【奈良県】2025年度(令和7年度)公立高校入試情報

奈良県教育委員会から発表された情報をもとに、奈良県の公立高校の高校受験情報や過去問を参考にした出題傾向をご紹介しています。

また、やる気アシストで勉強をした先輩の合格体験記など、志望校選びや受験対策にお役に立てる情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

奈良県教育委員会から発表された情報をもとに、奈良県の公立高校の高校受験情報や過去問を参考にした出題傾向をご紹介しています。

また、やる気アシストで勉強をした先輩の合格体験記など、志望校選びや受験対策にお役に立てる情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

奈良県教育委員会のサイトはこちら

奈良県の公立高校の入試日程

奈良県の公立高校の2025年度の入試日程です。

特色選抜の入試日程

願書受付令和7年2月3日(月)~2月13(木)
学力検査等令和7年2月18日(火)・19(水)
合格発表令和7年2月26日(水)

一般選抜の入試日程

願書受付令和7年2月27日(木)~3月6日(木)
学力検査等令和7年3月11日(火)
合格発表令和7年3月18日(火)

二次募集の入試日程

願書受付令和7年3月19日(水)~3月21日(金)
学力検査等令和7年3月25日(火)
合格発表令和7年3月26日(水)

※二次募集は、一般選抜で合格者が満たなかった学科(コース)において実施します。

奈良県の選抜方法と合否判定

特色選抜の選抜方法

学力検査を実施するとともに、学校独自検査、面接、実技検査の中から1種類以上の検査が実施されます。

■学力検査
必ず実施。奈良県教育委員会が作成する、国語・数学。英語の3教科(各40点満点)の学力検査を各30分で実施されます。また、高校によっては学力検査の合格点に加重配点を行う場合があります。

■その他の検査
学校独自検査・面接・実技検査の3種類の検査のうちから1つ以上を選んで実施されます。
学校独自検査の実施校では、独自問題・口頭試問・自己表現(作文・小論文)等の検査問題で検査が行われます。

特色選抜の合否判定

検査成績、調査書成績および調査書のその他の記載事項を資料として、総合的に合否判定がされます。

一般選抜の選抜方法

学力検査が実施されます。
定時制課程及び特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科(コース)は、面接、実技検査のいずれかを実施します。

■学力検査
奈良県教育委員会が作成する、国語、社会、数学、理科、英語の5教科(各50点満点)の学力検査が各50分実施されます。
定時制課程及び特色選抜で合格者が募集人数に満たなかった学科(コース)については、国語、数学、英語の3教科(各50点満点)の学力検査が実施されます。ただし、高校が学力検査の合計点に加重配点を行う場合があります。

一般選抜の合否判定

検索成績、調査書成績および調査書のその他の記載項目を資料として、総合的に合否を判定します。

奈良県教育委員会のサイトはこちら

過去問から読み解く、奈良県の高校入試のチェックポイント!

国語

奈良県の国語は読解問題2つ、古文1つ、作文問題1つの計4つの大問から構成されます。
大問の順番は年度毎に異なりますが、構成自体は変わりません。
難易度としてはやや難です。

奈良県の国語は読解問題2つ、古文1つ、作文問題1つの計4つの大問から構成されます。
大問の順番は年度毎に異なりますが、構成自体は変わりません。

難易度としてはやや難です。

国語の傾向と対策

記述の割合が少し多いですが、問題自体はオーソドックスな問題が多いです。最近では「行書」が出てくるのも特徴の一つに上げられるかもしれません。
傾向と対策に関しては大きな3つのくくり、「現代文」・「古文」・「作文」に分けて解説していきます。

  1. 現代文
    取り上げるテーマや、問題自体はよくあるものでとっつき辛さはありませんが、記述問題が多いことが特徴です。後述の作文にも通じますが、「文字をしっかり書けること」が奈良県の国語で大きく求められる能力のように感じます。
    また、小問集合が無い代わりに、漢字や文法なども問題として出てきます。苦手なお子さんは特にここを正解して得点源にしておくことをお勧めします。
  2. 古文
    こちらは現代文と違い、難易度は簡単です。取り扱う内容も理解がしやすいです。さらに取り扱われる問題も内容理解の問題が多いので、確実に得点源にしておくと余裕が生まれると思います。
    反面、現代仮名遣いなどはあまり出てきません。その為古文の文法というよりも、現代文に置き換えて理解できるかを求められているように感じます。
  3. 作文
    奈良県国語の最大の鬼門だと思います。記述量も多く100~150字。2段落構成で書かないといけません。テーマは毎年異なりますが、原稿用紙の使い方から、自分の意見をしっかりまとめてかけるアウトプットの力を大きく求められています。
    この分野に関しては経験あるのみです。色んな問題を解いて(折角なので他大問の感想でもいいかもしれません)書くコツを身につける練習をするといいと思います。

