どうする?不登校 子どもが「学校に行きたくない」と言ったら?

不登校の子どもは年々増加しており、2022年の最新データによると、全国の不登校児童生徒数は24万4940人(1)にも上ると言われています。
ある朝、子どもが「学校に行きたくない」と言ったとき、親はどのようにして気持ちを受け止めてあげれば良いのでしょうか。

この記事では、子どもが「学校に行きたくない」と言い始めたとき、親として何ができるのかをテーマに解説していきます。

不登校の子に親ができること

朝起こしに行くと「お腹が痛い」と言って学校を休みたがる。
様子を見てみると昼には調子が良さそう。夜になると次の日の準備をしているのに、また朝が来ると「調子が悪い」。
不登校のはじまり、登校しぶりによくある光景かと思います。子どもが学校に行きたがらないと親としては不安になりますよね。

しかし、子どもが「学校に行きたくない」と言い出し始めたときには、すでに子どもは助けを求めている状態になっていることがほとんどです。

過度に登校を促さない

親として一番知っておいてほしいことが、過度に登校を促さないことです。
子どもは、「学校に行きたくない」と親に言うと、叱られるのではないかと不安に感じています。
叱られることを覚悟の上で親に「学校に行きたくない」と伝えた子どもの目線に立って、まずは「よく言ってくれたね」と気持ちを受け止めることが大切です。

登校の促しにはタイミングが重要

次に重要なことは、登校の促しにはタイミングが大事であるということです。
ついつい「行きなさい」と言ってしまいがちですが、過度な登校の促しは逆効果になることがほとんどです。
行きたくないと言い始めたときには、まずはお子さんのSOSを受け止めてあげることが重要です。

原因探しはしない

子どもが学校に行けない理由が気になるかと思います。物事には原因があり、それを取り除けば解決される、と単純に考えてしまいがちです。
しかし、不登校になってしまう理由はわからないことの方が多いです。
なぜ学校に行けないのか、と聞き出すことは、逆効果になることが多いです。

また、不登校の原因には、いじめや先生との関係、勉強についていけない、などが挙げられることがありますが、そのことをはっきりと打ち明けることができる子どもは少ないです。
原因探しにこだわって追求するよりも、不登校の相談やサポートをしてくれる機関に頼ることが効果的です。

学校を休んでもいいことを伝える

不登校になると昼間に学校に行けないことへの罪悪感で、家で何もできなくなってしまうことがあります。
家族が寝静まった夜中に活動的になり昼夜逆転してしまうケースも少なくありません。
学校を休んでいる昼間の時間、家でのびのびと過ごせるように、親から家で休んでいていいことを伝えましょう。
学校を休んでいる間、子どもは家に引きこもって何もしていないように見えるかもしれません。

しかし、本人は「学校に行かないと」と葛藤を抱いていることがほとんどです。
親としては「いつになったら行ってくれるのだろうか」と不安になりますが、まずは、家でゆっくり休ませてあげて、お子さんの気持ちを受け止めてあげましょう。

HSCは病気ではない!

まず理解していただきたいのが、HSCは病気や障害ではなく子どもの特性であるということです。
HSCは医学概念ではなく子どもが生まれつき持っている特性です。
病気や障害ではないため、医療機関で診断されることはありません。

どんな不登校の子どもの親にも共通することですが、HSCは甘えや発達障害と誤解されてしまいやすいです。
しかし、親の育て方が原因ではないため、育て方が悪いからと自分を責める必要はありません。

お子さんはすでに助けを求めている

実際に、学校に行きたくないと言い、休んだときにはお子さんの我慢の限界が来ていることが多いです。
日本財団の調査によると、学校には来ているものの、学校に行きたくない/つらい、と感じている不登校傾向にある中学生は13.3%であることが明らかになりました。

まずは家が安心できる居場所となるようにすることが大切です。

どうしたいのかを一緒に考える

とはいえ欠席日数が増えてくると、「いつ学校に行ってくれるのか」と先が見えないことによる不安があると思います。
しかし、「いつ学校に行くの」と焦るのではなく、気長に待つことも大切です。

様子を見て、お子さんの気持ちが落ち着いているときに、どうしたいのかを話し合ってみることが大切です。
そして、お子さんが自分の気持ちを打ち明けた際には「話してくれてありがとう」と感謝をして受け止めることが重要です。
そうすることで、親子の信頼関係が強まり、今後のことをどうしていきたいのかを本人が主体的に話すようになります。

