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不登校のお子さんを支援するものとして「フリースクール」があります。2017年から実施されている教育機会確保法によって、年々増加傾向にある不登校のお子さんに対しての支援はより幅広いものになっていくと予想されます。
フリースクールは学校にかわる学びの場であり、その役割やサポートは様々です。
教育機会確保法がどのようなものなのか、フリースクールにはどのようなものがあるのか簡単にお話ししていきます。
不登校の子どもたちに向けて、学校外での多様な学びの場を提供することを目的とした法律。
これまでは学校へ再登校(復学)することを目標としていた不登校支援ですが、考えが見直され、学校へ登校することを強制せず、子どもたちそれぞれに合った学習環境を保証しようという考え方に変わってきました。
フリースクールができ始めたのは1970年代~80年代、不登校の子どもが増えていく原因が「子ども自身にある」のではなく「学校にある」という考えから全国に広がりを見せています。
2015年に文部科学省が行った調査によると、全国に474か所のフリースクールがあることが分かっています。
公立の学校では学習指導要領を基にカリキュラムが組まれ、どこの学校に行ったとしてもほとんど同じ内容で授業や学校行事がおこなわれますが、民間の教育機関であるフリースクールではその施設によってその方針や特徴に大きく違いがあります。
それぞれに特色があるので、お子さんのタイプに合わせたり、今後どうしていきたいのかなどのニーズを考慮して選んでいきます。
学校へもう一度通うことができるようにするのが目的のフリースクールがあります。勉強面ではもちろん、学校へ通うとなると日々の生活リズムを整えるサポートもしてくれます。
学校復帰支援タイプとは反対に、復学は重要視しておらず、あくまで生徒自身の意思や気持ちが重要視されます。
学習内容も、子ども本人が興味関心のあることや好きなことを中心にやっていく場合が多いようです。
学習面に力を入れているタイプ。家庭教師や個別指導塾と似たようなスタイルで、1対1や1対少人数で学校の勉強を進めていきます。
進学や勉強の遅れが気になる場合はこのタイプが合っていると言えます。
キャンプや農業体験などの、普段に生活ではなかなか体験のできないことを中心におこなっているタイプ。不登校だお子さんの場合、集団生活の経験が少なくなってしまったり、その分思い出も少なくなりがちなので、そういった部分がカバーできます。
臨床心理士やスクールカウンセラー、医療機関と連携を取りながらサポートしていくタイプ。
発達障害や疾患が原因の不登校には安心できるタイプです。
自宅から出るのが難しいというお子さんもいらっしゃるかと思います。そういったお子さんには、ご家庭まで訪問して学習支援やカウンセリングを行っているタイプもあります。
実家を出て、寮などで共同生活をおこなっているタイプ。環境を大きく変えることになるので、念入りに見学や体験をして検討してみるのがいいかもしれません。
社会と関わっていくのに、専門的なスキルや知識があると、本人にとっても大きな自信にもつながりますよね。なかには本格的な資格取得を目指しているところもあるので、お子さんの希望に合わせて選んであげるのがいいと思います。
やる気アシストでも、「家庭教師」というもう一つの学びの場を提供しています。
指導では、やる気や自信づくりを行い、お子さんが再登校や進学、自分自身の道を見出すことができるようにお手伝いします。
また、実際に指導が始まった後も気になることや心配なことがあれば、お電話にて専門スタッフが相談をお受けすることも可能です。まずはお気軽にご相談ください!
やる気アシストでは、ひきこもり支援相談士・不登校訪問専門員の認定資格を取得し、不登校のお子さんをより深く理解し、寄り添い、正しい知識を持って指導に当たれる体制づくりに力を入れています。
認定資格を持つスタッフが中心となり、社内スタッフや家庭教師に向け、不登校の正しい知識をつけるための勉強会や指導を行っています。
また、不登校のお子さんを持つご家族の方に向けても、接し方や声掛けの方法などをお伝えさせて頂いており、ご好評いただいております。
不登校のお子さんは第三者として接することができる家庭教師という存在が大きな役割を果たすことが多いです。私たちアシストは、正しい知識を持った家庭教師が、お子さんの「やる気」や「自信」を引き出しながら、勉強面だけでなく、精神面でもお子さんの良き相談相手になれるよう、お子さんに寄り添いながら指導を行っていきます。
体験授業では、同じようなお子さんを教えたことのある経験豊富なスタッフがお伺いして、ご家庭の要望やお子さんの希望をお聞きした上でぴったりの方法を一緒に考えていきます。
また、実際に指導が始まった後も気になることや心配なことがあれば、お電話にて専門スタッフが相談をお受けすることも可能です!
不登校は早期に対応することが大切です。具体的な質問や相談が無くても大丈夫!「不登校になってしまって不安…」といった曖昧なご相談でOK!
まずはお子さんのためにお早めにご相談ください!