傾向と対策に関しては大きな3つのくくり、「現代文」・「古文」・「作文」に分けて解説していきます。

  1. 現代文
    取り上げるテーマや、問題自体はよくあるものでとっつき辛さはありませんが、記述問題が多いことが特徴です。
    後述の作文にも通じますが、「文字をしっかり書けること」が奈良県の国語で大きく求められる能力のように感じます。
    また、小問集合が無い代わりに、漢字や文法なども問題として出てきます。苦手なお子さんは特にここを正解して得点源にしておくことをお勧めします。

  2. 古文
    こちらは現代文と違い、難易度は簡単です。取り扱う内容も理解がしやすいです。さらに取り扱われる問題も内容理解の問題が多いので、確実に得点源にしておくと余裕が生まれると思います。
    反面、現代仮名遣いなどはあまり出てきません。その為古文の文法というよりも、現代文に置き換えて理解できるかを求められているように感じます。

  3. 作文
    奈良県国語の最大の鬼門だと思います。記述量も多く100~150字。2段落構成で書かないといけません。テーマは毎年異なりますが、原稿用紙の使い方から、自分の意見をしっかりまとめてかけるアウトプットの力を大きく求められています。
    この分野に関しては経験あるのみです。色んな問題を解いて(折角なので他大問の感想でもいいかもしれません)書くコツを身につける練習をするといいと思います。

数学

奈良県の数学は4つの大問で構成され、そのうち1つが小問集合となっています。その他の大問は、関数・図形が出てくることが多く空間図形はあまりテーマになることはありません。
難易度は標準といったところです。数学が得意なお子さんであれば満点を狙えると思います。

奈良県の数学は4つの大問で構成され、そのうち1つが小問集合となっています。その他の大問は、関数・図形が出てくることが多く空間図形はあまりテーマになることはありません。

難易度は標準といったところです。数学が得意なお子さんであれば満点を狙えると思います。

数学の傾向と対策

特徴と対策は以下の通りです。

  1. 小問集合をなるべく早く正確に解く練習
    これは過去問を使ってタイマーではなくストップウォッチを活用し、自分の最速のタイムに挑戦しながら解くと面白いかもしれません。
  2. 作図問題の対策
    奈良県独自の出題問題に作図があります。これに関しては教科書やワークの問題集で対策をしておくと良いと思います。最低限中点や角の二等分線の作図は出来るようにしておくと良いです。
  3. 証明問題の対策
    証明問題が記述形式で出てきますが、問題の難易度自体は高くありません。合同よりも相似がよく出てくるイメージがあるので問題集で繰り返し対策をしていくといいと思います。

英語

奈良県の英語は3つの大問から構成され、1つがリスニング、残り2つが長文読解となっています。その為、文法や小問のような大問が無いことが特徴の1つです。
難易度としてはやや難です。問題数自体は少ないですが、長文問題の設問が存外難しく、英語から日本語に正確に訳せる能力を求められている気がします。

奈良県の英語は3つの大問から構成され、1つがリスニング、残り2つが長文読解となっています。その為、文法や小問のような大問が無いことが特徴の1つです。

難易度としてはやや難です。問題数自体は少ないですが、長文問題の設問が存外難しく、英語から日本語に正確に訳せる能力を求められている気がします。

英語の傾向と対策

傾向と対策は以下の通りです。
この3つは頻出の出題形式なのでしっかり対策をしておいて損はないと思います。

  1. 疑問文回答問題
    設問に疑問文があって、それに答えるという問題です。この3つの中では1番難易度が低く、対策も取りやすいです。
    注目するべきは「疑問詞」か「代動詞(doなど)やbe動詞」かです。
    前者であれば、何を聞かれているか(Whenであれば時!!)などを判断して、本文中から抜き出せば簡単に答えれます。後者はさらに簡単で、YESかNOかが分かれば、後は主語+オウム返しで簡単に答えれます。
  2. 内容合致問題
    長文には頻出の「以下の中から本文中で述べれられている事を~」ってやつです。
    奈良県は「以下から”2つ”選べ」となっています。このため消去法が使い辛く、より本文をしっかり読んでいるかどうかを求められる設問になっています。
    対策としては、時間を掛けてもよいので解いた過去問の日本語訳を作り、正解するまで自力で解くという方法です。
    語彙の練習にもなりますし、一石二鳥です。
  3. 20~30語の英作文
    奈良県英語の鬼門と言っても過言でない設問です。
    こればかりは訓練の他ありません。同じ長文の中でも問い方を変えた問題を作ってもらい、対策していくと効率よく勉強できると思います。
    唯一の救いは本文の理解が出来ていなくとも、回答出来る事かなと思います。

