






前回に引き続き、文学史について学んでいきましょう!
今回は、江戸・明治・大正・昭和時代の文学作品です。
ジャンルも増えて、現代にどんどん近づいていきます!
時代ごとに学習していきましょう!
さて早速、江戸時代から見ていきましょう!
室町時代までは、貴族や武士やお坊さんが文学の担い手でしたね。
では、江戸時代になると誰が担い手となるのでしょうか?
正解は、町人です。
町人とは町に住んでいる商売をする人や職人のことです。
彼らが担い手となって新たな文学作品が多く生まれました。
江戸時代は1600-1850年くらいまでです。
とても長いので、前期・中期・後期の3つに分けてみていきましょう!
まずは江戸時代の前期です。
『日本永代蔵』
『おくの細道』
次は江戸時代の中期です。
1700年前後のことだと思ってください。
『曽根崎心中』
江戸時代後期には人気の長い小説が生まれます。
『南総里見八犬伝』
ここまでが江戸時代の作品です、
江戸時代までの作品を「古文」と呼んでいます。
現代語訳がないとなかなか理解しづらいものが多いですよね。
ここから先の明治時代からはどんどん現代に近づいていきますよ!
次は明治時代です。
前述のとおり、「古文」の時代は終わったので、現代によっていきます。
そのきっかけは以下のような出来事です。
1858年 日米修好通商条約
↓
西洋の文化・文学が到来
↓
翻訳された本が入ってくるため、古文から現代の文章へ!
では、具体的な作品を見ていきましょう!
『舞姫』 森鷗外
『吾輩は猫である』 夏目漱石
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
明治時代の次は、大正時代です。
『羅生門』 芥川龍之介
『山椒魚』 井伏鱒二
『伊豆の踊子』 川端康成
最後は昭和時代です。
昭和にはとても大きな出来事があり、その前後で分けて作品を見ていきましょう。
大きな出来事とは、
では、まず終戦前の文学作品を見ていきましょう。
『山羊の歌』 中原中也
『走れメロス』 太宰治
『銀河鉄道の夜』 宮沢賢治
これらが終戦前の有名な文学作品です。
この後、1945年に終戦となります。
終戦後の作品を見ていきましょう!
『金閣寺』 三島由紀夫
以上が、昭和の文学史です。
江戸・明治・大正・昭和時代の文学史は分かりましたか?
聞いたことのある作品も多かったと思います。
有名なので一度は読んでみて欲しいものばかりです!
時代背景を知った上で読むと、より面白さを感じることができるので、ぜひこの記事を読んだ後に読書してみてはいかがでしょうか?