【岐阜県】令和5年度/2023年度入学者高校入試選抜試験:理科

岐阜県の2023年3月実施の令和5年度(2023年度)入学者の公立高校入試問題の解説をしています。
受験勉強において、過去問を解くことはとても効果的な勉強法です。ぜひ、受験までに一度挑戦し、問題の傾向を掴んでおきましょう。合わせて、対策などをたてられるととても良いですね。
また、過去問で苦手な点が見つかった場合は、そこを中心に試験日当日までにしっかりと対策しておきましょう。

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大問1

問題文

1〜4について、それぞれの問いに答えなさい。
1.堆積岩を調べて観察した。
(1) 次の( ➀ )( ② )に当てはまる正しい組み合わせを、ア〜カから1つ選び、符号で書きなさい。

砂、泥、れきは、粒の大きさで分類されている。粒の大きさが最も大きいものを( ➀ )といい、最も小さいものを( ② )という。

ア.➀砂 ②泥
イ.➀泥 ②砂
ウ.➀れき ②砂
エ.➀砂 ②れき
オ.➀泥 ②れき
カ.➀れき ②泥

(2) 堆積岩について、正しく述べている文はどれか。ア〜エから最も適切なものを1つ選び、符号で書きなさい。
ア.堆積岩はマグマが冷えて固まった岩石である。
イ.凝灰岩に薄い塩酸をかけると、溶けて気体が発生する
ウ.石灰岩は火山灰が固まった岩石である。
エ.チャートは、鉄のハンマーでたたくと鉄が崩れて火花が出るほど固い。

2.コリウスを光の当たらない所に一晩おいた。翌日、図1のように、ふ入りの一部をアルミニウムでおおい、じゅうぶんに光を当てた。その後、エタノールで脱色してからヨウ素液にひたした。

(1) ヨウ素液にひたしたときに葉の模式図として適切なものを、ア〜エから1つ選び、符号で書きなさい。なお、模式図の黒くぬられている部分は、青紫色になった部分を示している。

(2) 図2は、植物の昼のはたらきと夜のはたらきによる気体の出入りを模式的に表したものである。➀、②は気体、③、④は植物のはたらきを示している。➀〜④に当てはまる正しい組み合わせを、ア〜エから1つ選び、符号で書きなさい。

ア. ➀二酸化炭素 ②酸素
③光合成 ④呼吸

イ. ➀二酸化炭素 ②酸素
③呼吸 ④光合成

ウ. ➀酸素 ②二酸化炭素
③光合成 ④呼吸

エ. ➀酸素 ②二酸化炭素
③呼吸 ④光合成

3.図3のように、1辺の長さが6cmの正方形に切りとったプラスチック板をスポンジの上に置き、水を入れてふたをしたペットボトルを逆さまにして立てると、スポンジが沈んだ。このとき、正方形のプラスチック板と、水を入れてふたをしたペットボトルの質量の合計は360gであった。ただし、100gの物体にはたらく重力の大きさを1Nとする。また、1 Pa=1 N/m2である。

(1) プラスチック板からスポンジの表面が受ける圧力は何Paか。

(2) プラスチック板を1辺の長さが半分の正方形にしたとき、プラスチック板からスポンジの表面が受ける圧力は約何倍になるか。ア〜オから最も適切なものを1つ選び、符号で書きなさい。
ア. 約1/4倍
イ. 約1/2倍
ウ. 約1倍
エ. 約2倍
オ. 約4倍

4.表は、4種類の物質における、固体が溶けて液体に変化する時の温度をまとめたものである。

(1) 固体が溶けて液体に変化する時の温度を何というか。言葉で書きなさい。

(2) 表の4種類の物質のうち、20℃の時固体の状態にあるものを、ア〜エからすべて選び、符号で書きなさい。
ア.鉄
イ.パルミチン酸
ウ.窒素
エ.エタノール

解答・解説

1.(1) カ (2) エ
(1) 砂、泥、れきは大きい順に れき→砂→泥。
(2) アは火成岩、イは石灰岩、ウは凝灰岩。

2.(1) イ (2) ア
(1) 光合成が行われた場所にヨウ素液が反応している。
光合成に必要なのは葉緑体と日光なので、アルミニウムで日光を遮られている場所と、葉緑体のないふ入りの部分は光合成が行われずヨウ素液も反応しない。
(2) 植物は日光のない夜は光合成ができないので④が呼吸である事が分かる。
呼吸は酸素を取り込み二酸化炭素を排出するので、②が酸素、➀が二酸化炭素となる。

