苦手教科への取り組み方
得意教科は勉強するのが苦じゃないから出来るけど、苦手教科は分からなくてイライラするから嫌だという人も多くいると思います。
こういったところから、苦手な勉強を避けて、出来る勉強をしてしまうので、「得意な教科はどんどん出来るけど、苦手教科はいつになっても点が上がらない」という悪循環に繋がってしまいます。
ただ、小・中学の勉強は基礎になるので、どれも万遍なく解けることが望ましい…。
そんな悩みを持つ方の為に、今回は苦手教科に対する取り組み方をお話ししたいと思います。
取り組み方のポイント
苦手教科への取り組み方①:少しずつ、毎日取り組む
1つ目は、短い時間の勉強を毎日取り組むことです。
やる気が本当にない人でも、これなら取り組めると思います。
苦手教科に取り組むとなると、どうしてもネガティブな気持ちで入ってしまうと思います。しかし、始める前からゴールが見えていたら話は別です。5分や10分など、集中したらすぐに経ってしまうくらいの時間を設定して、取り組み始めてみて下さい。
一日〇ページ進める!などという立派な目標は、数日は続くかもしれませんが、面倒になってしまってやらなくなってしまいます。
すぐにやめてしまう方法よりは、どれだけ短い時間でも毎日継続して積み重ねていく方が、気分の下がり方も最小限に抑えられるし、どんなに忙しくても確実に行えるので、結果的に効率的です。
さらに、毎日短い時間を継続して行っていくと、段々慣れてきて、「もう少し長い時間やっても大丈夫かな」という気分になります。そこまで行けば、苦手から脱出する道が見えてくると思いますよ。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
苦手教科への取り組み方②:先に得意教科に取り組んでから行う
2つ目は、苦手教科に取り組む前に、得意教科に取り組む事です。これは①で紹介した通り、苦手教科に対するネガティブな気持ちを緩和するためです。
勉強そのものが嫌いだ!という人もいると思いますが、得意教科であれば、まだ取り組みやすいはずです。
あと、何でもそうですが、やり始める時が一番気持ちの抵抗感があるので、それを得意教科で受け止めて、苦手教科に繋げていくというのは少なからず効果があります。
実際、私が中学生の時は「数学」が苦手で「英語」が得意だったので、最初に英語の読み書きやワークなどを行った後、数学の問題集に取り組むなどして、なんとか苦手教科に取り掛かっていました。やはり一番最初の抵抗を得意教科で乗り越えているので、すんなり勉強に入れたのです。
苦手教科への取り組み方③:戻り学習をする(やる気はまあまああるけど、苦手な教科がある人向け)
3つ目は、戻り学習をすることです。戻り学習とは、今習っている内容より前段階の学習内容に戻って学習することです。苦手教科の勉強の時間が増えて最悪だと感じるかもしれませんが、「急がば回れ」という言葉がある通り、これが最短で今の学習内容を理解する手段になったりするわけです。
「苦手だな…」と感じている理由は人によって様々だと思いますが、誰にでも苦手意識を感じるようになってしまった原因があります。原因が分かっていないと、ずっと苦手を引きずって進むことになってしまい、ポジティブになれるわけがありません。
その原因にたどり着く一番の方法が、戻り学習というわけです。
一流のスポーツ選手でも、スランプ(一時的に調子が悪い状態)に陥った時、まずは基礎練習に取り組むそうです。上手な人は難しいテクニックの練習だけでなく、基礎練習も非常に大事にしているのです。
これはスポーツだけでなく、何でも同じことが言えます。
「中1や中2になって、小学校5,6年生の内容を勉強し直すのは恥ずかしい…」という気持ちになるかもしれませんが、それこそ中3や高校生になってから戻るほうが、戻らなければいけない内容がとてつもない量になりますし、取り戻すのがどんどん大変になります。
早めに苦手を無くそうと戻り学習をしていることは誇らしい事です!
苦手教科は、
- 毎日コツコツ
- 得意教科をやってから
- 戻り学習を取り入れながら
\小・中・高校生の勉強にお悩みのあるお子さん・保護者様へ/
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これを意識して取り組むことで、いずれは得意教科になることだって夢ではありません。
始める時が一番大変だと思いますが、一歩踏み出して頑張ってみましょう!
保護者さまだけの力ではどうしてもお子さんの勉強をサポートすることが難しい…と考えている方には、家庭教師のやる気アシストをおススメします!
やる気アシストでは、今回の記事のような「苦手教科に対する取り組み方」について、実体験を踏まえながら教えてくれる先生が多く在籍しています。勉強の内容だけでなく、勉強への取り組み方も教えてくれるので、きっとお子さんの勉強の支えとなります。
「どうしてもやる気が出ない…」「定期テストが近いのに勉強が進まない」という悩みを抱えている方がいたら、是非家庭教師のやる気アシストを検討してみて下さい!