予習復習のメリットややり方、大事さについて
勉強をするにおいての悩みの一つとしてよく耳にするのが「どうやって勉強をしたらいいのかわからない」と言った悩みです。勉強のやり方をしっかり身に付けるのに必要なのが「予習」「復習」だと言われています。お子さんからしたら授業や宿題だけでも大変なのに予習・復讐なんてやりたくないと思うかもしれませんが、この2つを実施する事でより効率的に勉強ができるようになるのです。
予習のメリット
予習をすることで学校での授業がより耳に入りやすくなります。授業を受けていて始めての知識に何がわからないのかさえわからないと言った経験はありませんか?そのままにしていたらどんどんわからなくなり授業についていけなくなったなんてことも多いです。内容がわからなくても前もって内容に触れておくだけでも重要なポイントが把握しやすくなります。目を通すだけでも全然違い、授業内容のどの部分がわからないのかを把握することで授業中に集中して聞く部分の見当がつくのでより効率的に授業が受けれるようになるのです。
予習のやり方
予習は詳しく勉強する必要はなく教科書を開いて次の授業での内容に目を通すだけでも十分です。まだ授業で習っていない部分なのでわからないのがあるのは当然のことなので大切なのは自分がどこがよくわからないのかを事前に把握しておくことです。時間も長くやる必要もなく忙しければ10分だけでも意味があります。予習の大事なポイントは
「わからなくても気にせず気軽に行うこと」です。
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復習のメリット
復習をすることで授業内容が記憶に定着するようになります。人間は覚えた内容を覚えておくことが難しく、記憶の40%が20分後に、60%が1時間後に、70%もの記憶を1日経つころには忘れてしまうと言われています。これは「エビングハウスの忘却曲線」という研究内容です。つまり人間の脳は授業でわからない部分だけでなくわかった部分も時間と共に知識から抜けていくということになります。これを防ぐために復習が大事で復習をすることで何度もその内容に触れ脳が大事な情報とし保管するようになるのです。
復習のやり方
復習は授業内容のノートを見返し要点を確認します。その中で基本の問題は何度も繰り返し解くことが大切で、英語なら問題の全文を書き写し、数学なら基本の式をしっかり書くこと、この時に途中の式も書くことが大切です。中途半端に行うのではなく短い時間でもいいので丁寧に解くことを頭にいれ復習をするようにしましょう。また、自分が問題をしっかり理解したのかを確認するのに「他人に勉強を教える」ようにしましょう。この時のポイントとしてまだその内容を理解していない人に教えることです。相手が少し勉強が苦手なぐらいの人や年齢の近い弟や妹ぐらいが丁度いいです。人に理解できるように教えることは思っているより難しいのでこれを行うことで知識も定着しますので積極的に行うようにしましょう。
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「予習と復習はどちらも必要」
予習と復習が大切だということはお話ししましたが、実際に予習と復讐が大事なのはわかってても時間も限られているし、大変でもあります。しかしこの予習と復讐を短い時間でも行う事で日々の勉強の効率がアップすることは確実です。予習には、授業内容を効率的に聞き理解することでインっプットの質を高め、まだ知らない部分を前もって勉強することで得る力を養うといった役割があり、復習には授業で習った分野を脳に定着させ、アウトプットの質を高めるという役割があります。この双方がバランスよくこなすことで学力の向上になるのです。
「予習復習でテストの成績を上げるには」
復習の効果を実感できるのがテストです。定期的に繰り返し復習をするようにするとその部分の知識がしっかり頭に定着していますのでテストの時に知識の抜けが防げます。テスト範囲が決まった時もどの部分が大切なのかどの部分に集中して勉強するのかが把握しやすいです。何よりもテストで一番大切な自信をつけることができます。「自分はこんなに事前に復讐したんだ」というのは自分の大きな力になりますのでテストの時に緊張しやすい方やなかなか結果が出ない方も復習をすることが力になるのです。
まとめ
これまでに予習と復習のメリットとやり方、どちらも大切だということを紹介しました。学生は勉強だけでなく日々の習い事や部活動など大変な毎日だと思います。帰ってからも宿題などもありますし予習と復習の大切さがわかっても実現することがとても大変だと思います。しかしこの予習と復習を行うことで必ず勉強の効率が上がりますし、その時は大変でも長期で見れば授業も楽になったり、テスト前に慌てずに済んだりと自分の負担を減らすことにはなります。大切なのは短い時間で予習は大まかで復習は重点的にを意識しながら行うことで自ずと成績も上がってきますので予習復習を少しでもいいので取り入れるようにしましょう。
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