【和歌山県】2025年度(令和7年度)公立高校入試情報
和歌山県教育委員会から発表された情報をもとに、和歌山県の公立高校の高校受験情報や過去問を参考にした出題傾向をご紹介しています。
また、やる気アシストで勉強をした先輩の合格体験記など、志望校選びや受験対策にお役に立てる情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
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和歌山県の公立高校の入試日程
和歌山県の公立高校の2025年度の入試日程です。
特別選抜
出願受付 | 令和7年1月24日(金) |
面接等 | 令和7年1月30日(木) |
合格内定 | 令和7年2月6日(木) |
一般選抜・スポーツ推薦
一般出願受付 | 令和7年2月17日(月) |
本出願受付 | 令和7年2月26日(水)・27日(木) |
学力検査 | 令和7年3月10日(月) |
面接、実技検査等 | 令和7年3月11日(火) |
合格発表 | 令和7年3月18日(火) |
追募集
出願受付 | 令和7年3月24日(月) |
学力検査等 | 令和7年3月26日(水) |
合格発表 | 令和7年3月28日(金) |
和歌山県の選抜方法と合否判定
特別選抜の選抜方法
面接と作文が実施されます。
■面接
10分程度の個人面接。
■作文
600字程度、50分の作文。
作文内容については、事前に3項目について中学校へ提示され、特別選抜当日、3項目の中から2項目についてそれぞれ具体的な作文項目が提示されますので、1つを選択し、作文にまとめる。
・中学校生活に関すること
・自分の将来に関すること
・ 高校生活に関すること
一般選抜の選抜方法
学力検査と、学校によっては面接、作文又は小論文、実技(プレゼンテーション等を含む)による検査を実施されます。
■学力検査
国語、社会、数学、理科及び外国語(英語/リスニングテストを含む)。
リスニングテストは、外国語の県債時間の冒頭で校内放送設備を用いて一斉に行われます。
配点は、各教科100点満点。ただし、学科の特色を考慮し、特定の教科について2倍を超えない範囲で傾斜配点をすることができます。
一般選抜の合否判定
合否の判定は、中学校長から提出された調査書等及び学力検査の成績に基づいて行われます。
ただし、面接・実技検査等を実施した学校・学科(コース)は、その成績も判定資料とされます。
スポーツ推薦の選抜方法
学力検査及びスポーツ実技検査等が実施されます。
■学力検査
国語、社会、数学、理科及び外国語。
■実技検査等
スポーツ実技検査等については、各学校にて内容が定められていますので、受験する学校の検査な用をご確認下さい。
スポーツ推薦の合否判定
学力検査・スポーツ実技検査等の結果及びスポーツ推薦書、調査書等を総合して判定されます。
追募集の選抜方法
追募集は、合格者が募集定員に満たない学科(コース)で実施され、学力検査及び面接が実施されます。
また、学校によっては追学力検査及び面接のほかに作文又は小論文、実技による検査を実施されることがあります。
■追学力検査
対象科目は、国語、社会、数学、理科及び国語(英語)の総合問題。
追募集の合否判定
追学力検査、面接等の結果及び調査書等を総合して、入学者の選抜が行われれます。
過去問から読み解く、和歌山県の高校入試のチェックポイント!
国語
和歌山県の国語は4つの大問で構成され、小問集合、読解2つ、作文となっています。
難易度はやや難です。設問自体は一部を除きオーソドックスですが、記述問題の文字数が多いです。
和歌山県の国語は4つの大問で構成され、小問集合、読解2つ、作文となっています。
難易度はやや難です。設問自体は一部を除きオーソドックスですが、記述問題の文字数が多いです。
国語の傾向と対策
傾向
全体的に文量がとても多いです。
そのため、作文問題も考えると読むスピードも意識していかないと時間が足りなくなってしまうように思います。
また、この作文問題がとても独特で古典(古文や漢文)をテーマに現代文で書くという内容になっています。とても面白い良問だと思います。
対策
兎にも角にも記述問題対策だと思います。
作文問題然り、読解問題も60字以上の記述問題なので書く訓練は必須だと思います。
加えて、速読力。場合によっては本文と並行して設問を解いていく必要もあると思います。
また、小問集合はかなり狙い目です。漢字や文法、草書や討論などバラエティにこそ富みますが、難易度は比較的簡単な問題が多いです。
数学
和歌山県の数学は5つの大問で構成され、小問集合が2つ、法則性を問う問題(数列)、関数、図形となっています。
難易度はやや易です。数学が得意なお子さんは満点が狙えると思います。
和歌山県の数学は5つの大問で構成され、小問集合が2つ、法則性を問う問題(数列)、関数、図形となっています。
難易度はやや易です。数学が得意なお子さんは満点が狙えると思います。