3.(1) 1000Pa (2)
(1) 360gは3.6N、板の面積は0.06×0.06=0.0036[m²]なので、圧力は3.6÷0.0036=1000
[Pa]となる。分数で計算すると計算がしやすい。
(2) 1辺の面積を半分にしたときの面積は0.03×0.03=0.0009[m²]。この時の圧力は3.6÷0.0009=4000[Pa]となるので、圧力は約4倍になる。

4.(1) 融点 (2) ア、イ
(1) 固体→液体 の変化を融解といい、融解が起こる温度を融点という。
(液体→気体 の変化を沸騰といい、沸騰が起こる温度を沸点という。)
(2) 鉄とパルミチン酸は融点がそれぞれ1535℃と63℃なので、その温度になるまでは固体の状態を保っているということ。

大問2

問題文

次の実験を行った。1〜6の問いに答えなさい。

(実験) 4本の試験管A〜Dを用意し、それぞれにデンプン溶液を10cm³入れた。さらに、試験管A,Cには、水で薄めただ液を2cm³ずつ入れ、試験管B、 Dには、水を2cm³ずつ入れた。それぞれの試験管を振り混ぜた後、図1のようにヒトの体温に近い約40°Cの湯の中に試験管A、Bを、氷水の中に試験管C、 Dを、それぞれ10分間置いた。その後、試験管A〜Dに入っている液体を半分に分け、一方にヨウ素液を入れ、もう一方にベネジクト液と沸騰石を入れてガスバーナーで加熱し、それぞれの試験管の中の様子を観察した。表は、その結果をまとめたものである。

1.実験で、試験管B、Dに水を入れた理由として最も適切なものを、ア〜エから1つ選び、符号で書きなさい。
ア.反応しやすくするため。
イ.溶液中の濁りを完全になくすため。
ウ.溶液の色の変化を見やすくするため。
エ.調べる条件以外の条件を同じにするため。

2.次の( ➀ )( ② )にあてはまる最も適切なものを、ア〜カからそれぞれ1つずつ選び、符号で書きなさい。

実験で、試験管( ➀ )の結果を比べると、だ液にはデンプンを他の糖に分解するはたらきがあることが分かる。また、試験管( ② )の結果を比べると、だ液のはたらきが温度によって変化することが分かる。

ア.AとB
イ.AとC
ウ.AとD
エ.BとC
オ.BとD
カ.CとD

3.だ液に含まれる、デンプンを分解する消化酵素として最も適当なものを、ア〜エから1つ選び、符号で書きなさい。
ア. トリプシン
イ. リパーゼ
ウ. ペプシン
エ.アミラーゼ

4.図2は、ヒトの体内における血液の循環の様子を模式的に表したものである。デンプンは分解されてブドウ糖になる。この分解されたブドウ糖を最も多く含む血液が流れる部位はどれか。図2のa〜eから最も適切なものを1つ選び、符号で書きなさい。

5.タンパク質や脂肪などの養分の分解には、様々な噐官の消化液や消化酵素が関わっている。脂肪の分解に関わるものを、ア〜エからすべて選び、符号で書きなさい。
ア.小腸の壁の消化酵素
イ.胃液中の消化酵素
ウ.胆汁
エ.すい液中の消化酵素

6.次の( ➀ )~( ③ )に当てはまる正しい組み合わせを、ア〜カから1つ選び、符号で書きなさい。

脂肪は消化の過程で( ➀ )とモノグリセリドに分解される。( ➀ )とモノグリセリドは( ② )で吸収され、再び脂肪になって( ③ )に入り、やがて血管に入って全身の細胞へ運ばれる。