傾向と対策は以下の通りです。
この3つは頻出の出題形式なのでしっかり対策をしておいて損はないと思います。

  1. 疑問文回答問題
    設問に疑問文があって、それに答えるという問題です。この3つの中では1番難易度が低く、対策も取りやすいです。
    注目するべきは「疑問詞」か「代動詞(doなど)やbe動詞」かです。
    前者であれば、何を聞かれているか(Whenであれば時!!)などを判断して、本文中から抜き出せば簡単に答えれます。後者はさらに簡単で、YESかNOかが分かれば、後は主語+オウム返しで簡単に答えれます。

  2. 内容合致問題
    長文には頻出の「以下の中から本文中で述べれられている事を~」ってやつです。
    奈良県は「以下から”2つ”選べ」となっています。このため消去法が使い辛く、より本文をしっかり読んでいるかどうかを求められる設問になっています。
    対策としては、時間を掛けてもよいので解いた過去問の日本語訳を作り、正解するまで自力で解くという方法です。
    語彙の練習にもなりますし、一石二鳥です。

  3. 20~30語の英作文
    奈良県英語の鬼門と言っても過言でない設問です。
    こればかりは訓練の他ありません。同じ長文の中でも問い方を変えた問題を作ってもらい、対策していくと効率よく勉強できると思います。
    唯一の救いは本文の理解が出来ていなくとも、回答出来る事かなと思います。

理科

奈良県の理科は記述式の問題が多く出題されます。大問の数は5,6ほどあり、生物・化学・物理・化学の各分野から必ず一つは出題されます。
難易度としては難です。満点を取る為には理科への深い知識が必要になってくると思います。

奈良県の理科は記述式の問題が多く出題されます。大問の数は5,6ほどあり、生物・化学・物理・化学の各分野から必ず一つは出題されます。

難易度としては難です。満点を取る為には理科への深い知識が必要になってくると思います。

理科の傾向と対策

  1. 大問の数は物理から2つ出てくることが多いが、各分野のどの単元が出てくるかはランダムです
  2. 計算問題自体は簡単だが、計算はやや煩雑なものが多いです
  3. 記述問題の数がとても多く、大問1つにつき、最低1題は出題されます

得意な分野・単元を極めていくことかなと思います。
範囲が広く、且つ深い理解を要する記述問題が出てくるため、全てをフォローすることはかなり難しいと思います。
その為、自分が一番得意としたものを伸ばしていく方法が一番効率よく結果に繋がります。
勉強をする際に、一辺倒の理解ではなく、「なぜこうなるんだろう?」という疑問を解決しながら進めていくといいと思います。

社会

奈良県の社会は大問が3、4つで地理・歴史・公民から必ず一つずつ出題されます。最近は時事問題や複合問題を含む大問4つの構成が多いです。
難易度としてはやや難です。範囲こそ広く出ますが、求められる知識は浅い理解で問題ないことが多く、普遍的な理解を求められているように思います。

奈良県の社会は大問が3、4つで地理・歴史・公民から必ず一つずつ出題されます。最近は時事問題や複合問題を含む大問4つの構成が多いです。

難易度としてはやや難です。範囲こそ広く出ますが、求められる知識は浅い理解で問題ないことが多く、普遍的な理解を求められているように思います。

社会の傾向と対策

傾向と対策は以下になります。

教科書やワークを元に、一つに絞るではなく、「広く浅く」の気持ちで理解していくことが大切です。
また、記述問題も出てきますが、数自体は多くないので「解けれたら解こう」という気持ちで臨むといいと思います。
ただ、良問が多く、バランスの良い構成になっているので過去問を大事にして、他にはどんな問題が出るだろう?と予測しながら復習していくといいと思います。

過去問で入試対策!奈良県の公立高校入試問題の解答と解説

令和5年度(2023年度)の公立高校入試の過去問題

令和4年度(2022年度)の公立高校入試の過去問題

令和3年度(2021年度)の公立高校入試の過去問題

令和2年度(2020年度)の公立高校入試の過去問題

平成31年度(2019年度)の公立高校入試の過去問題

志望校に合わせた受験対策なら、やる気アシストにお任せ下さい!

