最初は勉強への抵抗感が大きく、やり方が分からないことがきっかけになって勉強は嫌い・苦手といったネガティブなイメージを持ってしまっていました。
まずは毎日少しずつの家庭学習の習慣から付けていこうと話して、本人に合った勉強のやり方を一緒に模索していきました。

「分かるまで教えること」を大切に、るなちゃんが疑問に思っていそうな様子だったらアプローチを変えて根気よく教えるように心掛けました。
また、できている箇所や伸びている箇所 を積極的に伝え、家庭教師や勉強に対してプラスのイメージを持ってもらえるように努めました。

志望校に向けて過去問を解いていくにつれて、以前であればすぐに諦めてしまっていたような問題でもスラスラと解けるようになったり、文章題の正答率が飛躍的に向上したことです。
指導開始当初は部活動がかなり忙しかったこともあり勉強との両立が大変そうでしたが、そういう時期から量は少しでも毎日コツコツと頑張ってきたことで部活を引退して受験勉強に専念できるようになってから結果が出たのだと思います。
はじめはあまり前向きでなかった勉強に対してちょっとずつ前向きになってくれて、進学への希望が湧いてきたと言われたときは本当に嬉しかったですね。

私は受験生のお子さんを受け持ちましたが、ちょっとした声かけや模試・テストの結果でお子さんのモチベーションに大きく影響があるのだと改めて痛感しました。
これから家庭教師をされる皆さんには、ぜひその点を意識して指導やコミュニケーションを取っていただきたいと思います。
家庭教師には集団塾や個別指導塾にはない、本当のマンツーマンだからこそのメリットがあるはずです。
ぜひ目の前のお子さんの良き理解者として、勉強はもちろんそれ以外の相談に 対しても親身に話を聞いてあげて色々とアドバイスをしてもらいたいと思います。