ア.(1)脂肪酸 (2)柔毛 (3)リンパ管
イ.(1)アミノ酸 (2)肝臓 (3)毛細血管
ウ.(1)脂肪酸 (2)肝臓 (3)リンパ管
エ.(1)アミノ酸 (2)柔毛 (3)毛細血管
オ.(1)脂肪酸 (2)柔毛 (3)毛細血管
カ.(1)アミノ酸 (2)肝臓 (3)リンパ管

解答・解説

1.エ
対照実験を行うためである。

2.(1) ア (2) イ
(1) 試験管AとBの違いはだ液の有無のみである。(2) も同様に試験管AとCの違いは温度のみである。

3.エ
トリプシンは肝臓の消化酵素、リパーゼは中性脂肪を加水分解する消化酵素
ペプシンは胃で働くタンパク質分解酵素の一つ。

4.c
小腸では、消化されたブドウ糖などの栄養分を毛細血管で吸収するので、小腸を通過した後の血管がブドウ糖を最も多く含む。

5.ウ、エ
小腸の壁の消化酵素はアミノ酸、ブドウ糖、グリセリド、脂肪酸などの最終的な分解物に消化する。胃液中の消化酵素は主にタンパク質を分解する。

6.ア
柔毛内の毛細血管から吸収されるもの⇒(ブドウ糖、アミノ酸)
柔毛内のリンパ管から吸収されるもの⇒(脂肪酸・モノグリセリド)

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大問3

問題文

次の実験1、2を行った。1〜7の問いに答えなさい。

(実験1)図1のように、マイクロプレートの立ての列に同じ種類の金属板、横の列に同じ種類の水溶液を入れ、それぞれの金属板の様子を観察した。表は、その結果をまとめたものである。

(実験2)ビーカーに5%の硫酸亜鉛水溶液と銅板を入れた袋状のセロハンを、ビーカーの中に入れた。図2のように、a円盤と銅板に、光電池用プロペラ付きモーターをつなぐと、プロペラが回転した。

1.次の( ➀ )( ② )に当てはまる正しい組み合わせを、ア〜エから1つ選び、符号で書きなさい。

実験1で、硫酸亜鉛水溶液にマグネシウム板を入れた時、マグネシウム板に付着した物質は亜鉛である。これは、マグネシウム原子が電子を( ➀ )マグネシウムイオンになり、亜鉛イオンが電子を( ② )亜鉛原子になったからである。

ア.( ➀ ) 1個失って ( ② )1個受け取って
イ.( ➀ ) 1個受け取って ( ② )1個失って
ウ.( ➀ ) 2個失って ( ② )2個受け取って
エ.( ➀ ) 2個受け取って ( ② )2個失って

2.実験1で、硫酸水溶液にマグネシウム板や亜鉛板を入れたとき、赤色の物質が付着した。このとき、硫酸銅水溶液の青色は実験前と比べてどうなったか。ア〜ウから最も適当なものを1つ選び、符号で書きなさい。

ア.濃くなった。
イ.変化しなかった。
ウ.薄くなった。

3.実験1の結果から、銅、亜鉛、マグネシウムの3種類の金属を、イオンへのなりやすさが大きい順に左から並べたものはどれか。ア〜カから最も適当なものを1つ選び、符号で書きなさい。

ア.銅、亜鉛、マグネシウム
イ.亜鉛、銅、マグネシウム
ウ.マグネシウム、銅、亜鉛
エ.銅、マグネシウム、亜鉛
オ.亜鉛、マグネシウム、銅
カ.マグネシウム、亜鉛、銅

4.次の( ➀ )( ② )に当てはまる正しい組み合わせを、ア〜エから1つ選び、符号で書きなさい。

実験2で、銅板は電池の( ➀ )極であり、図2の( ② )の向きに電流が流れる。

ア.( ➀ )+ ( ② )a
イ.( ➀ )+ ( ② )b
ウ.( ➀ )- ( ② )a
エ.( ➀ )- ( ② )b

5.実験2で使用した12%の硫酸銅水溶液100mLに含まれる硫酸銅の質量は何gか。小数第1位を四捨五入して、整数で書きなさい。ただし、12%の硫酸銅水溶液の密度は1.13g/㎝³とする。

