豊富なスタッフがお伺いして、ご家庭の要望やお子さんの希望をお聞きした上でぴったりの方法を一緒に考えていきます。

また、実際に指導が始まった後も気になることや心配なことがあれば、お電話にて専門スタッフが相談をお受けすることも可能です!

不登校は早期に対応することが大切です。具体的な質問や相談が無くても大丈夫!「不登校になってしまって不安…」といった曖昧なご相談でOK!
まずはお子さんのためにお早めにご相談ください!

無料のパンフレットをお送りいたします。