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前回は接続詞と感動詞について学んでいきました。
今回も引き続き品詞について学んでいきます。ターゲットは助詞です。
品詞とはどんなものだったかの復習はコチラの記事を参照してみてください。
助詞とは付属語のうち、活用しないもののことを言います。助詞は、自立語の後につき、語句と語句の関係を表したり、意味を付け加えたりします。
上記の/は文節の区切りを、|は単語の区切りを示します。
太字の部分が助詞です。今までの品詞の中でも一番頻度が高く文中に出てくる品詞です。
次章では助詞の種類について学んでいきたいと思います。
助詞の種類を表にまとめてみたいと思います。
格助詞 | 主に体言について、前後の語句の関係を示します。(例)犬が吠える。 |
副助詞 | いろいろな単語について、意味を付け加えます。(例)今年は寒さが厳しい。 |
接続助詞 | 主に活用する語句について前後の語句を繋ぎます。(例)到着したから電話しよう。 |
終助詞 | 主に文末について、意味を付け加えます。(例)宿題は終わりましたか。 |
次章からはこの種類ごとに説明をしていきたいと思います。
主に体言について、前後の語句の関係を示す助詞のことを格助詞と言います。
格助詞となるのは以下の助詞です。
「を・に・が・と・より・で・から・の・へ・や」(鬼が戸より出、空の部屋)
格助詞には5つの「格」があり、それに応じた用法があります。
主格の用法としては主語を作ることです。
連体格の用法としては連体修飾語(体言を修飾)を作ることです。
連用格の用法としては連用修飾語を作ることです。
並立格の用法としては並立の関係を作ることです。
準体格の用法としては体言の代用(「のもの、のこと」と言い換えられる)になることです。
いろいろな単語について、意味を付け加える助詞のことを副助詞と言います。
副助詞になる助詞は様々な種類があります。
そのため、副助詞はどのような意味を付け加えるのかを押さえておくことが大切になります。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
主に活用する語句につけて、前後の語句をつなぐ助詞のことを接続助詞と言います。
接続助詞になる助詞もたくさんの種類があります。
そのため、接続助詞はどのような用法があるかを押さえておくことが大切になります。
以上の4つの用法を見ていきましょう。
接続助詞が表す接続の関係には4つの種類があります。
接続助詞が表す並立の関係の文を見ていきましょう。
接続助詞が表す補助の関係の文を見ていきましょう。
接続助詞が連用修飾語を作るときの文を見ていきましょう。
接続助詞は、それぞれ接続する活用形が決まっています。
主に文末について、意味を付け加える助詞のことを終助詞と言います。
終助詞になる助詞もたくさんの種類があります。また、話し手の気持ちや態度など、様々な意味を付け加えます。
そのため、終助詞はどのような意味を付け加えるのかを押さえておくことが大切になります。