6.実験2で、銅板では銅イオンが銅に変化する反応が起こる。銅板で起こる反応を、化学反応式で書きなさい。ただし、電子はe⁻で表すものとする。

7.実験2で、使われているセロハンには、イオンなどが通過できる小さな穴があいている。亜鉛板が分から銅板側にセロハンを通過する主なイオンは何か。イオンの化学式で書きなさい。

解答・解説

1.ウ
マグネシウム、亜鉛のイオン式はそれぞれMg2+、Zn2+である。陽イオンはマイナスの電子を失うことで生まれる。

2.ウ
赤色の銅は硫酸銅水溶液中の銅イオンが電子を受け取ることで生じるので、銅イオンの数は減少する。水溶液中に銅イオンがあると青色になるので、色は薄くなる。

3.
イオン化傾向を覚えていればこの問題は解くことができる。

4.ア
それぞれの極での化学反応式を記すと
亜鉛側:Zn→Zn2+ +2e-
銅側:Cu2+ + 2e-→Cu
このことから亜鉛側から銅側に電子が流れたことが分かる。
電流の向きは、電子の流れと逆になるので、(2)はaだと分かる。
銅側は電子を得ているので+極だと分かる。・・・(1)

5.14g
硫酸亜鉛水溶液100mLの質量は1.13×100=113[g]
このうち12%が硫酸銅であるから、113×12÷100=13.56≒14 [g]が硫酸銅の質量である。

6.
亜鉛イオンと比べると銅イオンはイオンになりにくいので、銅板付近の銅イオンが電子を受け取って、銅に変化する。

7.
亜鉛側では陽イオンである亜鉛イオンが増加し、電気的な偏りが出来ているため、亜鉛イオンがセロハンを通過して硫酸銅水溶液中に移動する。

大問4

問題文

圏内のある場所で月と金星を観察した。1〜5の問いに答えなさい。

(観察1)ある日の日の出前に、月と金星を東の空に観察することができた。図1はそのスケッチである。
(観察2)別の日の日の入り後に、月を観察したところ、月食がみられた。
(観察3)観察2から29日間、日の入り後の西の空に見えている金星を天体望遠鏡の倍率を一定にしたまま観察した。図2は、そのスケッチの一部である。ただし、天体望遠鏡で見える像は上下左右が逆になっているので、肉眼で見た時の向きに直してある。

1.地球の周りを公転する月のように、惑星の周りを公転する天体を何というか。言葉で書きなさい。

2.図3は、地球の北極側から見た、地球の月の位置関係と太陽の光を示した模式図である。
(1) 月が公転する向きは図3のA、Bのどちらか。符号で書きなさい。
(2) 観察1で見た月の、地球との位置関係として最も適切なものを、図3のア〜クから1つ選び、符号で書きなさい。
(3) 観察2で見た月の、地球との位置関係として最も適切なものを、図3のア〜クから1つ選び、符号で書きなさい。

3.図4は、太陽と金星と地球の位置関係を示した模式図である。観察1の結果から、この日の地球から見た金星の位置として最も適切なものを、図4のア〜エから1つ選び、符号で書きなさい。

4.金星は、日の出前の東の空から、日の入り後の西の空に見ることができるが、真夜中には見ることができない。その理由を、「金星は」に続けて、簡潔に説明しなさい。

5.次の( ➀ )( ② )に当てはまる正しい組み合わせを、ア〜カから1つ選び、符号で書きなさい。

観察3の結果から、観察された金星の大きさは、観察1日目に比べ29日目の方が大きくなった。これは、金星の公転周期が地球の公転周期よりも( ➀ )、金星の位置が地球に近くなったからである。また、日の入り後から金星が沈むまでの金星が観察できる期間を、観察1日目と29日目で比べると、( ② )。