安易に登校刺激をするのではなく、最近調子はどう?といった会話をきっかけに、今後のことを話してみることがおすすめです。

学ぶ場所はたくさんある

不登校の子どもが学べる場所はたくさんあります。
フリースクールや適応指導教室などの他にも、不登校の子どもを受け入れている学習塾や家庭教師は増えています。
アシストでは、不登校のお子さんの指導の経験豊富な先生が、その子のペースに合わせた学習計画を立てて指導します。

また、たとえ今通っている学校では行けなくても、環境を変えることによって再び学校に行けるようになることもよくある話です。
今いる学校だけにこだわらずに、考えてみることもお勧めします。

親だけで抱え込まない

家庭教師のやる気アシストは、同じように不登校を乗り越えた先生やスタッフが多いからこそ、お子さんの気持ちに寄り添った指導ができます。

誰にも相談できず抱え込む前に、私たちやる気アシストにご相談ください。

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やる気アシストで行う授業のフォローと勉強の習慣づけ

やる気アシストでは学校へ行くことができていないお子さんを多数任せていただいています。

不登校のお子さんは一人でいる時間がほかのお子さんよりも圧倒的に長くなり、必然的に孤独感を感じやすくなります。

また、お子さんが学校にいけないことで、勉強への不安やストレスを感じることもあるかと思います。高学年になってくると「勉強しなければ」という気持ちが強く、焦りや不安が募ってくるお子さんもいらっしゃいます。

アシストでは、このようなお子さんに寄り添い共感することでお子さんの孤独を回避しながら、お子さん1人ひとりにあった方法で少しずつ生活に勉強を取り入れていくところからスタートしていきます。

お子さんの勉強の習熟度に合わせたカリキュラムで「わかる」を引き出し自信や自己肯定感を高めていけるよう指導を行っていきます。勉強の習慣付けではお子さんの自主性を引き出すためにも、決して指示や過度なアドバイスはしません。

「できるところ」「得意なところ」から伸ばしていく指導で、達成感・充実感を感じてもらいながらお子さんが前に進めるようにそっとサポートをしていきます。

また、家庭教師の勉強法は、学校の授業のようにみんなが同じ内容を学習するというような指導ではなく、お子さんの様子を見ながら、分からない所・苦手・テストに出る箇所などお子さんにとって強化すべきポイントを集中学習することができるので、学校や塾に比べ、効率的に学習を進めていくことが可能です!

不登校の間、学校の勉強を両親が付きっ切りで見てあげたり、お子さんを面と向かって褒めるということはなかなか難しいというご家庭も多いです。家庭教師が間に入り、力になれることがあるかもしれません。不登校でお困りの方はまずはお気軽にご相談ください!

ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得

やる気アシストでは、ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得し、不登校のお子さんをより深く理解し、寄り添い、正しい知識を持って指導に当たれる体制づくりに力を入れています。

認定資格を持つスタッフが中心となり、社内スタッフや家庭教師に向け、不登校の正しい知識をつけるための勉強会や指導を行っています。

また、不登校のお子さんを持つご家族の方に向けても、接し方や声掛けの方法などをお伝えさせて頂いており、ご好評いただいております。

不登校のお子さんは第三者として接することができる家庭教師という存在が大きな役割を果たすことが多いです。私たちアシストは、正しい知識を持った家庭教師が、お子さんの「やる気」や「自信」を引き出しながら、勉強面だけでなく、精神面でもお子さんの良き相談相手になれるよう、お子さんに寄り添いながら指導を行っていきます。

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体験授業では、同じようなお子さんを教えたことのある経験豊富なスタッフがお伺いして、ご家庭の要望やお子さんの希望をお聞きした上でぴったりの方法を一緒に考えていきます。

また、実際に指導が始まった後も気になることや心配なことがあれば、お電話にて専門スタッフが相談をお受けすることも可能です!

不登校は早期に対応することが大切です。具体的な質問や相談が無くても大丈夫!「不登校になってしまって不安…」といった曖昧なご相談でOK!
まずはお子さんのためにお早めにご相談ください!

無料のパンフレットをお送りいたします。