【英語】「ed」を付けるだけじゃない!過去形(一般動詞)

今までたくさんの英語の基本文法や表現を学んできましたね。
この単元からは、「過去」の表現方法を学んでいきましょう!

「過去」というとなかなかイメージしづらいかもしれませんが、
日常会話を思い出してみて下さい!
「昨日は帰った後、テレビをみたよ」「夏休みにはプールに行ったよ
など、日常会話は過去の表現でいっぱいですよね。
これらのようなもうすでに起こったことを英語で表現する方法を学んでいきましょう!

「edをつけるだけじゃないの?」と思っている方も必見です。
過去形について細かく解説します。
疑問文や否定文の作り方もマスターしちゃいましょう!

目次

1.過去形とは?

過去を表現するには、動詞を 過去形に変えましょう!
以前習った現在進行形で「~ing」を付けたときと似ています。動詞の形を変えればよいのです。
be動詞と一般動詞がありますが、この単元では 一般動詞の場合を学んでいきましょう。
では、実際に英語表現がどう変化するのかを見ていきます。

例①

皆さんが今まで学習してきた表現では、
We play baseball.
「私たちは野球をします。」
と表現することができます。
これは、「習慣」を示していて、具体的にいつしたのかは示していません。

では、「昨日野球をした」という過去を表現するにはどうしたらよいでしょうか?
動詞を原形から過去形にしましょう。
過去形にするには、動詞の後ろに「ed」をつけます。
昨日という意味であるyesterdayも文末に入れましょう。

We played baseball yesterday.
「私たちは昨日野球をしました。」
 これが過去形による表現です。

例②

もう一つ具体例を見ていきましょう。

まずは今までに習った表現です。
He watches the TV every Sunday.
「彼は毎週日曜日にテレビを見ます。」
三単現のsがついていますが、先程と同様に「習慣」を示しています。

では、「先週の日曜日にテレビを見た」という過去を表現してみましょう。
先程と同様に、動詞の後ろに「ed」をつけます。
この際、三単現のsの表現である「es」を取る必要があります。

また、先週は「last」で表現することを知っておきましょう。
過去形の表現ではよく使用されます。
「前回の」という意味から、去年先月などと言いたい場合も使用します。
He watched the TV last Sunday.
「彼は先週の日曜日にテレビを見ました。

読み方にも注意があります。
「ウォッチドゥ」だと言いにくいため、「ウォッチトゥ」と言います。
このように動詞によって「ed」の読み方が変わることに注意してください。

これが過去形のざっくりとした説明です。
次は、細かい部分に焦点を当てて説明します。

2.過去形のつくり方

ここまでに例を2つ挙げて、過去形のつくり方を説明してきました。
動詞の原形に「ed」をつけると過去表現になりましたよね。
しかし、実はいくつか例外があるので、それらを紹介します。
通常の場合を含み4つに分けて学習しましょう。
特に④の不規則変化はよくテストに出るので、要チェックです!

①そのまま「ed」をつける

これは先程学習したものです。

多くの動詞がこれで大丈夫です。
We play baseball.
↓過去形
We played baseball yesterday.

読み方は異なる場合があるので注意してください。
声に出して覚えるのがおすすめです!

②最後が「e」の単語は、「d」だけつける

これも直感的にできますよね!

He lives in America.
↓過去形
He lived in America two years ago.

このように元の動詞のeに続いて、そのままdをつけましょう。
「ago」という表現もぜひ一緒に覚えてください。
これは「~前」という意味があり、期間を表す表現とともに「何年前」や「何日前」などの表現をすることができます。

③子音字+yの時は、yをiに変えてedをつける

少しややこしいですよね。具体例を見ていきましょう。
いくつか例を覚えると、自然に変化させられるようになりますよ!

study English at university.
↓過去形
studied English at university last year.

 子音字とは、母音字(a.i.u.e.o)ではないものです。
つまり、yの前の文字が「a.i.u.e.o以外の文字」だった場合、この変形になります。

④不規則変化

これは最も注意が必要です!そしてよくテストにでます!
「ed」や「d」を付けるだけでは、過去形にはならない動詞です。
全く異なる形になるので暗記するしかありません。

必ず覚えましょう!
see some birds.
↓過去形
saw some birds yesterday.