ア.(1) 長く (2) 1日目の方が長かった。
イ.(1) 短く (2) 1日目の方が長かった。
ウ.(1) 長く (2) 変わらなかった。
エ.(1) 短く (2) 変わらなかった。
オ.(1) 長く (2) 1日目の方が短かった。
カ.(1) 短く (2) 1日目の方が短かった。

解答・解説

1.衛生
恒星:自ら光を発している星
惑星:恒星の周りをまわっている星
衛星:惑星の周りをまわっている星

2.(1) A (2) カ (3) ウ
(1) A
月は、地球の自転・公転と同様に、北極側から見たときに反時計回りに地球を周回する。
(2) カ
図3のアは上弦の月、ウは満月、オは下弦の月、キは新月を表す。図1の月は下弦の月から新月の間である。
(3) ウ
太陽と月の間に地球があるため、太陽の光を地球が遮り、部分的に月が隠れる。

3.エ
図4のイは日没後に西の空に見え、エは日の出前に東の空に見える。ア、ウでは太陽の方向に近く、金星を観察できない。

4.(例)(金星は) 地球よりも内側を公転するから。
真夜中とはつまり、その地点が太陽に背を向けているということである。
金星は常に地球よりも太陽に近い位置にある。

5.イ
金星の公転周期は地球に対し約0.6年と短い。観察29日目のほうが大きく見えることから、1日目より地球に近い場所に金星があったことになる。完成が最も長く見えるのは半月型の時である。細くなるにつれて太陽と近づいて見えるため、短い時間しか観察できない。

大問5

問題文

次の実験を行った。1〜6の問いに答えなさい。

(実験)図1のような回路を作り、抵抗器Aに流れる電流と加わる電圧の大きさを調べた。次に、抵抗の値が異なる抵抗器Bに変え、同様の実験を行った。表は、その結果をまとめたものである。

1.図1で、電圧計はア、イのどちらか。符号で書きなさい。

2.抵抗器を流れる電流の大きさは、加わる電圧の大きさに比例する。この法則を何というか。言葉で書きなさい。

3.実験の結果から、抵抗器Aの抵抗の値は何Ωか。

4.実験で使用した抵抗器Bの両端に5.0Vの電圧を4分間加え続けた。抵抗器Bで消費された電力量は何Jか。

5.次の図2のように、実験で使用した抵抗器A、Bを並列につないだ回路を作った。表を基に、図2の抵抗器Aに加わる電圧と回路全体に流れる電流の関係をグラフに書きなさい。なお、グラフの縦軸には適切な数値を書きなさい。

6.図3のように、実験で使用した抵抗器A、Bと抵抗器Cをつないだ回路を作った。抵抗器Cをつないだ回路を作った。抵抗器Bに加わる電圧を6.0Vにしたところ、カイロ全体に流れる電流は0.30Aであった。抵抗器Cの抵抗の値は何Ωか。

解答・解説

1.ア
電流計は回路に直列に、電圧計は回路に並行につなぐ。

2.オームの法則
V=IR(V=電圧 I=電流 R=抵抗)

3.20Ω
3.0(V)÷0.15(A)=20 [Ω] ← 表の中から計算しやすい値を選ぶと良い。

4.200J
抵抗器Bの抵抗は3.0÷0.10=30 [Ω] 5.0Vの電圧を加えた時の電流は5.0÷30=5/30 [A]
4分20秒は240秒なので、抵抗器Bで消費された電力量5.0×5/30(W)×240(s)=200 [J]

5.下図

並列回路にしたとき、抵抗器には同じ電圧が加わる。3.0Vにしたときに、抵抗器Aには0.15A、抵抗器Bには0.10Aの電流が流れる。このとき、回路全体の電流は0.15+0.10=0.25 [A]となる。

6.40Ω
抵抗器Bに流れる電流は6.0÷30=0.20[A] 回路全体に流れる電流が0.30Aなので、抵抗器AとCの部分は並列の関係なので、電圧は6.0Vである。また、抵抗器Aに加わる電圧は0.10×20=2.0[V]であるので、抵抗器Cには6.0-2.0=4.0[V]の電圧が加わる。よって、抵抗器Cの抵抗は4.0÷0.10=40[Ω]

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