軽視できない!スキマ時間でしっかり暗記
このスキマ暗記方法は紙1枚に覚えたいことを書いて、トイレやお風呂に貼る、これだけです。
しっかりと意図を理解することが大事なのでやり方を紹介していきます。
1つ目の隙間時間
まず1つ目の隙間時間として、トイレです。
他に隙間時間として後で2つ載せますが、まずはやり方を説明していきます。
載せる内容は、英単語、歴史用語、歴史年表、数学の公式…など覚えたい単語系ならなんでもOK。オススメは英単語で、英語:日本語訳…といった感じで単語帳のように羅列していきます。
貼り付ける位置は、ドアや壁など、便器に座った際に必ず視界に入る位置。横を向かないといけないなど、見るのに少しでも動作が必要な場所はNGです。
意識しなくても見える場所でなければいけません。
あとはトイレ中にその紙を見つめるだけ。ぶつぶつと呟いてみてもOKです。
しゃべりながら覚える方法は、目で見て、口から発声して、耳から聞くので、暗記をするうえで非常に効率が良い方法です。
1回のトイレの時間は個人差あるものの約1分程度ですが、1日に2~3回使用しても3分その紙を目にすることになります。このわずかな時間が意外とバカにならないものです。
しかしこのシートは、あまり多いと、読む気、つまりやる気をなくします。
大きく、情報量が多い紙を使うより、コンパクトにまとめたものを何枚か用意して周回するほうがはるかに効率的ですので、初めは少なめにして徐々に増やしていきましょう。
ポイントとして、そのシートに書く量は少なくても10単語~20単語程度、大きくてもノートやルーズリーフ1ページ分に抑えることです。
何枚か周回する中で、覚えにくい単語や苦手なもの…いわゆる『弱点』がなんとなく浮き彫りになるはずです。そうなってきたら、また『弱点』を集約した紙を作ります。
そうすることで、自分専用の単語シートができあがります。
このシートは「覚える人」=つまりお子さん自身が作成することをおすすめします。
自分は何が苦手なのか、何はできているのかという知識の棚卸ができるからです。
何が苦手かわからない、何を載せればわからないということであれば、覚えたいこと、重要なことをとにかく1枚のシートに載せてください。いっぺんに全部載せきらなくても、1個1個確実に覚えていきましょう。
はじめのうちは保護者さまが作ってもいいですし、一緒に作ってみてもありですね。
また、トイレ内に貼ることで、トイレを使う家族もそのシートを目にします。
今何を覚えようとしているのか、何が苦手なのか把握できるのはもちろんなのですが、
日々の会話の中で「あの単語の意味は?」といったようにすかさずクイズのように出してみても面白いかもしれません。
トイレ内の衛生面が気になるようであればコピーを使用して、トイレ内のものは破棄するでも大丈夫ですし、ビニール袋やクリアファイルに入れて貼り、除菌シートでふき取って使ってみてください。それぞれのご家庭の事情もあると思うので、やりやすい状況で試行錯誤してみましょう。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
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2つ目の隙間時間
二つ目の隙間時間はお風呂です、お風呂の湯船につかる時間が有効に使えます。
お風呂の湯船につかる時間を利用してシートを見ても効率がいいです。
さすがに濡れる頻度が高い等で、貼り付けっぱなしにすることは難しいと思いますが、ビニール袋に入れたりして湯船に持ち込みます。
トイレよりは湯船につかる時間のほうが長いはずですので、歴史の年表などちょっと量が多めの暗記に適しています。
それでも量が多いとやはりやる気にならなくなるので、多くてもノート一枚を厳守してください。
お風呂くらいリラックスしたい!勉強を忘れたい!という気持ちであれば、トイレのみでも十分ですし、お風呂勉強は2日にいっぺんにする、5分はシートを見て、後はリラックスタイムなど続けやすい方法を探してみてください。「やらないより圧倒的に有利」です。少しやってみて負荷が高いと感じるなら、続けられる方法を探してください。
30分を1日だけより、1分が30日のほうが大切です。
少なくとも、スマホを持ち込んでいるよりは意味のある時間になるはずです。
机に向かっているのみの勉強でなく、周りの環境が変わった中でもあるので、記憶の定着に適しています。
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3つ目の隙間時間
最後の隙間時間は歯磨きをする時間です。
歯磨きしつつシートを見るだけです。さすがにつぶやくことができないので、トイレに貼る量より少なくしておくことをお勧めます。
ボリュームの目安としては、以下の通りです。
個人差はあると思いますので、あくまで目安ですし、お風呂トイレ歯磨き全部同じシートにしてみても問題ありません。自分に合った方法を探してみてください。
お風呂用:多め(20単語、ノート1枚程度)
トイレ用:ふつう(15単語、ノート半分程度)
歯磨き用:少なめ(10単語、メモ帳程度)
この3つを全部やったと仮定してみます。
日中は学校にいっていることを考えて、朝と晩の計算にしてみます。
トイレ1分×1日3回=3分
お風呂5分×1日1回=5分
歯磨き1分×1日2回=2分
1日10分の隙間時間を確保できます。テストがない期間でも継続することで、覚えられる量はかなり増えるはずです。
無理のない範囲で、コツコツ覚えていってください。
千里の道も一歩から、です。