代表的なものを以下に紹介します。これらは今覚えちゃいましょう!
発音が難しいものも多いので、口に出して覚えましょう。

意味原形過去形
見るseesaw
知るknowknew
書くwritewrote 
するdodid
買うbuybought
食べるeatate
手に入れるgetgot
与えるgivegave
行くgowent
持っているhavehad
作るmakemade
会うmeetmet
走るrunran
話すspeakspoke
教えるteachtaught

沢山ありますし、難しいですよね…
でも実は他にもたくさんあるので、出てくるたびに確実に暗記しましょう!

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3.過去形の疑問文(一般動詞)

これまでと同様に、疑問文と否定文の作り方を知りましょう。
まずは、疑問文です。
「~しましたか?」という表現です。

 三単現のsのときとかなり似ているので、見比べながら進めていきましょう。

Ken lives in America.
↓疑問文
Does Ken live in America?
-Yes, he does.
-No, he doesn’t [does not].
(ケンはアメリカに住んでいますか?)

 「Does」を使って、疑問文を作りましたよね?
三単現のsが「Does」についているので、動詞は原形になおします。

では、本題です。 同じ要領で過去形も疑問文にしてみましょう。

Ken lived in America last year.
↓疑問文
Did Ken live in America last year?
-Yes, he did.
-No, he didn’t [did not].
(ケンは去年アメリカに住んでいましたか?)

このように、Doの過去形である「Did」を使用して疑問文を作ります。

動詞の過去形が不規則変化の場合も同様です。
saw some birds yesterday.
↓疑問文
Did you see some birds yesterday?
-Yes, I did.
-No, I didn’t [did not].
(あなたは昨日鳥たちを見ましたか?)

4.過去形の否定文(一般動詞)

「~しませんでした。」という過去形の否定文について学習していきましょう。
こちらも、三単現のsの否定文を復習して、それと同じ要領で過去形の否定文を作りましょう。

三単現のsの否定文です。
Ken lives in America.
↓否定文
Ken doesn’t [does not] live in America.
(ケンはアメリカに住んでいません。)
「doesn’t」を使って、否定文を作りましたね。こちらも、動詞は原形になおします。

では、本題です。 同じ要領で過去形も否定文にしてみましょう。
Ken lived in America last year.
↓否定文
Ken didn’t [did not] live in America last year.
(ケンは去年アメリカに住んでいませんでした。)
このように、doの過去形である「did」を使用して疑問文を作ります。

動詞の過去形が不規則変化の場合も同様です。
He gave me a present yesterday.
↓否定文
He didn’t [did not] give me a present yesterday.
(彼は昨日私にプレゼントをあげませんでした。)

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5.疑問詞を使った過去形の疑問文

すでに習った疑問詞(what, when, who, where, how )を使って、過去形の疑問文を作ることができます。
例えば、「昨日昼ごはんに何食べたの?」「カレーを食べたよ。」のような日常会話をすることができます。
では、具体的に見ていきましょう!

What did you eat for lunch?
(昼食に何を食べましたか?)
– I ate curry.
(カレーを食べました。)

 このように表現します。
注意点は、「eat」と聞かれているけれども、答える際は「ate」を使用することです。
これは慣れないと忘れがちなので気をつけましょう!

次は、「where」を使った疑問文を見ていきましょう。
Where did you go in summer?
(夏にどこに行きましたか?)
– I went to Australia.
(オーストラリアに行きました。)

最後は、「how」を使った疑問文を見てみましょう。
How many apples did you buy yesterday?
(昨日リンゴをいくつ買いましたか?)
– I bought three.
(3つ買いました。)

一般動詞の過去形について理解できましたか?
これで、疑問文も否定文も含め、「~した」という表現ができるようになりましたね!
ポイントは不規則変化の動詞ですので、表の右側を隠しながら暗記を頑張りましょう!

この記事を書いた人
趣味:サイクリング

学習アドバイザー 後藤

家庭教師のやる気アシストで、学習アドバイザーとして年間600人以上のお子さんの勉強のお悩みを解決!たくさんのお悩みを解決してきた学習アドバイザーの目線から、勉強に関する様々なことを記事にしています。
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