家庭教師のやる気アシストは、関西・中国・四国エリアの各府県にお住まいの受験生のお子さんを毎年たくさん指導させていただき、合格に導いています。
おかげさまで、志望校合格率99.3%という結果を残すことが出来ました。

※やる気アシスト顧客調べ2022-2023 ※アンケート未回答除く

高い合格率の秘訣は、指導経験豊富な先生の指導力に加え、1対1の指導でお子さん一人ひとりの状況に合わせた、お子さんだけのカリキュラムで勉強が進められるから!
家庭教師のやる気アシストは、お子さんの志望校合格まで全力でサポートさせていただきます!

中学受験コースについてはこちら

高校受験コースについてはこちら

受験に関する疑問もアシストがスッキリ解決!

アシストでは、高校受験に関するお問い合わせのうち、特に多いお悩みや、ご相談内容をお役立ち情報としてまとめています。

今さら聞けない『偏差値』や『内申書』に関する疑問や、志望校選びで迷っているご家庭が気になる情報など、受験にむけて保護者さまやお子さんが知っておくべき大切な内容を配信しています。

内申点や面接・小論文など高校受験に関する耳寄り情報公開中!詳しくはこちらから

アシストで第一志望校合格!先輩たちの声をご紹介

アシストでは、毎年多くの受験生の指導をさせていただいています。
どのお子さんも、アシストの勉強法を実践することで苦手を克服し、テストの点数がアップしたことを励みに、受験に向けて家庭教師と二人三脚で最後までがんばり抜き、見事、第一志望校に合格を成し遂げました!

家庭教師という自分だけの先生がいることで、嬉しさも辛さも分かちあいながら、最後まで努力した先輩たちの合格までの道のりをインタビュー形式でご紹介しています。

問題の定着率が上がって苦手科目の問題がどんどん解けるようになり、見事志望校に合格!お子さんに合った勉強の仕方を根気よく伝え続けてくれた担当家庭教師のよこ先生へインタビュー。

よこ先生のMVPインタビュー

自分で考えて勉強できるようになりました!以前は解く前から諦めていた問題も自分の力で解けるようになり、見事志望校に合格しました。担当家庭教師のさんこん先生へインタビュー。

さんこん先生のMVPインタビュー

少しずつできる問題が増えて勉強に前向きになり、自分から勉強するように!日々の勉強にしっかり取り組み、徐々に成績もアップして見事志望校に合格しました!担当家庭教師のかな先生へインタビュー。

かな先生のMVPインタビュー

苦手な科目にも前向きに取り組めるように!苦手な理科の成績が伸び、志望校に合格することができました。理解できるまで丁寧に教えることを心がけてくれた担当家庭教師のあづ先生へインタビュー。

あづ先生のMVPインタビュー

喜びの声をもっとみる

アシストの指導方法がじっくり見れる!知れる!無料の体験授業実施中

お子さんにとって「成果が出る勉強法」ってどんな勉強法だと思いますか?
お子さんそれぞれに、個性や性格、学力の差もあります。そんな十人十色のお子さん全員に合う勉強法ってなかなかないんです。
たからこそ、受験生の今だけでもお子さんだけの勉強法で受験を乗り越えてみませんか?

やる気アシストには、決まったカリキュラムはありません。お子さんの希望や学力、得意や不得意に合わせて、お子さんだけのカリキュラムで指導を行っていきます。また、勉強法もお子さんそれぞれに合う合わないがあります。

無料体験授業では、お子さんの性格や生活スタイルを見せていただき、お子さんにとって効率的な成果の出る勉強のやり方をご提案させていただきます。

家庭教師とスタッフが一丸となってお子さんを成績アップ・志望校合格まで導きます!私たちと一緒に第一志望合格を目指しませんか?
家庭教師とスタッフが一丸となってお子さんを成績アップ・志望校合格まで導きます!私たちと一緒に第一志望合格を目指しませんか?

 0120-740-100

受付:10時~22時/土日祝OK

ご質問などお気軽にお問い合わせください。

最短0で家庭教師を体験!

 0120-740-100

受付時間:10:00~22:00 /土日祝もOK

LINE問合せ窓口

LINEからもお問合せいただけます!
 

公式Instagram

勉強のお役立ち情報を配信中!
お問い合わせ、ご質問も受付中です!

最短0で家庭教師を体験!

 0120-740-100

受付:10時~22時/土日祝OK

ご質問などお気軽にお問い合わせください。