数学の傾向と対策
傾向
全国的にも珍しく、小問集合で2つの大問を使います。さらに後ろに進めば難しくなるという構造をしているので習熟度を測ることにも使える構成になっています。
対策
対策は以下の通りです。
- 小問集合
大問2つで構成され、1は単純な計算問題が多く、2は思考力が問われる問題が出ます。ただ、難易度としては低いので教科書の基礎レベルの学力があれば難なくこなせると思います。 - 法則性を問う問題(数列)
よくある具体例から文字が出てきて一般化して答えを求めさせる問題です。
時間さえかければ問題なく解けるので、数学が苦手なお子さんはここまでをボーダーにすると作戦が立てやすいと思います。 - 関数
例外はありますが、2次関数と1次関数が出てきて、面積問題に発展するオーソドックスな問題が多いです。
最終問題までは基礎レベルの学力で太刀打ちできます。また、使われるパターンは決まっているので練習を積めば完全解答も狙えます。 - 図形
ほとんど平面図形が出てきます。相似や合同を押さえておけば問題ありません。
ただ、証明問題が記述で出たり、ヒラメキを要するので、練習だけは積んでおいた方がいいと思います。
英語
和歌山県の英語はリスニング以外で4つの大問で構成され、1つの英作文と3つの長文問題という構成になっています。
難易度としては標準です。英作文こそありますが、それ以外の長文問題はテーマも設問も易しい問題が多いです。
和歌山県の英語はリスニング以外で4つの大問で構成され、1つの英作文と3つの長文問題という構成になっています。
難易度としては標準です。英作文こそありますが、それ以外の長文問題はテーマも設問も易しい問題が多いです。
英語傾向と対策
数学と同じく、傾向を掴みやすく、対策をするのがとても簡単に思えます。
長文の分量も少ないので、全部を読んで理解するよりも、設問に合わせて必要な部分を読むという手法でも十分攻略可能です。
以下設問の中で良く出てくるパターンです。
- 指示語問題
itやthatの内容を書けというもの。その前後に答えが必ずあります。 - 並び替え問題
オーソドックスな問題がよく出てきます。関係詞や構文がよく出てきます。 - 疑問文回答問題
疑問文に出てくる人物やワードを本文からたどると、ほぼ抜出で正答できます。 - 本文流れに沿うように並び替え
段落ごとに読んでいくと簡単に回答可能です。
そのため最大の問題は英作文です。
30語で書かされることが多く、訓練あるのみなので、アウトプットの訓練をしておくと満点が狙えると思います。
理科
和歌山県の理科は5つの大問から構成され、1つが複合問題、4つが生物・地学・物理・化学の4分野からそれぞれ出題されます。
難易度としては標準です。記述問題は少なく、ほとんどが記号や単語問題ですが、広い範囲から出題されます。
和歌山県の理科は5つの大問から構成され、1つが複合問題、4つが生物・地学・物理・化学の4分野からそれぞれ出題されます。
難易度としては標準です。記述問題は少なく、ほとんどが記号や単語問題ですが、広い範囲から出題されます。
理科の傾向と対策
全体を通して問われる問題のレベルは高くないですが、単元が多い傾向があるので教科書の基礎レベルの知識を満遍なく蓄えておく必要があります。
そのため、時間との戦いにはならないので、〇か×かがはっきりすることが多いのが特徴です。
ただ、複合問題を除いてはオーソドックスなテーマが選ばれることが多いので、ある程度有名どこの単元問題をやっておくと本番に役に立ってくるかと思います。
社会
和歌山県の社会は6つの大問から構成され、地理・歴史・公民の3分野から2つずつ出題されます。
難易度としてはやや難です。記述問題もそれなりにあり、問題の難易度こそ低いですが、幅広い範囲から出題されます。
和歌山県の社会は6つの大問から構成され、地理・歴史・公民の3分野から2つずつ出題されます。
難易度としてはやや難です。記述問題もそれなりにあり、問題の難易度こそ低いですが、幅広い範囲から出題されます。
社会の傾向と対策
対策としては教科書の基礎レベルで構わないので満遍なく知識をつけておくことです。
さらに、2つずつの大問もある程度傾向が決まっているのが特徴です。
地理は世界地理と日本地理、歴史は明治以前と以後、公民は暮らしと憲法といったバランスになっています。
ただ、範囲が広いことに変わりはないので過去問を解きながら同じ問題が出たら解けるように対策をしていくと効果的です。
過去問で入試対策!和歌山県の公立高校入試問題の解答と解説
令和5年度(2023年度)の公立高校入試の過去問題
令和4年度(2022年度)の公立高校入試の過去問題
令和3年度(2021年度)の公立高校入試の過去問題
令和2年度(2020年度)の公立高校入試の過去問題
平成31年度(2019年度)の公立高校入試の過去問題
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